アオイロ缶詰

(しんこきゅうしたらだいすきなものあつめよう)

深呼吸したら　大好きなもの集めよう

(あおいろかんづめつくるために)

アオイロ缶詰　作るために

(ひかりさすうみのあおみなぞこのぐんじょう)

光さす海の青　水底の群青

(はじけゆくあわのせつないみずいろ)

はじけゆく泡の　切ない水色

(かなしみがうみだすくらやみがあふれたら)

悲しみが生み出す　暗闇があふれたら

(あおいろかんづめもってきみにあいにいくよ)

アオイロ缶詰もって　君に会いに行くよ

(なかないでねなかないでね)

泣かないでね　泣かないでね

(なみだいろよりふかいうみのあおさをあげる)

涙色より深い　海の碧(あお)さをあげる

(いつもいっしょにきみとわらいあえるなら)

いつも一緒に　君と笑い合えるなら

(ぼくのだいすきをたくさんあげる)

僕の大好きを　たくさんあげる

(みあげたそらがどこまでもきれいで)

見上げた空が　何処までも綺麗で

(あおいろかんづめにしまいこんだ)

アオイロ缶詰に　しまいこんだ

(かぜにゆれるはなはきよらかなあいいろ)

風に揺れる花は　清らかな藍色

(ひとつつみとってきみにとどけよう)

ひとつ摘み取って　君に届けよう

(むねのおくそめてくぶるーなきもちだって)

胸の奥染めてく　ブルーな気持ちだって

(いつかはすみわたるあおぞらにかえっていくよ)

いつかは澄み渡る　青空に還って行くよ

(なかないでねなかないでね)

泣かないでね　泣かないでね

(せかいをいろどるすてきなものをあげる)

世界を彩る　素敵なものをあげる

(ずっといっしょにきみとしんじあえるなら)

ずっと一緒に　君と信じあえるなら

(ぼくはいつだってがんばれるんだ)

僕はいつだって　がんばれるんだ

(こころのめいろがはいいろにくすむと)

心の迷路が　灰色にくすむと

(だいじなものもみえなくなるから)

大事なものも　見えなくなるから

(そんなときはどうかおもいだしてほしいよ)

そんな時はどうか　思い出してほしいよ

(ぽけっとのなかにあるきみのあおいろかんづめを)

ポケットの中にある　君のアオイロ缶詰を

(なかないでねなかないでね)

泣かないでね　泣かないでね

(こぼれたなみだはうみのあおにとけるよ)

零れた涙は　海の碧に溶けるよ

(ずっといっしょにきみとわらいあえるなら)

ずっと一緒に　君と笑い合えるなら

(ぼくはいつだってがんばれるんだ)

僕はいつだって　がんばれるんだ