検定試験3
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | りんご | 7757 | 神 | 7.9 | 98.1% | 240.4 | 1900 | 35 | 38 | 2024/12/23 |
2 | なり | 4885 | B | 5.1 | 95.1% | 376.2 | 1937 | 99 | 38 | 2024/12/07 |
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問題文
(わがくにのせかいいさんは、さくねん6がつに2けんがくわわり、)
わが国の世界遺産は、昨年6月に2件が加わり、
(げんざいでは16けんがとうろくされている。)
現在では16件が登録されている。
(ゆねすこ(unesco)のせかいいさんせんたーは、)
ユネスコ(UNESCO)の世界遺産センターは、
(いさんをじせだいにまもりつたえるため、せかいかっこくにほごをよびかけている。)
遺産を次世代に守り伝えるため、世界各国に保護を呼びかけている。
(そのかんがえは、ちきゅうのせいせいとじんるいのれきしによってうみだされ、)
その考えは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、
(かこからひきつがれたきちょうなたからものというものだ。)
過去から引き継がれた貴重な宝物というものだ。
(それらはこっきょうをこえ、きょうをいきるすべてのひとがきょうゆうすべきとしている。)
それらは国境を超え、今日を生きるすべての人が共有すべきとしている。
(そのしゅるいは、おおきくふたつにぶんるいされる。)
その種類は、大きく2つに分類される。
(ひとつは、いせきやけんぞうぶつなどのぶんかいさんである。)
1つは、遺跡や建造物などの文化遺産である。
(もうひとつは、ちけいやけいかん、)
もう1つは、地形や景観、
(ぜつめつのおそれがあるどうしょくぶつのせいそくちなどのしぜんいさんである。)
絶滅のおそれがある動植物の生息地などの自然遺産である。
(このふたつのかちをあわせもつものを、ふくごういさんとよぶ。)
この2つの価値をあわせもつものを、複合遺産と呼ぶ。
(さくねんとうろくされたうちの1けんは、いわてけんのひらいずみのぶんかいさんである。)
昨年登録されたうちの1件は、岩手県の平泉の文化遺産である。
(じょうどをあらわすけんちくやていえん、いせきがひょうかされた。)
浄土を表す建築や庭園、遺跡が評価された。
(とうほくちほうには、いくつかのきんざんがそんざいしたといわれ、)
東北地方には、いくつかの金山が存在したといわれ、
(12せいきにはへいわをいのるおうごんのりそうきょうがあった。)
12世紀には平和を祈る黄金の理想郷があった。
(このころのひとたちが、どくじのしてんにより、)
この頃の人たちが、独自の視点により、
(じょうどのせかいをあらわしたことも、みとめられたりゆうのひとつである。)
浄土の世界を表したことも、認められた理由の1つである。
(もうひとつのけんは、とうきょうとのおがさわらしょとうのしぜんいさんである。)
もう一つの件は、東京都の小笠原諸島の自然遺産である。
(おがさわらは、とうきょうからやく1000きろみなみにあり、)
小笠原は、東京から約1000キロ南にあり、
(うみによってへだたれたおよそ30のしまをさす。)
海によって隔たれたおよそ30の島を指す。
(たいりくとはいちどもじつづきになったことがなく、)
大陸とは一度も地続きになったことがなく、
(しまどくじにしんかしたおおくのこゆうのいきものがみられる。)
島独自に進化した多くの固有の生き物がみられる。
(もともとはおなじしゅるいのいきものが、かんきょうのちがいによって、)
元々は同じ種類の生き物が、環境の違いによって、
(そのばしょにてきするかたちへとしんかしたせいたいけいをかくにんできる。)
その場所に適する形へと進化した生態系を確認できる。
(いきもののしんかをしめしたてんけいてきなみほんとして、)
生き物の進化を示した典型的な見本として、
(せかいてきなかちをもつこともみとめられとうろくされた。)
世界的な価値をもつことも認められ登録された。
(また、ふじさんをせかいいさんへとうろくしようというかつどうもある。)
また、富士山を世界遺産へ登録しようという活動もある。
(とうしょ、しぜんいさんとしてけんとうされていたが、)
当初、自然遺産として検討されていたが、
(ごみがおおくしぜんがほぜんされていないことや、)
ゴミが多く自然が保全されていないことや、
(かいはつがすすみすぎているなどのりゆうからみおくられた。)
開発が進み過ぎているなどの理由から見送られた。
(そこでnpoほうじんが、)
そこでNPO法人が、
(こんどはぶんかいさんにとうろくするぷろじぇくとをたちあげた。)
今度は文化遺産に登録するプロジェクトを立ち上げた。
(そのかつどうがみをむすび、こんごとうろくのかのうせいがたかまっている。)
その活動が実を結び、今後登録の可能性が高まっている。
(しんこうのたいしょうであり、)
信仰の対象であり、
(かいがやしいかなどにもとうじょうするぶんかのぼたいというのがこんきょだ。)
絵画や詩歌などにも登場する文化の母胎というのが根拠だ。
(にほんのしょうちょうといわれるふじさんが、せかいいさんとしてとうろくされ、)
日本の象徴と言われる富士山が、世界遺産として登録され、
(とおいみらいまでうつくしいすがたがひきつがれることをねがう。)
遠い未来まで美しい姿が引き継がれることを願う。