ワープロ速度練習2
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問題文
(にんげんののうりょくは、そしつによるところがおおきいのか。)
人間の能力は、素質によるところが大きいのか。
(それとも、とれーにんぐでかいはつされるぶぶんがおおきいのか。)
それとも、トレーニングで開発される部分が大きいのか。
(わたしはちゅうがくのころは、そしつによるぶぶんがおおきいとかんがえていた。)
私は中学のころは、素質による部分が大きいと考えていた。
(ちゅうがくのとき、わたしはべんきょうのせいせきがまったくふるわなかったのだが)
中学のとき、私は勉強の成績がまったく振るわなかったのだが
(とうじふとまわりをみわたすと、べんきょうができるこというのは)
当時ふと周りを見渡すと、勉強ができる子というのは
(たいていはりょうしんがこうがくれきのこだった。)
たいていは両親が高学歴の子だった。
(わたしのりょうしんはこうがくれきではなかったから)
私の両親は高学歴ではなかったから
(「おれはそしつがないからだめだ。やはりべんきょうはそしつだ」)
「俺は素質がないからだめだ。やはり勉強は素質だ」
(というおもいをつよくした。)
という思いを強くした。
(しかし、いったんそうおもいこんでしまうと)
しかし、いったんそう思い込んでしまうと
(「どうせ、やってもむだだ」)
「どうせ、やっても無駄だ」
(というきもちがでてくる。)
という気持ちが出てくる。
(そのため、ますますべんきょうをしなくなりせいせきはおちるいっぽうだった。)
そのため、ますます勉強をしなくなり成績は落ちる一方だった。
(とくに、すうがくにかんしてはずっとていめいしていた。)
特に、数学に関してはずっと低迷していた。
(ところが、こうこうにはいって、あることがきっかけで)
ところが、高校に入って、あることがきっかけで
(すうがくのべんきょうほうをかえてみようとおもいたった。)
数学の勉強法を変えてみようと思い立った。
(じゅけんすうがくのもんだいというのは、ぱたーんがきまっているはずだから)
受験数学の問題というのは、パターンが決まっているはずだから
(ときかたをあんきしてしまおうとおもいたった。)
解き方を暗記してしまおうと思い立った。
(すると、それまでさんざんくるしめられていたすうがくのせいせきが)
すると、それまで散々苦しめられていた数学の成績が
(ぐんぐんとのびていった。)
ぐんぐんと伸びていった。
(たんじゅんなようだが、このけいけんいらいわたしは)
単純なようだが、この経験以来私は
(「べんきょうはそしつじゃない。やりかただ」)
「勉強は素質じゃない。やり方だ」
(というかんがえかたにかわっていった。)
という考え方に変わっていった。
(うまいやりかたをつかえば、どんなぶんやのことでも)
うまいやり方を使えば、どんな分野のことでも
(のうりょくはのばせるのだ。)
能力は伸ばせるのだ。