タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話22

(「ぼくたちのちからをあわせればだいじょうぶだ！」となかゆびがさけび、)

「僕たちの力を合わせれば大丈夫だ！」と中指が叫び、

(おやゆびが「みんな、いっせいにこうげきだ！」としじをだした。)

親指が「みんな、一斉に攻撃だ！」と指示を出した。

(てのゆびたちはすばやいれんけいぷれーでせいぶつをたおし、ききをのりこえた。)

手の指たちは素早い連携プレーで生物を倒し、危機を乗り越えた。

(「ふぅ、あぶなかったね」とともやがいきをつくと、)

「ふぅ、危なかったね」と智也が息をつくと、

(ゆびたちはたがいにかおをみあわせ、えがおをうかべた。)

指たちは互いに顔を見合わせ、笑顔を浮かべた。

(そのご、ともやたちはわくせいのおくちにすすみ、こだいのいせきをはっけんした。)

その後、智也たちは惑星の奥地に進み、古代の遺跡を発見した。

(いせきのなかにはなぞのもじがきざまれており、)

遺跡の中には謎の文字が刻まれており、

(それをかいどくすることでかくされたたからものがみつかるという。)

それを解読することで隠された宝物が見つかるという。

(「これをかいどくすれば、たからものがみつかるんだね」とともやがいうと、)

「これを解読すれば、宝物が見つかるんだね」と智也が言うと、

(ひとさしゆびが「ぼくがもじをかいどくするよ」といい、)

人差し指が「僕が文字を解読するよ」と言い、

(なかゆびが「ぼくがまわりをみはる」とつづけた。)

中指が「僕が周りを見張る」と続けた。

(てのゆびたちはきょうりょくしてもじをかいどくし、)

手の指たちは協力して文字を解読し、

(あしのゆびたちはいせきないをたんさくしててがかりをさがした。)

足の指たちは遺跡内を探索して手がかりを探した。

(やがて、ともやたちはかくされたたからものをはっけんし、よろこびのこえをあげた。)

やがて、智也たちは隠された宝物を発見し、喜びの声を上げた。

(「やったね、みんな！」とともやがさけぶと、)

「やったね、みんな！」と智也が叫ぶと、

(ゆびたちもおなじくよろこびのこえをあげた。)

指たちも同じく喜びの声を上げた。

(しかし、そのしゅんかん、いせきがくずれはじめた。)

しかし、その瞬間、遺跡が崩れ始めた。

(たからものをまもるためのとらっぷがさどうしたのだ。ともやたちはいそいでだっしゅつをこころみた。)

宝物を守るためのトラップが作動したのだ。智也たちは急いで脱出を試みた。

(あしのゆびたちはすばやくうごき、)

足の指たちは素早く動き、

(てのゆびたちはともやをひっぱりあげながらでぐちにむかった。)

手の指たちは智也を引っ張り上げながら出口に向かった。

(「いそいで！」とくすりゆびがさけび、ともやたちはいちがんとなってだっしゅつをはかった。)

「急いで！」と薬指が叫び、智也たちは一丸となって脱出を図った。

(さいごのしゅんかんにおやゆびが「ぼくたちのちからをしんじて！」とさけび、)

最後の瞬間に親指が「僕たちの力を信じて！」と叫び、

(ともやたちはぶじにだっしゅつにせいこうした。)

智也たちは無事に脱出に成功した。

(うちゅうせんにもどったともやとゆびたちはあんどのいきをついた。)

宇宙船に戻った智也と指たちは安堵の息をついた。

(「みんな、ほんとうにありがとう。きみたちのおかげで、)

「みんな、本当にありがとう。君たちのおかげで、

(すばらしいぼうけんができたよ」)

素晴らしい冒険ができたよ」

(とともやはかんしゃのきもちをのべた。)

と智也は感謝の気持ちを述べた。

(ゆびたちはてれくさそうにしながらも、)

指たちは照れくさそうにしながらも、

(「またいっしょになにかにちょうせんしよう！」とこえをそろえた。)

「また一緒に何かに挑戦しよう！」と声を揃えた。

(うちゅうのそうだいなぼうけんもまた、かれらのなかでわすれられないおもいでとなった。)

宇宙の壮大な冒険もまた、彼らの中で忘れられない思い出となった。

(しかし、かれらのぼうけんはまだおわりではなかった。)

しかし、彼らの冒険はまだ終わりではなかった。

(あるひ、だいがくであらたなみすてりーいべんとがはっぴょうされた。)

ある日、大学で新たなミステリーイベントが発表された。

(それは「きゃんぱすないのゆうれいのなぞをかいめいせよ」というもので、)

それは「キャンパス内の幽霊の謎を解明せよ」というもので、

(ともやたちはふたたびちょうせんすることにきめた。)

智也たちは再び挑戦することに決めた。

(「こんどのぼうけんもたのしみだね」とともやがいうと、)

「今度の冒険も楽しみだね」と智也が言うと、

(おやゆびが「どんななぞでもぼくたちならとけるさ！」とじしんまんまんにこたえた。)

親指が「どんな謎でも僕たちなら解けるさ！」と自信満々に答えた。

(ともやとゆびたちのつぎなるぼうけんがはじまろうとしていた。)

智也と指たちの次なる冒険が始まろうとしていた。

(きゃんぱすないにひそむゆうれいのなぞをかいめいし、)

キャンパス内に潜む幽霊の謎を解明し、

(またあらたなゆうじょうときずなをきずくひびがまっていた。)

また新たな友情と絆を築く日々が待っていた。

(かれらのものがたりはまだまだつづくのであった。)

彼らの物語はまだまだ続くのであった。