象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば③
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問題文
(こうしたいみにおいて、にほんのかくち、とりわけえんかくのちやしまじまへのたびも、)
こうした意味において、日本の各地、とりわけ遠隔の地や島々への旅も、
(わたしはてんのうのしょうちょうこういとして、たいせつなものとかんじてきました。)
私は天皇の象徴行為として、大切なものと感じてきました。
(こうたいしのじだいもふくめ、これまでわたしがこうごうとともにおこなってきた)
皇太子の時代も含め、これまで私が皇后と共に行なってきた
(ほぼぜんこくにおよぶたびは、こくないのどこにおいても、そのちいきをあいし、)
ほぼ全国に及ぶ旅は、国内のどこにおいても、その地域を愛し、
(そのきょうどうたいをじみちにささえるしせい(しせい)のひとびとのあることをわたしににんしきさせ、)
その共同体を地道に支える市井(しせい)の人々のあることを私に認識させ、
(わたしがこのにんしきをもって、てんのうとしてたいせつな、)
私がこの認識をもって、天皇として大切な、
(こくみんをおもい、こくみんのためにいのるというつとめを、)
国民を思い、国民のために祈るという務めを、
(ひとびとへのふかいしんらいとけいあいをもってなしえたことは、しあわせなことでした。)
人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、幸せなことでした。
(てんのうのこうれいかにともなうたいしょのしかたが、こくじこういや、そのしょうちょうとしてのこういを)
天皇の高齢化に伴う対処の仕方が、国事行為や、その象徴としての行為を
(かぎりなくしゅくしょうしていくことには、むりがあろうとおもわれます。)
限りなく縮小していくことには、無理があろうと思われます。
(また、てんのうがみせいねんであったり、じゅうびょうなどによりそのきのうをはたしえなく)
また、天皇が未成年であったり、重病などによりその機能を果たし得なく
(なったばあいには、てんのうのこういをだいこうする「せっしょう」をおくこともかんがえられます。)
なった場合には、天皇の行為を代行する「摂政」を置くことも考えられます。
(しかし、このばあいも、てんのうがじゅうぶんにそのたちばにもとめられるつとめを)
しかし、この場合も、天皇が十分にその立場に求められる務めを
(はたせぬまま、しょうがいのおわりにいたるまでてんのうでありつづけることに)
果たせぬまま、生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに
(かわりはありません。)
変わりはありません。