ふたを取らずに

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投稿者マイタイピング公式 プレイ回数1202 順位385位
難易度(4.2) 1354打 長文 タグ福娘童話集 ストーリー
一休さんのとんち話「ふたを取らずに」のタイピングです
ストーリーを楽しみながら練習しよう!

出典元:福娘童話集ふたを取らずに
※こちらのタイピングは福娘童話集の許可をいただいて掲載しております。
順位名前スコア称号打鍵/秒正誤率時間(秒)打鍵数ミス問題日付
1 りんご 7939 8.0 98.2% 165.5 1338 24 30 2019/01/18
2 nao 6730 S+ 7.0 95.6% 191.8 1352 61 30 2019/02/15
3 aya 6408 S 6.5 98.5% 208.0 1353 20 30 2019/01/18
4 tigre 6403 S 6.6 96.6% 204.1 1354 47 30 2019/01/18
5 dayton 6314 S 6.3 99.2% 209.2 1331 10 30 2019/02/19

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問題文

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(むかしむかし、いっきゅうさんという、とんちでひょうばんのこぞうさんがいました。)

むかしむかし、一休さんと言う、とんちで評判の小僧さんがいました。

(あるひのこと、おかねもちのかへいさんが)

ある日の事、お金持ちの加平(かへい)さんが

(「ごちそうをしますから」と、いっきゅうさんをいえによびました。)

『ごちそうをしますから』と、一休さんを家に呼びました。

(いっきゅうさんがよろこんでかへいさんのいえにいってみると、)

一休さんが喜んで加平さんの家に行ってみると、

(おぜんにはたくさんのごちそうがならんでいました。)

おぜんにはたくさんのごちそうが並んでいました。

(「これはすごい。では、いただきます」)

「これはすごい。では、いただきます」

(いっきゅうさんがおはしをもって、おわんのふたをとろうとしたときです。)

一休さんがおはしを持って、おわんのふたを取ろうとした時です。

(「いっきゅうさん。そのおわんは、ふたをとらないでたべてください」)

「一休さん。そのおわんは、ふたを取らないで食べて下さい」

(と、かへいさんがいっきゅうさんにいったのです。)

と、加平さんが一休さんに言ったのです。

(それをきいたいっきゅうさんは、ぴーんときました。)

それを聞いた一休さんは、ピーンと来ました。

(いっきゅうさんはにっこりわらうと、)

一休さんはニッコリ笑うと、

(「では、おしるはあきらめて、ほかのごちそうをいただきましょう」)

「では、お汁はあきらめて、他のごちそうをいただきましょう」

(と、おわんにはてをつけずに、ほかのごちそうだけをたべていきました。)

と、おわんには手をつけずに、他のごちそうだけを食べていきました。

(するとかへいさんは、)

すると加平さんは、

(「いっきゅうさん。そのおわんには、ほんとうにおいしいおしるがはいっています。)

「一休さん。そのおわんには、本当においしいお汁が入っています。

(ぜひとも、めしあがってください」)

是非とも、召し上がって下さい」

(と、いうのです。)

と、言うのです。

(そこでいっきゅうさんは、こういいました。)

そこで一休さんは、こう言いました。

(「せっかくのおしるも、すっかりさめてしまいました。)

「せっかくのお汁も、すっかり冷めてしまいました。

(すみませんが、おわんのふたをとらないであたたかいものととりかえてください」)

すみませんが、おわんのふたを取らないで温かい物と取り替えて下さい」

など

(「・・・・・・」)

「・・・・・・」

(おわんのふたをとらずに、なかのおしるをとりかえることはできません。)

おわんのふたを取らずに、中のお汁を取り替える事は出来ません。

(でもそれをいうと「そのおわんは、ふたをとらないでたべてください」といった、)

でもそれを言うと『そのおわんは、ふたを取らないで食べて下さい』と言った、

(かへいさんのことばがまちがっていたことになります。)

加平さんの言葉が間違っていた事になります。

(これをきいたかへいさんはおもわずてをうって、いっきゅうさんにあたまをさげました。)

これを聞いた加平さんは思わず手を打って、一休さんに頭を下げました。

(「いや、これはまいりました。)

「いや、これは参りました。

(あなたは、うわさどおりのとんちのもちぬしですなあ。)

あなたは、うわさ通りのとんちの持ち主ですなあ。

(おわんのなかみは、ふたをとってあたたかいものととりかえてきますので、)

おわんの中身は、ふたを取って温かい物と取り替えてきますので、

(どうぞいっきゅうさんも、ふたをとってめしあがってください」)

どうぞ一休さんも、ふたを取って召し上がってください」

(このことがみんなにしれわたり、いっきゅうさんのとんちはますますひょうばんになりました。)

この事がみんなに知れ渡り、一休さんのとんちはますます評判になりました。

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