パノラマ奇島談_§15

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著者:江戸川乱歩
売れない物書きの人見廣介は、定職にも就かない極貧生活の中で、自身の理想郷を夢想し、それを実現することを夢見ていた。そんなある日、彼は自分と瓜二つの容姿の大富豪・菰田源三郎が病死した話を知り合いの新聞記者から聞く。大学時代、人見と菰田は同じ大学に通っており、友人たちから双生児の兄弟と揶揄されていた。菰田がてんかん持ちで、てんかん持ちは死亡したと誤診された後、息を吹き返すことがあるという話を思い出した人見の中で、ある壮大な計画が芽生える。それは、蘇生した菰田を装って菰田家に入り込み、その莫大な財産を使って彼の理想通りの地上の楽園を創造することであった。幸い、菰田家の墓のある地域は土葬の風習が残っており、源三郎の死体は焼かれることなく、自らの墓の下に埋まっていた。

人見は自殺を偽装して、自らは死んだこととし、菰田家のあるM県に向かうと、源三郎の墓を暴いて、死体を隣の墓の下に埋葬しなおし、さも源三郎が息を吹き返したように装って、まんまと菰田家に入り込むことに成功する。人見は菰田家の財産を処分して、M県S郡の南端にある小島・沖の島に長い間、夢見ていた理想郷を建設する。

一方、蘇生後、自分を遠ざけ、それまで興味関心を示さなかった事業に熱中する夫を源三郎の妻・千代子は当惑して見つめていた。千代子に自分が源三郎でないと感付かれたと考えた人見は千代子を、自らが建設した理想郷・パノラマ島に誘う。人見が建設した理想郷とはどのようなものだったのか。そして、千代子の運命は?

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問題文

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(こんくりーとのわくにあついいたがらすをはりつめて、そのがいぶに、つよいでんとうがと)

コンクリートの枠に厚い板ガラスを張りつめて、その外部に、強い電燈が取

(りつけられ、あたまのうえも、あしのしたも、みぎもひだりも、に、さんけんのはんけいで、ふしぎな)

り付けられ、頭の上も、足の下も、右も左も、二、三間の半径で、不思議な

(みなそこのこうけいが、てにとるようにながめられます。ぬめぬめとしたくろいがんせき、きょ)

水底の光景が、手に取るように眺められます。ヌメヌメとした黒い岩石、巨

(だいなどうぶつのたてがみのように、ものすごくゆれるさまざまのかいそう、りくじょうではそうぞうも)

大な動物の鬣のように、ものすごく揺れるさまざまの海草、陸上では想像も

(できない、しゅじゅざったのぎょるいのゆうえい、はっぽんのあしをくるまのようにひろげ、ぶきみない)

できない、種々雑多の魚類の遊泳、八本の足を車のように広げ、不気味ない

(ぼいぼをふくらましてがらすいたいっぱいにすいついたおおだこ、みずのなかのくものよ)

ぼいぼを膨らましてガラス板いっぱいに吸い付いた大蛸、水の中の蜘蛛のよ

(うにうごめくえび、それらがきょうれつなでんこうをうけながら、みずのあつみにぼかされ)

うにうごめく蝦、それらが強烈な電光を受けながら、水の厚みにぼかされ

(て、とおくのほうはしんりんのように、あおぐろく、そこにえたいのしれぬかいぶつどもがうじ)

て、遠くの方は森林のように、青黒く、そこに得体の知れぬ怪物どもがウジ

(ゃうじゃとひしめきあうかとおもわれて、そのあくむのようなこうけいは、りくじょうでは)

ャウジャとひしめき合うかと思われて、その悪夢のような光景は、陸上では

(まるでそうぞうもできないこうけいでした。)

まるで想像もできない光景でした。

(「どうだい、おどろくだろう。だが、これはまだまだいりぐちなんだよ。これから)

「どうだい、驚くだろう。だが、これはまだまだ入り口なんだよ。これから

(むこうのほうにいくと、もっとおもしろいものがみられるのだよ」)

向こうの方に行くと、もっと面白いものが見られるのだよ」

(ひろすけは、あまりのきみわるさにあおざめたちよこをいたわりながら、さもとくいら)

広介は、あまりの気味悪さに青ざめた知代子をいたわりながら、さも得意ら

(しくせつめいするのでした。)

しく説明するのでした。

(じゅうご)

十五

(こもだげんざぶろうになりすましたさきのひとみひろすけと、そのつまであってつまではないち)

菰田源三郎に成りすましたさきの人見広介と、その妻であって妻ではない千

(よことの、よにもふしぎなみつげつのたびは、なんといううんめいのいたずらでしょ)

代子との、世にも不思議な蜜月の旅は、なんという運命のいたずらでしょ

(う。こうして、ひろすけのつくりだしたかれのいわゆるゆめのくに、)

う。こうして、広介の作り出した彼のいわゆる夢の国、

(ちじょうのらくえんをさまようことでありました。)

地上の楽園をさまようことでありました。

(ふたりは、いっぽうにおいて、かぎりなきあいちゃくをかんじあいながら、いっぽうにおいては、)

二人は、一方において、限りなき愛着を感じ合いながら、一方においては、

など

(ひろすけはちよこをなきものにしようとたくらみ、ちよこはひろすけにたいしておそるべきぎ)

広介は千代子をなきものにしようと企み、知代子は広介に対して恐るべき疑

(わくをいだき、おたがいにおたがいのきもちをさぐりあって、でも、そうしていること)

惑を抱き、お互いにお互いの気持ちを探り合って、でも、そうしていること

(が、けっしてかれらにてきいをおこさせないで、)

が、決して彼らに敵意を起こさせないで、

(ふしぎとあまくなつかしいかんじをさそうのでした。)

不思議と甘く懐かしい感じを誘うのでした。

(ひろすけはともすれば、いったんけっしたさついをおもいとどまって、ちよことの、このい)

広介はともすれば、一旦決した殺意を思いとどまって、千代子との、この異

(さまなるこいに、みもこころもゆだねようかとさえ、おもいとまどうことがありました。)

様なる恋に、身も心もゆだねようかとさえ、思い戸惑うことがありました。

(「ちよ、さびしくはないかい。こうしてわたしとふたりっきりで、うみのそこをあるいてい)

「千代、淋しくはないかい。こうして私と二人っきりで、海の底を歩いてい

(るのが。・・・・・・おまえはこわくはないのかい」)

るのが。……お前は怖くはないのかい」

(かれはふとそんなことをいってみました。)

彼はふとそんなことを言ってみました。

(「いいえ、ちっともこわくはありませんわ。それは、あのがらすのむこうにみ)

「いいえ、ちっとも怖くはありませんわ。それは、あのガラスの向こうに見

(えている、うみのそこのけしきはずいぶんぶきみですけれど、あなたがそばにいて)

えている、海の底の景色はずいぶん不気味ですけれど、あなたがそばにいて

(くださるとおもうと、あたしこわくなんか、ちっともありませんわ」)

くださると思うと、あたし怖くなんか、ちっともありませんわ」

(かのじょは、いくぶんあまえぎみに、かれのみちかくよりそって、こんなふうにこたえました。)

彼女は、幾分甘え気味に、彼の身近く寄り添って、こんなふうに答えました。

(いつしか、あのおそろしいうたがいをわすれてしまって、かのじょはいま、ただもくぜんの)

いつしか、あの恐ろしい疑いを忘れてしまって、彼女は今、ただ目前の

(たのしさによっているのでもありましょうか。)

楽しさに酔っているのでもありましょうか。

(がらすのとんねるは、ふしぎなきょくせんをえがいて、)

ガラスのトンネルは、不思議な曲線を描いて、

(へびのようにいつまでもつづきました。)

蛇のようにいつまでも続きました。

(いくひゃくしょっこうのでんとうにてらされていても、うみのそこのよどんだくらさはどうすること)

幾百燭光の電灯に照らされていても、海の底のよどんだ暗さはどうすること

(もできません。おさえつけるような、うそさむいくうき、はるかにずじょうにうちよせる)

もできません。圧えつける様な、うそ寒い空気、はるかに頭上に打ち寄せる

(なみのじひびき、がらすごしのあおくらいせかいにうごめくせいぶつども、それはまったくこの)

波の地響き、ガラス越しの蒼暗い世界にうごめく生物ども、それは全くこの

(よのほかのけしきでありました。)

世のほかの景色でありました。

(ちよこはすすむにしたがって、さいしょのもうもくてきなせんりつが、じょじょにきょういとへんじ、さら)

千代子は進むにしたがって、最初の盲目的な戦慄が、徐々に驚異と変じ、更

(になれてくるにしたがって、つぎにはゆめのような、まぼろしのようなかいていのみりょくに、)

に慣れてくるにしたがって、次には夢のような、幻のような海底の魅力に、

(ふかしぎなるとうすいをかんじはじめていました。)

不可思議なる陶酔を感じ始めていました。

(でんとうのとどかぬとおくのほうのさかなたちは、そのめのたまばかりがなつのよのかわもをとび)

電燈の届かぬ遠くの方の魚たちは、その目の玉ばかりが夏の世の川面を飛び

(かうほたるのように、じゅうおうにじゆうに、すいせいのおをひいて、あやしげなりんこうをはなちな)

交う蛍のように、縦横に自由に、彗星の尾を引いて、怪しげな燐光を放ちな

(がら、ゆきちがっています。それが、とうこうをしたってがらすいたにちかづくと)

がら、行きちがっています。それが、燈光をしたってガラス板に近づくと

(き、やみとひかりのさかいをこえて、じょじょに、さまざまのかたち、とりどりのしきさいを、とうか)

き、闇と光の境を超えて、徐々に、さまざまの形、とりどりの色彩を、燈下

(にさらすいようなるこうけいを、なににたとえればよいでしょう。)

にさらす異様なる光景を、何に例えればよいでしょう。

(きょだいなるくちをましょうめんにむけて、おもひれもうごかさず、せんこうていのようにすーっとみず)

巨大なる口を真正面に向けて、尾も鰭も動かさず、潜航艇の様にスーッと水

(をきって、きりのなかのおぼろなすがたが、みるみるおおきくなり、やがて、えいがでみ)

を切って、霧の中のおぼろな姿が、見る見る大きくなり、やがて、映画で見

(るきしゃのように、こちらのかおにぶっつかるほども、まぢかくせまってくるのです。)

る汽車のように、こちらの顔にぶっつかるほども、間近く迫ってくるのです。

(あるいはあがり、あるいはさがり、みぎにひだりにくっせつして、がらすのみちは、しまのえんがん)

或いは上がり、或いは下がり、右に左に屈折して、ガラスの道は、島の沿岸

(をすうじゅっけんのあいだつづいています。)

を数十間の間続いています。

(のぼりつめたときには、かいめんとがらすのてんじょうとがすれすれになって、でんとうのちから)

上り詰めたときには、海面とガラスの天井とがすれすれになって、電燈の力

(をかりずとも、あたりのようすがてにとるようにながめられ、くだりきったときに)

を借りずとも、あたりの様子が手に取るように眺められ、くだりきった時に

(は、いくひゃくしょっこうのでんとうも、わずかにいち、にしゃくのあいだを、ほのしろくてらしだす)

は、幾百燭光の電燈も、わずかに一、二尺のあいだを、ほの白く照らし出す

(にすぎなくて、そのかなたにはじごくのやみがはてしらずつづいているのです。)

に過ぎなくて、そのかなたには地獄の闇が涯知らず続いているのです。

(うみちかくそだって、みなれききなれてはいても、こうして、したしくかいていをたびした)

海近く育って、見慣れ聞き慣れてはいても、こうして、親しく海底を旅した

(ことなぞは、いうまでもなくはじめてだものですから、ちよこは、そのふしぎ)

ことなぞは、いうまでもなく初めてだものですから、千代子は、その不思議

(さ、どくどくしさ、いやらしさ、それにもかかわらずいようにひきいられるようなじん)

さ、毒々しさ、いやらしさ、それにもかかわらず異様に引き入られる様な人

(がいきょうのうつくしさ、こわいほどもあざやかなかいていのべつせかいに、めいじょうできないゆうわくのよ)

外境の美しさ、怖いほども鮮やかな海底の別世界に、名状できない誘惑のよ

(うなものをかんじたのは、まことにむりではなかったのです。)

うなものを感じたのは、まことに無理ではなかったのです。

(かのじょは、むつりょうでほしかたまったすがたをみては、なにのかんどうもおこさなかったしゅじゅさま)

彼女は、六稜で干し固まった姿を見ては、何の感動も起こさなかった種々さま

(ざまのかいそうどもが、きゅうしゅうし、せいいくし、おたがいにあいぶし、あるいはとうそうし、ふかかい)

ざまの海草どもが、吸収し、生育し、お互いに愛撫し、或いは闘争し、不可解

(のげんごをもってかたりあってさえいるのをもくげきして、せいいくしつつあるかれらのすがたの)

の言語をもって語り合ってさえいるのを目撃して、生育しつつある彼らの姿の

(あまりのいようさに、みもすくむおもいでした。)

あまりの異様さに、身もすくむ思いでした。

(かっしょくのこんぶのだいしんりん、あらしのもりのこずえがもつれあうように、かれらはかいすいのびどうにそ)

褐色の昆布の大森林、嵐の森の梢がもつれ合うように、彼らは海水の微動にそ

(よいでいます。らいびょうやみのかおのように、くさりただれてあなのひらいた、ぶきみわるい)

よいでいます。らい病病みの顔のように、腐りただれて穴の開いた、不気味悪い

(あなめ、ぬるぬるしたはだをおののかせ、ぶかっこうなてあしをもがく、おおくものような)

アナメ、ヌルヌルした肌をおののかせ、不格好な手足をもがく、大雲のような

(えぞわかめ、みずぞこのさぼてんとみえるかじめ、やしのたいじゅにもひすべきおお)

蝦夷ワカメ、水底のサボテンと見えるカジメ、ヤシの大樹にも比すべきオオ

(ばもく、いやらしいかいちゅうのおばさんのようなつるも、みどりのほのおに、もゆるあおのり、)

バモク、いやらしい廻虫の伯母さんの様なツルモ、緑の焔に、燃ゆる青ノリ、

(みるのだいへいげん、それらが、ところどころわずかないわはだをのこして、くまなくかいてい)

ミルの大平原、それらが、ところどころわずかな岩肌を残して、くまなく海底

(をおおい、そのねのほうがどのようなすがたになっているのか、そこにはどんなおそろし)

を覆い、その根の方がどのような姿になっているのか、そこにはどんな恐ろし

(いせいぶつがすくっているのか、ただじょうぶのはさきばかりが、むすうのあおぐろいかいすいのそう)

い生物が巣食っているのか、ただ上部の葉先ばかりが、無数の青黒い海水の層

(をとおりこし、おぼろげなでんこうによってながめるのです。)

を通り越し、おぼろげな電光によって眺めるのです。

(あるばしょには、どのようなだいぎゃくさつのあとかとおもうばかり、どすぐろいちのいろにそ)

ある場所には、どのような大虐殺の後かと思うばかり、どす黒い血の色に染

(まったあまのりのくさむら、あかげのおんながかみをふりみだしたすがたのうしげのり、にわとりの)

まったアマノリの草むら、赤毛の女が髪を振り乱した姿のウシゲノリ、鶏の

(あしのすがたのとりのあし、きょだいなあかむかでかとみゆるむかでのり、なかでもひときわ)

足の姿のトリノアシ、巨大な赤百足かと見ゆるムカデノリ、中でもひときわ

(ぶきみなのは、けいとうのかだんをかいていにしずめたかとうたがわれる、せんこうしょくのとさかの)

不気味なのは、鶏頭の花壇を海底に沈めたかと疑われる、鮮紅色のトサカノ

(りのひとむら、まっくらなうみのそこで、にじのいろをみたときのものすごさは、とうていりく)

リのひとむら、真っ暗な海の底で、虹の色を見た時のものすごさは、到底陸

(じょうでそうぞうするようなものではないのです。)

上で想像するようなものではないのです。

(しかも、そのどろどろの、きにあおにあかに、むすうのへびのしたともつれあういけいのくさ)

しかも、そのドロドロの、黄に青に赤に、無数の蛇の舌ともつれ合う異形の草

(むらをかきわけて、さきにもいくじゅういくひゃくのほたるがとびかい、でんとうのこういきにはいるにした)

むらをかき分けて、先にも幾十幾百の蛍が飛び交い、電燈の光域に入るにした

(がって、それぞれのふかしぎなすがたを、げんとうのえのようにあらわしているのです。)

がって、それぞれの不可思議な姿を、幻燈の絵のようにあらわしているのです。

(もうどくなぎょうそうのねこざめ、とらざめはちのけのうせたねんまくのしろいはらをみせて、とお)

猛毒な形相のネコザメ、トラザメは血の気の失せた粘膜の白い腹を見せて、通

(りまのようにすばやくしかいをよこぎり、ときにはしんしゅうのめをいからせてがらす)

り魔のように素早く視界を横切り、時には深讐の目を怒らせてガラス

(かべにとっしんし、それをくいやぶろうとさえします。そのときの、がらすいたのむこうがわ)

壁に突進し、それを食い破ろうとさえします。その時の、ガラス板の向こう側

(にみっちゃくしたかれらのどんらんなるぶあついくちびるは、ちょうどふじょしをきょうはくするならずもの)

に密着した彼らの貪婪なる分厚い唇は、ちょうど婦女子を脅迫するならず者

(の、つばきによごれ、ねじれまがったくちびるのようで、それからくるあるれんそうに、ち)

の、つばきに汚れ、ねじれ曲がった唇のようで、それからくるある連想に、千

(よこはおもわずふるいあがったほどでした。)

代子は思わず振るいあがったほどでした。

(こさめのたぐいをかいていのもうじゅうにたとえるなら、そのがらすみちにあらわれるぎょるいとしては、)

小サメの類を海底の猛獣に例えるなら、そのガラス道に現れる魚類としては、

(えびなどは、みずにすむもうちょうにもひすべく、あなご、)

エビなどは、水に住む猛鳥にも比すべく、アナゴ、

(うつぼのたぐいはどくへびともみることができましょう。)

靭の類は毒蛇とも見ることが出来ましょう。

(りくじょうのひとたちは、いきたぎょるいといえば、せいぜいすいぞくかんのがらすばこのなかでしか)

陸上の人たちは、生きた魚類といえば、せいぜい水族館のガラス箱の中でしか

(みたことのないりくじょうのひとたちは、このひゆをあまりにおおげさだとおもうかもしれ)

見たことのない陸上の人たちは、この比喩をあまりに大袈裟だと思うかもしれ

(ません。しかし、あのおとなしげなえびが、かいちゅうではどのようなぎょうそうをしめすもの)

ません。しかし、あのおとなしげな蝦が、海中ではどのような形相を示すもの

(か、またうみへびのしんきんすじのあなごが、もからもをつたわって、いかにぶきみな)

か、またウミヘビの親近筋のアナゴが、藻から藻を伝わって、いかに不気味な

(きょくせんうんどうをおこなうものか、じっさいかいちゅうにはいってそれをみたひとでなくては、そうぞうでき)

曲線運動を行うものか、実際海中に入ってそれを見た人でなくては、想像でき

(るものではないのです。)

るものではないのです。

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