タイピング練習用 21

(きんねん、いわゆる「あきや」がぜんこくてきなもんだいとなっている。)

近年、いわゆる「空き家」が全国的な問題となっている。

(そうむしょうがじっししているじゅうたく・とちとうけいちょうさによれば、)

総務省が実施している住宅・土地統計調査によれば、

(へいせい２５ねんにぜんこくでは８２０まんけんで、ぜんかいより６３まんけんのぞうかとなった。)

平成25年に全国では820万軒で、前回より63万軒の増加となった。

(また、あきやのしめるわりあいが１３．５％をきろくし、)

また、空き家の占める割合が13.5%を記録し、

(どいつやいぎりすの４％いかとくらべてみるとたかいことがわかる。)

ドイツやイギリスの4％以下と比べてみると高いことがわかる。

(せんごのにほんではじゅうたくがふそくしていたために、)

戦後の日本では住宅が不足していたために、

(もちいえのしゅとくがすいしょうされてきた。)

持ち家の取得が推奨されてきた。

(だが、しょうしかがすすむなかで、そうぞくしてもそこにはすまないひとがぞうかしている。)

だが、少子化が進む中で、相続してもそこには住まない人が増加している。

(そのあきやにあらたにすむひとをさがして、もんだいをかいけつする)

その空き家に新たに住む人を探して、問題を解決する

(あきやばんくというせいどがある。)

空き家バンクという制度がある。

(じもとにもどるｕたーんやべつのちいきにうつるｉたーんをしたいひとに、)

地元に戻るUターンや別の地域に移るIターンをしたい人に、

(ぶっけんにかんするじょうほうをていきょうしている。)

物件に関する情報を提供している。

(ていじゅうするひとがふえることで、ちほうにとってはちいきおこしにもゆうこうなことから、)

定住する人が増えることで、地方にとっては地域おこしにも有効なことから、

(ｎｐｏとれんけいしてせっきょくてきにかつようするじちたいがぞうかしている。)

NPOと連携して積極的に活用する自治体が増加している。

(また、あきやをさらちにすると、こていしさんぜいのけいげんがなくなるために、)

また、空き家を更地にすると、固定資産税の軽減がなくなるために、

(いえをたてたままにしたぶっけんもある。)

家を建てたままにした物件もある。

(いえはほうちすると、ふほうしんにゅうやかさい、とうかいのきけんせいだけではなく、)

家は放置すると、不法侵入や火災、倒壊の危険性だけではなく、

(けいかんにもえいきょうをおよぼすげんいんとなる。)

景観にも影響を及ぼす原因となる。

(そのけっか、じちたいには、じゅうみんからのくじょうがおおくよせられている。)

その結果、自治体には、住民からの苦情が多く寄せられている。

(せいふは、このじょうきょうをかいぜんするため、)

政府は、この状況を改善するため、