タイピング練習用 23

(ほんにんをかくにんするほうほうとしてせいたいにんしょうがわたしたちのせいかつのなかにふきゅうしてきている。)

本人を確認する方法として生体認証が私たちの生活の中に普及してきている。

(それは、しもんやかおなど、それぞれがもつとくちょうをもちいて、)

それは、指紋や顔など、それぞれが持つ特徴を用いて、

(こじんをしきべつするぎじゅつのことだ。なかでもじょうみゃくによるにんしょうは、)

個人を識別する技術のことだ。中でも静脈による認証は、

(からだのなかにあるけっかんではんべつできるため、ぎぞうやなりすましがこんなんである。)

体の中にある血管で判別できるため、偽造やなりすましが困難である。

(さらに、けいねんによるへんかがないといわれ、とうろくはいちどですむ。)

さらに、経年による変化がないと言われ、登録は一度で済む。

(このあたらしいぎじゅつにたいおうしたｐｏｓれじに、ゆびさきやてのひらをかざすだけで)

この新しい技術に対応したPOSレジに、指先や手のひらをかざすだけで

(にんしょうし、けっさいができるしすてむがちゅうもくされている。)

認証し、決済ができるシステムが注目されている。

(れじにそうびされたせんさーからは、きんせきがいせんがほうしゃされている。)

レジに装備されたセンサーからは、近赤外線が放射されている。

(このきんせきがいせんは、けつえきちゅうのへもぐろびんにきゅうしゅうされると、じょうみゃくがかげとなる。)

この近赤外線は、血液中のヘモグロビンに吸収されると、静脈が影となる。

(それをさつえいしてえたじょうみゃくのがぞうと、じぜんにとうろくされた)

それを撮影して得た静脈の画像と、事前に登録された

(こじんのでーたをしょうごうすることで、にんしょうがじつげんするしくみである。)

個人のデータを照合することで、認証が実現する仕組みである。

(そのあとくれじっとかーどじょうほうがよみだされ、)

その後クレジットカード情報が読み出され、

(つうじょうとおなじけっさいしょりがおこなわれるというものだ。)

通常と同じ決済処理が行われるというものだ。

(じつようかにむけて、さまざまなばしょでじっしょうじっけんがすすめられている。)

実用化に向けて、様々な場所で実証実験が進められている。

(こくないでは、あるきぎょうのしゃいんしょくどうでおこなわれた。)

国内では、ある企業の社員食堂で行われた。

(れじのまえでさいふやしゃいんしょうをだすことがなくなり、)

レジの前で財布や社員証を出すことがなくなり、

(それまでのぎょうれつがかいしょうされるこうかなどがかくにんされた。)

それまでの行列が解消される効果などが確認された。

(また、かいがいでもせっきょくてきなとりくみがおこなわれている。)

また、海外でも積極的な取り組みが行われている。

(あるくにではれすとらんをつかって、じょうみゃくをりようしたけっさいのじっけんがおこなわれている。)

ある国ではレストランを使って、静脈を利用した決済の実験が行われている。

(はやければらいねんには、しょうぎょうりようがかいしされるよていだという。)

早ければ来年には、商業利用が開始される予定だという。