タイピングで小指と薬指が言うことを聞かない話33

(ともやもおなじくおどろきのこえをあげ、「これがほうせきのちからなのか」とつぶやいた。)

智也も同じく驚きの声を上げ、「これが宝石の力なのか」とつぶやいた。

(おばあちゃんはほほえんで、)

おばあちゃんは微笑んで、

(「そうだよ、ともや。)

「そうだよ、智也。

(きっとこのほうせきにはこだいからつたわるふしぎなちからがやどっている。)

きっとこの宝石には古代から伝わる不思議な力が宿っている。

(そして、そのちからをつかうことで、)

そして、その力を使うことで、

(あらたなぼうけんにでることができるんだ」といった。)

新たな冒険に出ることが出来るんだ」と言った。

(ともやはそのことばをきいて、むねがたかなった。)

智也はその言葉を聞いて、胸が高鳴った。

(「あらたなぼうけんか・・・」とかんがえながら、ぺんだんとをふたたびくびにかけた。)

「新たな冒険か…」と考えながら、ペンダントを再び首にかけた。

(ゆびたちもおなじくこうふんしながら、)

指たちも同じく興奮しながら、

(「つぎのぼうけんがまちどおしいね！」とこえをそろえた。)

「次の冒険が待ち遠しいね！」と声を揃えた。

(そのご、ともやとゆびたちはおばあちゃんといっしょに)

その後、智也と指たちはおばあちゃんと一緒に

(こはんでしずかなひとときをすごした。)

湖畔で静かなひとときを過ごした。

(みずうみのすいめんにうつるあおぞらをみながら、かれらはつぎのぼうけんにおもいをはせた。)

湖の水面に映る青空を見ながら、彼らは次の冒険に思いを馳せた。

(「おばあちゃん、ありがとう。ぼくたちはこのほうせきとともに、)

「おばあちゃん、ありがとう。僕たちはこの宝石と共に、

(どんなこんなんにもたちむかっていくよ」とともやがいうと、)

どんな困難にも立ち向かっていくよ」と智也が言うと、

(おばあちゃんはやさしくうなずいて、)

おばあちゃんは優しく頷いて、

(「きみたちならきっとだいじょうぶ。たいせつなのは、)

「君たちならきっと大丈夫。大切なのは、

(しんじるこころとなかまとのきずなだよ」といった。)

信じる心と仲間との絆だよ」と言った。

(かえりみち、ともやはゆびたちとはなしあいながら、あらたなぼうけんのけいかくをたてた。)

帰り道、智也は指たちと話し合いながら、新たな冒険の計画を立てた。

(かれらはむらにもどるとちゅう、みしらぬみちをみつけ、)

彼らは村に戻る途中、見知らぬ道を見つけ、

(そのみちがあらたなぼうけんのはじまりとなるよかんがした。)

その道が新たな冒険の始まりとなる予感がした。

(「このみちをすすんでみよう！」とともやがていあんすると、)

「この道を進んでみよう！」と智也が提案すると、

(ゆびたちはおおきなこえでどういし、かれらはそのみちをすすみはじめた。)

指たちは大きな声で同意し、彼らはその道を進み始めた。

(ともやとゆびたちは、あらたなぼうけんにむねをふくらませながら、なかまたちとともにぜんしんした。)

智也と指たちは、新たな冒険に胸を膨らませながら、仲間たちと共に前進した。

(どんなこんなんがまちうけていようとも、)

どんな困難が待ち受けていようとも、

(かれらはちからをあわせてのりこえていくけついをむねにいだいていた。)

彼らは力を合わせて乗り越えていく決意を胸に抱いていた。

(そして、そのみちのさきには、)

そして、その道の先には、

(かれらのそうぞうをこえるようなぼうけんとであいがまっていることを、)

彼らの想像を超えるような冒険と出会いが待っていることを、

(かれらはまだしらないのだった。)

彼らはまだ知らないのだった。