タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話30

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タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない-話30
これは、タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-29
『エネルギースポット編』
https://typing.twi1.me/game/403706
の続きで、

タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-30
『図書館編』です。


タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話-31
『夏休み編』はこちらです。
https://typing.twi1.me/game/403947

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問題文

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(あるひ、ともやのいえでとつぜん、どあべるがなった。)

ある日、智也の家で突然、ドアベルが鳴った。

(ともやがどあをあけると、そこにはみしらぬじょせいがたっていた。)

智也がドアを開けると、そこには見知らぬ女性が立っていた。

(かのじょはあわてたようすで、「たすけてください!」とさけんだ。)

彼女は慌てた様子で、「助けてください!」と叫んだ。

(「どうしたんですか?」とともやがしんぱいそうにたずねると、)

「どうしたんですか?」と智也が心配そうに尋ねると、

(じょせいはなみだをうかべながらせつめいをはじめた。)

女性は涙を浮かべながら説明を始めた。

(「わたしのなまえはみかです。ちかくのとしょかんではたらいているのですが、)

「私の名前は美香です。近くの図書館で働いているのですが、

(さいきんとしょかんのなかできみょうなことがおきているんです。)

最近図書館の中で奇妙なことが起きているんです。

(よるになるとほんだながかってにうごいたり、)

夜になると本棚が勝手に動いたり、

(ふるいしょもつがきえたりしているんです。こわくてひとりではたいしょできなくて・・・」)

古い書物が消えたりしているんです。怖くて一人では対処できなくて…」

(ともやはすぐにおやゆびたちとそうだんし、みかのいらいをひきうけることにした。)

智也はすぐに親指たちと相談し、美香の依頼を引き受けることにした。

(「だいじょうぶです、みかさん。わたしたちがなんとかします」)

「大丈夫です、美香さん。私たちが何とかします」

(とともやはちからづよくいった。)

と智也は力強く言った。

(そのよる、ともやとゆびたちはとしょかんにしのびこみ、いへんをしらべることにした。)

その夜、智也と指たちは図書館に忍び込み、異変を調べることにした。

(としょかんはしずまりかえっていて、ぶきみなふんいきがただよっていた。)

図書館は静まり返っていて、不気味な雰囲気が漂っていた。

(「ここでいったいなにがおこっているんだろう・・・」とともやがつぶやいた。)

「ここで一体何が起こっているんだろう…」と智也が呟いた。

(ゆびたちはそれぞれのとくいぶんやをいかしてちょうさをはじめた。)

指たちはそれぞれの得意分野を生かして調査を始めた。

(おやゆびはほんだなをちぇっくし、)

親指は本棚をチェックし、

(なかゆびはゆかのうえのあしあとをさがし、こゆびはちいさなすきまをしらべた。)

中指は床の上の足跡を探し、小指は小さな隙間を調べた。

(しばらくすると、くすりゆびがなにかをはっけんした。)

しばらくすると、薬指が何かを発見した。

(「こっちをみて!かべにかくされたふるいとびらがある!」)

「こっちを見て!壁に隠された古い扉がある!」

など

(とびらをあけると、そこにはちいさなへやがあらわれた。)

扉を開けると、そこには小さな部屋が現れた。

(へやのなかにはふるびたしょるいやてがきのめもがちらばっていた。)

部屋の中には古びた書類や手書きのメモが散らばっていた。

(「これは・・・ふるいけんきゅうしりょうだ」とともやがおどろきながらいった。)

「これは…古い研究資料だ」と智也が驚きながら言った。

(「このとしょかんには、かつてひみつのけんきゅうがおこなわれていたんだ」)

「この図書館には、かつて秘密の研究が行われていたんだ」

(とおやゆびがすいそくした。「でも、だれがなんのために?」)

と親指が推測した。「でも、誰が何のために?」

(そのとき、みかがへやにかけこんできた。)

その時、美香が部屋に駆け込んできた。

(「そのしりょうは・・・わたしのそふのものです。)

「その資料は…私の祖父のものです。

(かれはむかし、このとしょかんでこだいのちしきをけんきゅうしていました。)

彼は昔、この図書館で古代の知識を研究していました。

(でも、なぜいまこんなことが・・・」)

でも、なぜ今こんなことが…」

(ともやとゆびたちはみかのそふのけんきゅうしりょうをよみすすめると、)

智也と指たちは美香の祖父の研究資料を読み進めると、

(としょかんのちかにあるかくしべやのそんざいにきづいた。)

図書館の地下にある隠し部屋の存在に気づいた。

(「そこになにかてがかりがあるかもしれない」とともやはけついし、)

「そこに何か手がかりがあるかもしれない」と智也は決意し、

(みかとゆびたちといっしょにかくしべやをめざした。)

美香と指たちと一緒に隠し部屋を目指した。

(ちかのかくしべやにたどりつくと、)

地下の隠し部屋に辿り着くと、

(そこにはみかのそふがのこしたふるいぶんしょがあった。)

そこには美香の祖父が遺した古い文書があった。

(ぶんしょには、としょかんにあるこだいのちしきをまもるためにせっちされた)

文書には、図書館にある古代の知識を守るために設置された

(しゅごれいのそんざいがしるされていた。)

守護霊の存在が記されていた。

(しかし、そのしゅごれいがときおりまいごになり、)

しかし、その守護霊が時折迷子になり、

(きみょうなできごとをひきおこしていることがわかった。)

奇妙な出来事を引き起こしていることがわかった。

(「しゅごれいがまいごになっているんだね」とおやゆびがいった。)

「守護霊が迷子になっているんだね」と親指が言った。

(「それなら、かれをただしいばしょにもどしてあげればいいんじゃないか?」)

「それなら、彼を正しい場所に戻してあげればいいんじゃないか?」

(ともやたちはしゅごれいがまいごになっているばしょをさがし、としょかんのなかをあるきまわった。)

智也たちは守護霊が迷子になっている場所を探し、図書館の中を歩き回った。

(とちゅう、ふるいとけいのうらにかくされたちいさなへやをみつけた。)

途中、古い時計の裏に隠された小さな部屋を見つけた。

(そこにはちいさなひかりのたまがうかんでおり、)

そこには小さな光の玉が浮かんでおり、

(それがしゅごれいであることにきづいた。)

それが守護霊であることに気づいた。

(「これがしゅごれいか・・・」とともやがいうと、ひかりのたまがゆれてはんのうした。)

「これが守護霊か…」と智也が言うと、光の玉が揺れて反応した。

(「わたしたちがきみをただしいばしょにもどしてあげるよ」)

「私たちが君を正しい場所に戻してあげるよ」

(とおやゆびがやさしくはなしかけると、ひかりのたまはうれしそうにかがやいた。)

と親指が優しく話しかけると、光の玉は嬉しそうに輝いた。

(ともやたちはひかりのたまをみちびいて、としょかんのちゅうおうにあるふるいさいだんにもどした。)

智也たちは光の玉を導いて、図書館の中央にある古い祭壇に戻した。

(すると、としょかんぜんたいがやわらかなひかりにつつまれ、)

すると、図書館全体が柔らかな光に包まれ、

(ぶきみなふんいきがきえさった。)

不気味な雰囲気が消え去った。

(「これでだいじょうぶだね」とともやがいうと、)

「これで大丈夫だね」と智也が言うと、

(みかはなみだをうかべながらかんしゃのことばをのべた。)

美香は涙を浮かべながら感謝の言葉を述べた。

(「ほんとうにありがとう、ともやさん、そしてみなさん。)

「本当にありがとう、智也さん、そして皆さん。

(としょかんをまもってくれてありがとう。」)

図書館を守ってくれてありがとう。」

(ともやとゆびたちはまんぞくかんにひたりながら、みかとわかれた。)

智也と指たちは満足感に浸りながら、美香と別れた。

(「またあらたなぼうけんがまっているかもしれないね」)

「また新たな冒険が待っているかもしれないね」

(とこゆびがわくわくしながらいうと、ともやもほほえんで)

と小指がワクワクしながら言うと、智也も微笑んで

(「そうだね、どんなこんなんものりこえていこう」とこたえた。)

「そうだね、どんな困難も乗り越えていこう」と応えた。

(かれらはふたたびにちじょうにもどり、つぎのぼうけんにむけてこころのじゅんびをしていた。)

彼らは再び日常に戻り、次の冒険に向けて心の準備をしていた。

(なにがおこるかわからないみらいにむかって、)

何が起こるかわからない未来に向かって、

(ともやとゆびたちはきぼうとゆうきをむねにひめていた。)

智也と指たちは希望と勇気を胸に秘めていた。

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