花帰葬
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歌詞(問題文)
(あてどなくただきみはさまよいながら)
あてどなく ただ君は彷徨いながら
(ひえたこころをふるわせてんをあおいだ)
冷えた心を震わせ 天を仰いだ
(しゅうえんのとりがたかいそらからときをつげ)
終焉の鳥が 高い空から刻(とき)を告げ
(とざされたせかいでぼくらはまためぐりあう)
閉ざされた世界で 僕らはまた巡り会う
(きみをうばいさるそのすべてをいてつくまちにすて)
君を奪い去るその全てを 凍てつく街に捨て
(ながいかなしみのおわるばしょへ)
永い哀しみの終わる場所へ
(かたくてをつなぎかけてゆこう)
堅く手をつなぎ駆けてゆこう
(しろくちりいそぐはなのように)
白く散り急ぐ花のように
(あかくながれるいのちのうえに)
朱(あか)く流れるいのちの上に
(ゆきはとめどなくふりつもる)
雪は止め処なく降りつもる
(はてしなくつづくこのはくぎんのみち)
果てしなく続く この白銀の路(みち)
(あわくはかないきぼうにあすをゆめみた)
淡く儚い希望に 明日を夢見た
(はるつげのとりはなみだのしずくかぞえつつ)
春告げの鳥は 泪(なみだ)の雫数えつつ
(とわにくりかえされるるてんをなげいてうたう)
永久(とわ)に繰り返される 流転を嘆いて謳(うた)う
(きみをいつくしむそのおもいがやみをみちびいても)
君を慈しむその想いが 闇を導いても
(つみにけがれなきこころだけに)
罪に 汚れなき魂(こころ)だけに
(いまみをゆだねいきる)
今 身を委ね生きる
(かみにみはなされたこのせかい)
創造主(かみ)に 見放されたこの世界
(かざはなのまいにときはなたれゆきどけにめざめひかりさす)
風花の舞いに解き放たれ 雪解けに目覚め光さす
(ほろびゆくうまれいずるすべてのいのちはせつげんにさくはな)
滅びゆく生まれいずる 全てのいのちは雪原に咲く花
(はこにわのちいさなはな)
箱庭の 小さな花
(まるでしろいまぼろしのようにかぜにゆられるまま)
まるで白い幻のように 風に揺られるまま
(よろこびにかなしみにかがやいてつつまれときはながれる)
喜びに哀しみに 輝いて包まれ時は流れる