タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話15

(「つぎはりかじっけんしつだ」とともやはよみあげ、)

「次は理科実験室だ」と智也は読み上げ、

(かれらはいそいでじっけんしつへむかった。)

彼らは急いで実験室へ向かった。

(じっけんしつにはふくざつなそうちがならんでおり、つぎのなぞがまちうけていた。)

実験室には複雑な装置が並んでおり、次の謎が待ち受けていた。

(ひとさしゆびはそうちのそうさほうほうをりかいし、びさいなでんりゅうをつかってそうちをきどうさせた。)

人差し指は装置の操作方法を理解し、微細な電流を使って装置を起動させた。

(なかゆびはせいでんきをりようして、そうちのいちぶをうごかし、つぎのてがかりをみつけた。)

中指は静電気を利用して、装置の一部を動かし、次の手がかりを見つけた。

(くすりゆびはそのてがかりをあたたかいひかりでてらし、ともやがかいどくしやすくした。)

薬指はその手がかりを温かい光で照らし、智也が解読しやすくした。

(つぎのてがかりは、きゃんぱすないのひみつのていえんをしめしていた。)

次の手がかりは、キャンパス内の秘密の庭園を示していた。

(かれらはていえんにむかい、かくされたたからものをさがしはじめた。)

彼らは庭園に向かい、隠された宝物を探し始めた。

(ていえんにとうちゃくすると、こゆびがふたたびしんどうをつかってじめんをしらべ、)

庭園に到着すると、小指が再び振動を使って地面を調べ、

(「ここだ！」とたからものがうまっているばしょをみつけた。)

「ここだ！」と宝物が埋まっている場所を見つけた。

(ともやとゆびたちはきょうりょくしてじめんをほり、ついにたからばこをはっけんした。)

智也と指たちは協力して地面を掘り、ついに宝箱を発見した。

(たからばこをあけると、なかにはうつくしいほうせきとともに、)

宝箱を開けると、中には美しい宝石と共に、

(きゃんぱすのれきしにかんするきちょうなしりょうがはいっていた。)

キャンパスの歴史に関する貴重な資料が入っていた。

(ともやとゆびたちは、たからものをはっけんしたよろこびとともに、)

智也と指たちは、宝物を発見した喜びと共に、

(きゃんぱすのれきしにふれることができたことにかんどうした。)

キャンパスの歴史に触れることができたことに感動した。

(そのよる、かれらはきゃんぱすのひろばでしゅくしょうかいをひらいた。)

その夜、彼らはキャンパスの広場で祝勝会を開いた。

(ゆうじんたちやきょうじゅたちもあつまり、)

友人たちや教授たちも集まり、

(ともやたちのせいこうをいわった。きゃんぱすぜんたいがかんせいとえがおでみちあふれ、)

智也たちの成功を祝った。キャンパス全体が歓声と笑顔で満ち溢れ、

(たのしいじかんがながれた。)

楽しい時間が流れた。

(ともやはゆびたちにむかって、)

智也は指たちに向かって、

(「ほんとうにありがとう。きみたちのおかげで、こんなすばらしいけいけんができたよ」)

「本当にありがとう。君たちのおかげで、こんな素晴らしい経験ができたよ」

(とかんしゃのことばをのべた。)

と感謝の言葉を述べた。

(ひとさしゆび、なかゆび、くすりゆび、こゆび、おやゆびはてれくさそうにわらいながら、)

人差し指、中指、薬指、小指、親指は照れくさそうに笑いながら、

(「またいっしょにぼうけんしよう！」とこえをそろえた。)

「また一緒に冒険しよう！」と声を揃えた。

(そのごも、ともやとゆびたちはさまざまなちょうせんにたちむかい、)

その後も、智也と指たちは様々な挑戦に立ち向かい、

(ゆうじょうをふかめつづけた。)

友情を深め続けた。

(かれらのきずなはますますつよくなり、)

彼らの絆はますます強くなり、

(どんなこんなんものりこえるちからをもつようになった。)

どんな困難も乗り越える力を持つようになった。

(とくしゅなのうりょくをもつゆびたちとともに、)

特殊な能力を持つ指たちと共に、

(ともやのだいがくせいかつはますますじゅうじつし、かれらのぼうけんはまだまだつづいていくのだった。)

智也の大学生活はますます充実し、彼らの冒険はまだまだ続いていくのだった。