旅人とクマ
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問題文
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(あるひ、ふたりのたびびとがくまにでくわした。ひとりのたびびとは、われさきにときにのぼり)
ある日、二人の旅人がクマに出くわした。一人の旅人は、我先にと木に登り
(もうひとりのたびびとは、じぶんだけでくまにたちむかっても、かちめはないと)
もう一人の旅人は、自分だけでクマに立ち向かっても、勝ち目はないと
(わかったので、じめんにたおれてしんだふりをした。)
わかったので、地面に倒れて死んだふりをした。
(くまはちかづいてきて、おとこのみみのあたりをかぎまわっていたが、)
クマは近づいてきて、男の耳のあたりを嗅ぎまわっていたが、
(しんでいるのだとおもい、いってしまった。おとこのともだちがきからおりてきてたずねた。)
死んでいるのだと思い、行ってしまった。男の友達が木から降りてきて訊ねた。
(「くまは、きみになんてささやいたんだい?」おとこはこたえた。)
「クマは、君になんて囁いたんだい?」男は答えた。
(「ああ、こんなことをいってたな。きけんなめにあったとたん、ともだちを)
「ああ、こんなことを言ってたな。危険な目にあった途端、友達を
(みすてるようなものといっしょにたびをするのは、かんがえものじゃないか、とね」)
見捨てるようなものと一緒に旅をするのは、考えものじゃないか、とね」