タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-4
『指たちの家出編』
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タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-4
『指のかわいいわがまま編2-1』です。
タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-5
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問題文
(ともやとゆびたちはふたたびつよいきずなをもち、)
智也と指たちは再び強い絆を持ち、
(ともにあらたなちょうせんにむかってあゆんでいた。)
共に新たな挑戦に向かって歩んでいた。
(かれらのきょうりょくによって、)
彼らの協力によって、
(ともやはだいがくのたいぴんぐこんてすとでれんぞくゆうしょうをはたし、)
智也は大学のタイピングコンテストで連続優勝を果たし、
(ますますちゅうもくをあびるようになった。)
ますます注目を浴びるようになった。
(そんなあるひ、ともやがれんしゅうをしていると、こゆびがふとくちをひらいた。)
そんなある日、智也が練習をしていると、小指がふと口を開いた。
(「ねえ、ともや。たまにはたいぴんぐいがいのこともやってみない?」)
「ねえ、智也。たまにはタイピング以外のこともやってみない?」
(ともやはおどろいた。「たいぴんぐいがいのこと?たとえばなにを?」)
智也は驚いた。「タイピング以外のこと?例えば何を?」
(こゆびはすこしてれながらこたえた。)
小指は少し照れながら答えた。
(「うん、たとえば・・・えをかくとかさ。)
「うん、例えば…絵を描くとかさ。
(ゆびさきをもっとじゆうにうごかしてみたいんだ。」)
指先をもっと自由に動かしてみたいんだ。」
(ともやはえがおでこたえた。)
智也は笑顔で答えた。
(「いいね、それもたのしそうだ。)
「いいね、それも楽しそうだ。
(じゃあ、きょうはたいぴんぐのれんしゅうはおやすみにして、えをかいてみよう。」)
じゃあ、今日はタイピングの練習はお休みにして、絵を描いてみよう。」
(ともやはがようしといろえんぴつをよういし、じゆうにえをかきはじめた。)
智也は画用紙と色鉛筆を用意し、自由に絵を描き始めた。
(ゆびたちはよろこびながらそれぞれのうごきをたのしんでいた。)
指たちは喜びながらそれぞれの動きを楽しんでいた。
(こゆびはこまかいせんをひくのがとくいで、)
小指は細かい線を引くのが得意で、
(くすりゆびはやわらかなきょくせんをえがくのがじょうずだった。)
薬指は柔らかな曲線を描くのが上手だった。
(ひとさしゆびはいろをぬるのにむちゅうになり、)
人差し指は色を塗るのに夢中になり、
(どんどんからふるなえがかんせいしていった。)
どんどんカラフルな絵が完成していった。
(「やった、すごくたのしい!」とこゆびがよろこぶと、)
「やった、すごく楽しい!」と小指が喜ぶと、
(くすりゆびも「もっとたくさんえをかこうよ」とこうふんぎみにいった。)
薬指も「もっとたくさん絵を描こうよ」と興奮気味に言った。
(ともやはそのようすをみてほほえんだ。)
智也はその様子を見て微笑んだ。
(「みんな、こんなにたのしんでくれるなら、これからもときどきえをかこうね。」)
「みんな、こんなに楽しんでくれるなら、これからも時々絵を描こうね。」
(つぎのひ、ともやがふたたびたいぴんぐのれんしゅうをはじめると、)
次の日、智也が再びタイピングの練習を始めると、
(こゆびがまたわがままをいいだした。)
小指がまたわがままを言い出した。
(「ともや、きょうはなにかおいしいものをつくってみない?」)
「智也、今日は何かおいしいものを作ってみない?」
(ともやはわらいながらこたえた。)
智也は笑いながら答えた。
(「おいしいもの?りょうりをするってことかい?」)
「おいしいもの?料理をするってことかい?」
(こゆびはうなずいた。「うん、りょうりもたのしいんじゃないかな。)
小指はうなずいた。「うん、料理も楽しいんじゃないかな。
(ぼくたちもいろんなことをたいけんしてみたいんだ。」)
僕たちもいろんなことを体験してみたいんだ。」
(ともやはたのしそうにだいどころへむかった。)
智也は楽しそうに台所へ向かった。
(かれはざいりょうをそろえ、ゆびたちといっしょにくっきーをつくることにした。)
彼は材料を揃え、指たちと一緒にクッキーを作ることにした。
(こゆびはきじをこまかくかたちづくり、)
小指は生地を細かく形作り、
(くすりゆびはでこれーしょんをたんとう。)
薬指はデコレーションを担当。
(ひとさしゆびはくっきーのかたちをととのえるのにいそがしかった。)
人差し指はクッキーの形を整えるのに忙しかった。
(「いいにおいがするね!」とこゆびがいうと、)
「いい匂いがするね!」と小指が言うと、
(くすりゆびも「もうすぐやきあがるよ!」とこうふんしていた。)
薬指も「もうすぐ焼き上がるよ!」と興奮していた。
(やきあがったくっきーをみて、ともやはまんぞくそうにほほえんだ。)
焼き上がったクッキーを見て、智也は満足そうに微笑んだ。
(「みんな、これがぼくたちのちからをあわせてつくったくっきーだよ。」)
「みんな、これが僕たちの力を合わせて作ったクッキーだよ。」
(ゆびたちはほこらしげにくっきーをみつめ、)
指たちは誇らしげにクッキーを見つめ、
(「おいしそう!」とこえをそろえた。そして、)
「美味しそう!」と声を揃えた。そして、
(ともやとゆびたちはいっしょにくっきーをたのしみながら、えがおですごした。)
智也と指たちは一緒にクッキーを楽しみながら、笑顔で過ごした。
(それいらい、ともやはたいぴんぐのれんしゅうだけでなく、)
それ以来、智也はタイピングの練習だけでなく、
(ゆびたちといっしょにいろんなことにちょうせんするようになった。)
指たちと一緒にいろんなことに挑戦するようになった。
(えをかいたり、りょうりをしたり、がっきをえんそうしたり。)
絵を描いたり、料理をしたり、楽器を演奏したり。
(ゆびたちのわがままはときどきでるが、それもまたかわいらしく、)
指たちのわがままは時々出るが、それもまたかわいらしく、
(ともやはいつもたのしんでうけいれた。)
智也はいつも楽しんで受け入れた。
(ともやとゆびたちは、どんなことでもいっしょにたのしむことで、)
智也と指たちは、どんなことでも一緒に楽しむことで、
(ますますつよいきずなをきずいていった。)
ますます強い絆を築いていった。
(かれらのぼうけんはまだまだつづき、あらたなちょうせんとはっけんがまっていた。)
彼らの冒険はまだまだ続き、新たな挑戦と発見が待っていた。
(どんなときでも、おたがいをしんじあい、ささえあうことで、)
どんな時でも、お互いを信じ合い、支え合うことで、
(ともやとゆびたちはむげんのかのうせいをひろげていくのだった。)
智也と指たちは無限の可能性を広げていくのだった。