メモリーズ

(はじめてころんでなかなかったひのゆうやけそら)

初めて転んで泣かなかった日の夕焼け空

(めのよこにたんこぶばっかりつくったほじょなしじてんしゃ)

目の横にたんこぶばっかり作った補助なし自転車

(おおきいばあちゃんとてつなぎうたったすずめのがっこう)

大きいばあちゃんと手つなぎ歌ったすずめの学校

(てすとで１００てんもらったいわいのはんばーぐ)

テストで100点もらった祝いのハンバーグ

(もんげんやぶってしかられたときのぱぱのひょうじょう)

門限破って叱られた時のパパの表情

(なっとくいかなくておしいれのなかきがすむまでないた)

納得いかなくて押し入れの中気がすむまで泣いた

(ごはんもたべずひきこもるすがたをみてままは)

ご飯も食べず引きこもる姿を見てママは

(やさしすぎないくちょうでそっとだきしめた)

優しすぎない口調でそっと抱きしめた

(とおりすぎてゆくかぜもうたもひともむしも)

通り過ぎてゆく風も歌も人も虫も

(だからこそいつだってこころのたいむましんで)

だからこそいつだって心のタイムマシンで

(やさしさにあいにいこうぼくらはひとりじゃない)

優しさに会いに行こう僕らはひとりじゃない

(どれもこれもがあざやかでいろあせない)

どれもこれもが鮮やかで色褪せない

(どれもこれもがだいすきでいまも)

どれもこれもが大好きで今も

(どれもこれもがぼくにぱわーをくれるんだ)

どれもこれもが僕にパワーをくれるんだ

(いつもいつもたいせつなめもりーず)

いつもいつも大切なメモリーズ

(はじめてあのことでーとをしたひのゆうやけそら)

初めてあの子とデートをした日の夕焼け空

(ひとがおおすぎてなんにもみえないはなびたいかい)

人が多すぎてなんにも見えない花火大会

(まいごにならぬようてつなぎあるいたさくらぎちょう)

迷子にならぬよう手つなぎ歩いた桜木町

(ながいぎょうれつにふたりでならんだかきごおり)

長い行列に二人で並んだかき氷

(こんびにのまえでたちばなしていたまふゆのほうかご)

コンビニの前で立ち話していた真冬の放課後

(ばれんたいんでーくらすぜんいんにくばってまわった)

バレンタインデークラス全員に配ってまわった

(あなたにわたすかしぬほどまよったちょこれーと)

あなたに渡すか死ぬほど迷ったチョコレート

(なんにもいえずにむかえてしまったそつぎょうしき)

何にも言えずに迎えてしまった卒業式

(とおりすぎてゆくはなもまちもこいもきみも)

通りすぎてゆく花も町も恋も君も

(だからこそいっしゅんのこころのしゃったーちゃんす)

だからこそ一瞬の心のシャッターチャンス

(やきつけてのがさぬようにぼくらはいきてゆく)

焼きつけて逃さぬように僕らは生きてゆく

(どれもこれもがあざやかでいろあせない)

どれもこれもが鮮やかで色褪せない

(どれもこれもがだいすきでいまも)

どれもこれもが大好きで今も

(どれもこれもがぼくにぱわーをくれるんだ)

どれもこれもが僕にパワーをくれるんだ

(いつもいつもたいせつなめもりーず)

いつもいつも大切なメモリーズ

(だれもかれもがあざやかでいろあせない)

誰も彼もが鮮やかで色褪せない

(だれもかれもがだいすきでいまも)

誰も彼もが大好きで今も

(だれもかれもがぼくにぱわーをくれるんだ)

誰も彼もが僕にパワーをくれるんだ

(いつもいつもたいせつなめもりーず)

いつもいつも大切なメモリーズ