タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話29
『夢を守るための花編』
https://typing.twi1.me/game/403704
の続きで、
タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-29
『エネルギースポット編』です。
タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-30
『図書館編』はこちらです。
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問題文
(ゆめのぼうけんからもどったともやとゆびたちは、げんじつのせいかつにもどっていた。)
夢の冒険から戻った智也と指たちは、現実の生活に戻っていた。
(しかし、かれらのこころにはあらたなしめいかんがめばえていた。)
しかし、彼らの心には新たな使命感が芽生えていた。
(いつでもゆめのせかいをまもるためにこうどうできるじゅんびをととのえていた。)
いつでも夢の世界を守るために行動できる準備を整えていた。
(あるひ、ともやはがっこうからきたくすると、)
ある日、智也は学校から帰宅すると、
(いえのぽすとにいっつうのてがみがはいっているのをみつけた。)
家のポストに一通の手紙が入っているのを見つけた。
(さしだしにんはふめいだったが、てがみをひらくと、)
差出人は不明だったが、手紙を開くと、
(なかにはちいさなちずがはいっていた。)
中には小さな地図が入っていた。
(ちずには「ひみつのばしょでまっています」というめっせーじがそえられていた。)
地図には「秘密の場所で待っています」というメッセージが添えられていた。
(「なんだろう、これ?」とともやがつぶやくと、)
「何だろう、これ?」と智也が呟くと、
(おやゆびが「またあたらしいぼうけんのよかんだね」とこうふんぎみにいった。)
親指が「また新しい冒険の予感だね」と興奮気味に言った。
(ともやはゆびたちとそうだんし、)
智也は指たちと相談し、
(ちずにしめされたばしょにいってみることにした。)
地図に示された場所に行ってみることにした。
(そのばしょはちかくのこうえんにあるふるいかしのきのしただった。)
その場所は近くの公園にある古い樫の木の下だった。
(ともやたちはこうえんにむかい、ちずをたよりにかしのきのしたにたどりついた。)
智也たちは公園に向かい、地図を頼りに樫の木の下に辿り着いた。
(そこでまっていたのは、ゆめのせかいでであったようせいだった。)
そこで待っていたのは、夢の世界で出会った妖精だった。
(ようせいはちいさなえがおをうかべていたが、)
妖精は小さな笑顔を浮かべていたが、
(そのひょうじょうにはどこかきんちょうかんがただよっていた。)
その表情にはどこか緊張感が漂っていた。
(「またあえてうれしいよ、ともやさん。そしてゆびたち。)
「また会えて嬉しいよ、智也さん。そして指たち。
(じつは、げんじつのせかいにもすこしもんだいがはっせいしていて、)
実は、現実の世界にも少し問題が発生していて、
(あなたたちのたすけがひつようなんです」とようせいがはなしはじめた。)
あなたたちの助けが必要なんです」と妖精が話し始めた。
(「なにがあったの?」とこゆびがたずねると、ようせいはつづけた。)
「何があったの?」と小指が尋ねると、妖精は続けた。
(「げんじつのせかいとゆめのせかいはつながっていて、)
「現実の世界と夢の世界は繋がっていて、
(ゆめのえねるぎーがげんじつにえいきょうをあたえることがあります。)
夢のエネルギーが現実に影響を与えることがあります。
(さいきん、げんじつのせかいできみょうなげんしょうがたはつしているんです。)
最近、現実の世界で奇妙な現象が多発しているんです。
(たとえば、とけいがぎゃくまわりしたり、どうぶつたちがとつぜんきえたり・・・。)
例えば、時計が逆回りしたり、動物たちが突然消えたり…。
(これらのげんしょうをとめるためには、)
これらの現象を止めるためには、
(ゆめのえねるぎーをあんていさせるひつようがあるんです」)
夢のエネルギーを安定させる必要があるんです」
(「それはたいへんだね。ぼくたちになにができる?」とともやがしんけんなひょうじょうでたずねた。)
「それは大変だね。僕たちに何ができる?」と智也が真剣な表情で尋ねた。
(「げんじつのせかいでとくていのばしょにそんざいするえねるぎーすぽっとをみつけ、)
「現実の世界で特定の場所に存在するエネルギースポットを見つけ、
(それをあんていさせることがひつようです。)
それを安定させることが必要です。
(あなたたちのきょうりょくがあれば、それがかのうです」とようせいがせつめいした。)
あなたたちの協力があれば、それが可能です」と妖精が説明した。
(ともやとゆびたちは、ようせいとともにえねるぎーすぽっとをさがしはじめた。)
智也と指たちは、妖精と共にエネルギースポットを探し始めた。
(ちずをもとに、かれらはこうえんのおくにあるいけにむかった。)
地図を元に、彼らは公園の奥にある池に向かった。
(そのいけはみためはふつうだったが、)
その池は見た目は普通だったが、
(ちかづくとふしぎなひかりがすいめんにうかんでいるのがみえた。)
近づくと不思議な光が水面に浮かんでいるのが見えた。
(「ここがえねるぎーすぽっとかもしれない」とおやゆびがしてきすると、)
「ここがエネルギースポットかもしれない」と親指が指摘すると、
(ようせいがうなずいた。)
妖精が頷いた。
(「そのとおりです。ただ、)
「その通りです。ただ、
(とくていのあいてむをみつけだすことでえねるぎーをあんていさせることができます。」)
特定のアイテムを見つけ出すことでエネルギーを安定させることができます。」
(「とくていのあいてむ?」とともやがたずねると、ようせいはちいさなきんいろのかぎをとりだした。)
「特定のアイテム?」と智也が尋ねると、妖精は小さな金色の鍵を取り出した。
(「このかぎがえねるぎーをあんていさせるためにひつようです。)
「この鍵がエネルギーを安定させるために必要です。
(いけのそこにかくされたたからばこのなかに、)
池の底に隠された宝箱の中に、
(えねるぎーをあんていさせるあいてむがはいっているんです。)
エネルギーを安定させるアイテムが入っているんです。
(このかぎをつかってたからばこをあけなければなりません。」)
この鍵を使って宝箱を開けなければなりません。」
(「よし、やってみよう!」)
「よし、やってみよう!」
(とともやはげんきよくいい、ゆびたちもさんどうした。)
と智也は元気よく言い、指たちも賛同した。
(ともやはいけのちかくにあるおおきないわのしたにかくされたちいさないりぐちをみつけた。)
智也は池の近くにある大きな岩の下に隠された小さな入口を見つけた。
(そこをとおりぬけると、すいちゅうにもぐりこみ、いけのそこへとすすんだ。)
そこを通り抜けると、水中に潜り込み、池の底へと進んだ。
(おやゆびがかいちゅうでんとうがわりにひかりをはなち、いけのそこをてらした。)
親指が懐中電灯代わりに光を放ち、池の底を照らした。
(「みつけた!」とひとさしゆびがさけび、いけのそこにしずんでいるたからばこをさししめした。)
「見つけた!」と人差し指が叫び、池の底に沈んでいる宝箱を指し示した。
(ともやはきんいろのかぎをつかい、たからばこのじょうをといた。)
智也は金色の鍵を使い、宝箱の錠を解いた。
(たからばこのなかにはうつくしいすいしょうがかがやいていた。)
宝箱の中には美しい水晶が輝いていた。
(「これがえねるぎーをあんていさせるあいてむだね」とこゆびがいい、)
「これがエネルギーを安定させるアイテムだね」と小指が言い、
(ともやはすいしょうをしんちょうにとりだした。)
智也は水晶を慎重に取り出した。
(すいしょうをとりだすと、しゅういのみずがしずかになり、)
水晶を取り出すと、周囲の水が静かになり、
(いけぜんたいがやさしいひかりにつつまれた。)
池全体が優しい光に包まれた。
(えねるぎーがあんていし、きみょうなげんしょうがとまるのをかんじた。)
エネルギーが安定し、奇妙な現象が止まるのを感じた。
(「これでえねるぎーはあんていしました。ありがとう、ともやさん、そしてゆびたち」)
「これでエネルギーは安定しました。ありがとう、智也さん、そして指たち」
(とようせいがかんしゃのことばをのべた。)
と妖精が感謝の言葉を述べた。
(「こちらこそ、またたすけることができてうれしいよ」)
「こちらこそ、また助けることができて嬉しいよ」
(とともやがほほえんでいった。)
と智也が微笑んで言った。
(そのご、ともやたちはようせいとわかれ、ふたたびにちじょうせいかつにもどった。)
その後、智也たちは妖精と別れ、再び日常生活に戻った。
(しかし、かれらはつねにあらたなぼうけんがまっていることをしっていた。)
しかし、彼らは常に新たな冒険が待っていることを知っていた。
(そして、げんじつのせかいでもゆめのせかいでも、)
そして、現実の世界でも夢の世界でも、
(ひとびとやばしょをまもるためにいつでもたちあがるじゅんびができていた。)
人々や場所を守るためにいつでも立ち上がる準備ができていた。