仁和寺にある法師

関連タイピング
-
清少納言 「枕草子」 第一段
プレイ回数3592かな655打 -
徒然草の序段のタイピングです! 暗記に使ってね☆
プレイ回数2684かな124打 -
いろは歌
プレイ回数1.4万かな87打 -
竹取物語の現代語訳です。長文です!
プレイ回数988長文1508打 -
竹取物語の現代語訳です。長文です!
プレイ回数728長文1968打 -
竹取物語の現代語訳です。長文です!
プレイ回数755長文2715打 -
いろはで五十音をタイピング!
プレイ回数412短文かな87打 -
源氏物語の各帖の名前を最初から最後までタイプ
プレイ回数9689短文かな427打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(にんなじにあるほうし)
仁和寺にある法師
(としよるまでいわしみずをおがまざりければ)
年寄るまで岩清水を拝まざりければ
(こころうくおぼえて)
心憂く覚えて
(あるときおもいたちてただひとりかちよりもうでけり)
あるとき思い立ちて、ただ一人徒歩より詣でけり
(ごくらくじこうらなどをおがみてかばかりとこころえてかえりにけり)
極楽寺、高良などを拝みて、かばかりと心得て帰りにけり
(さてかたへのひとにあいて)
さて、かたへの人に会いて
(としごろおもいつることはたしはべりぬ)
「年頃思いつること、果たしはべりぬ。
(ききしにもすぎてとうとくこそおわしけれ)
聞きしにも過ぎて、尊くこそおわしけれ。
(そもまいりたるひとごとにやまへのぼりしはなにごとかありけん)
そも、参りたる人ごとに山へ登りしは何事かありけん。
(ゆかしかりしかどかみへまいるこそほいなれとおもいてやままではみず)
ゆかしかりしかど、神へ参るこそ本意なれと思いて山までは見ず」
(とぞいいける)
とぞいいける。
(すこしのことにもせんだつはあらまほしきことなり)
少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。