世界の変え方(前編)

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投稿者夏生 プレイ回数525 順位8714位
オリジナルストーりーです。
これはオリジナルストーリーです。
気軽に読む感覚でタイピングをお楽しみください。
評価していただけると嬉しい限りです。


「あらすじ」
少年は置かれている状況に対して
困難を突き付けられる
どうしても○が描けない少年は
自分のペンの先が欠けていたことに気付く。
答えが描けないと悟った少年は
答案用紙とペンを置き、教室を出るが
世間知らずな彼は、その先の世界に困惑してしまう。
そこに灯りががついている小さな教室をみつけ
扉を開き座った少年は自分が世界を変えたことに気付くのだった。

「あとがき」
大まかなあらすじです。
「○を描く」という問いに対し、少年のペンは欠けていた為、答えを描くことは出来なかったのですが、その後に出てくる教室内では、「○」がひらがなの「まる」に変わっていました。これなら少年が描く不格好な○でも、答えである「まる」に結びつき、正解を導き出せるようになったわけです。そう少年が変えたのは自分自身ではなく、環境=世界の方だったという訳です。
順位名前スコア称号打鍵/秒正誤率時間(秒)打鍵数ミス問題日付
1 りんご 7555 7.7 97.2% 144.0 1120 32 23 2019/12/11
2 はるけん 6426 S 6.6 96.6% 166.8 1110 38 23 2019/12/13
3 deko 5989 A+ 6.2 95.6% 178.3 1119 51 23 2019/12/10
4 ななっしー 5875 A+ 6.2 94.2% 177.7 1112 68 23 2019/12/08
5 mo-mo- 5535 A 5.6 97.3% 195.1 1110 30 23 2019/12/12

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問題文

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(とい.1「まるをかきなさい」)

問.1「○を描きなさい」

(そこにあったのは、1つのといと、)

そこにあったのは、1つの問いと、

(きょうしつないにくばられた、)

教室内に配られた、

(いちまいのとうあんようしに、いっぽんのぺんがあるだけでした。)

一枚の答案用紙に、一本のペンがあるだけでした。

(まわりのみんながまるをかきはじめたので、)

周りのみんなが○を描き始めたので、

(せかされるように、わたしもまるをかきはじめました。)

急かされるように、私も〇を描き始めました。

(しかし、わたしがかくまるはどうもぶかっこうで、)

しかし、私が描く〇はどうも不格好で、

(みながかくようなきれいなまるにはなりませんでした。)

皆が描くような綺麗な○にはなりませんでした。

(それでもわたしは、いっしょうけんめいにまるをかきつづけました。)

それでも私は、一生懸命に○を描き続けました。

(いつかはじぶんもきれいなまるがかけるだろう、)

いつかは自分も綺麗な○が描けるだろう、

(そんなあわいきたいをじかんとともにげんかしょうきゃくさせていきました。)

そんな淡い期待を時間と共に減価償却させていきました。

(すこしいきぬきがしたかったわたしは、きょうしつないのこえにみみをかたむけていました。)

少し息抜きがしたかった私は、教室内の声に耳を傾けていました。

(きょうしつないのかいわは、せけんしらずなわたしにとってのだいじなじょうほうげんだったのです。)

教室内の会話は、世間知らずな私にとっての大事な情報源だったのです。

(そんなあるひ、そのこえたちは、あるひとはこんぱすでまるをかき、)

そんなある日、その声達は、ある人はコンパスで〇を描き、

(あるひとはゆびでがめんをなぞってまるをかき、)

ある人は指で画面をなぞって○を描き、

(あるところではさんかくがはやっているのだと、わたしにうたいました。)

あるところでは△が流行っているのだと、私に謳いました。

(せけんしらずなわたしはあぜんとし、こんなほうほうもあったのかと)

世間知らずな私は唖然とし、こんな方法もあったのかと

(おどろきをかくせずにはいられませんでした。)

驚きを隠せずにはいられませんでした。

(わたしがあらためて、つよくぺんがにぎられたてへしせんをむけると)

私が改めて、強くペンが握られた手へ視線を向けると

(そのときはじめて、わたしのぺんのさきがかけていたことにきづいたのです。)

その時初めて、私のペンの先が欠けていた事に気付いたのです。

など

(そう、はじめからきれいなまるなんてかけるはずもなかったのです。)

そう、初めから綺麗な○なんて書けるはずもなかったのです。

(それはひとつのこたえあわせのようなものでした。)

それは一つの答え合わせのようなものでした。

(「そのとき、わたしはまるをかくのをやめました。」)

「その時、私は○を描くのを辞めました。」

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