Hero in the mirror
今回は一番のボリュームになっているかもしれませんので、タイピング練習に最適だとおもいます。是非お使いください!
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問題文
(herointhemirror)
「Hero in the mirror」
(ひとはきづかないうちにかがみのまえへたっていることがある。)
人は気づかないうちに鏡の前へ立っている事がある。
(わたしがだれかへするあどばいすは、)
私が誰かへするアドバイスは、
(いつもわたしにたいしてのあどばいすだ。)
いつも私に対してのアドバイスだ。
(また、わたしがよういにてきかくなこたえをみちびきだすときほど、)
また、私が容易に的確な答えを導き出す時ほど、
(よりおおくのことばがはんどうとしてわたしのもとへはねかえってきている。)
より多くの言葉が反動として私の元へ跳ね返って来ている。
(それは、わたしじしんがそのもんだいのとうじしゃであるからだ。)
それは、私自身がその問題の当事者であるからだ。
(わたしがきらいなにんげんは、きらいなわたしににているからだ。)
私が嫌いな人間は、嫌いな私に似ているからだ。
(わたしがこたえられるのは、わたしがしっているといだけだ。)
私が答えられるのは、私が知っている問いだけだ。
(わたしがかいけつできるのは、わたしがもっているもんだいだけなのだ。)
私が解決できるのは、私が持っている問題だけなのだ。
(そしてわたしがだれかをたすけられるのは、)
そして私が誰かを助けられるのは、
(わたしもそのよわさをもっているということに、ほかならないのだ。)
私もその弱さを持っているという事に、他ならないのだ。
(そう、わたしはわたしじしんのかいけつさくをしっている。)
そう、私は私自身の解決策を知っている。
(しかし、それができないもどかしさをだいさんしゃにとうしすることで、)
しかし、それが出来ないもどかしさを第三者に投資することで、
(あたかもじぶんのもんだいがかいけつしたかのようなさっかくにおちいっているのだ。)
あたかも自分の問題が解決したかのような錯覚に陥っているのだ。
(かがみになげかけたことばは、そっくりそのままわたしのもとにかえってくる。)
鏡に投げかけた言葉は、そっくりそのまま私の元に返ってくる。
(だれかをたすけることはできても、じぶんじしんをたすけることができないわたしは、)
誰かを助ける事は出来ても、自分自身を助ける事が出来ない私は、
(やはりできそこないのひーろーなのかもしれない。)
やはり出来損ないのヒーローなのかもしれない。
(しかし、これからかくことばを、わたしはあえてかがみのなかのわたしじしんにささげようとおもう。)
しかし、これから書く言葉を、私は敢えて鏡の中の私自身に捧げようと思う。
(それはじぶんじしんをすくえない、あわれなひーろーの)
それは自分自身を救えない、哀れなヒーローの
(さいごのていこうといったところだろう。)
最後の抵抗と言ったところだろう。
(いまからたすけようとかんがえているのは、わたしじしんだ。)
今から助けようと考えているのは、私自身だ。
(このさきにつづるきみということばは、まぎれもないわたしじしんのことをさしている。)
この先に綴る「君」という言葉は、紛れもない私自身の事を指している。
(さっそくだが、わたしはわたしじしんのことをすくおうとおもう。)
早速だが、私は私自身の事を救おうと思う。
(きっとそれでいい)
「きっとそれで良い」
(わたしはだんていてきなことばがにがてだから)
私は断定的な言葉が苦手だから
(こんないいかたしかできないが、)
こんな言い方しか出来ないが、
(でもきみもそれはわかっていることだろう。)
でも君もそれはわかっている事だろう。
(だからここからさきはきみにもすこしさっしてほしいとかんがえているのだ。)
だからここから先は君にも少し察してほしいと考えているのだ。
(これはわたしときみとのひみつのかいわでもあるのだが、)
これは私と君との秘密の会話でもあるのだが、
(おおやけのばにだすいじょう、きみにもたしょうのりかいがひつようなのだ。)
公の場に出す以上、君にも多少の理解が必要なのだ。
(それをこころしてきいてほしい。)
それを心して聞いてほしい。
(わたしはきみがくちにだす、きみじしんにむけたことばをほこらしいとおもったのだ。)
私は君が口に出す、君自身に向けた言葉を誇らしいと思ったのだ。
(きみはそのたびにかるいざいあくかんをいだくだろう。)
君はその度に軽い罪悪感を抱くだろう。
(しかし、それはきみじしん、わたしじしんにたいしてのこと。)
しかし、それは君自身、私自身に対しての事。
(きみがむきあってきたひとたちは、きみじしんではない。)
君が向き合ってきた人達は、君自身ではない。
(それぞれに、きみがもしなにかすこしでもちからになれたのだとしたら。)
それぞれに、君がもし何か少しでも力になれたのだとしたら。
(わたしはきみをほこりにおもう。)
私は君を誇りに思う。
(それはわたしじしんがかかえるもんだいがむだではなかったということのしょうめいであり、)
それは私自身が抱える問題が無駄ではなかったという事の証明であり、
(なによりのしょうこであるからだ。)
何よりの証拠であるからだ。
(じぶんのなかだけで、すべてをおわらせてしまうには、)
自分の中だけで、全てを終わらせてしまうには、
(ひじょうにもったいないじしょうだったといえよう。)
非常に勿体ない事象だったと言えよう。
(ここまでながくなってしまったが、あともうすこしだけおつきあいねがいたい。)
ここまで長くなってしまったが、あともう少しだけお付き合い願いたい。
(どんなもんだいをかかえたって、)
どんな問題を抱えたって、
(どんなよわさをもっていたってそれでいい。)
どんな弱さを持っていたってそれで良い。
(なぜならそのよわさをもっていることこそがきみのなによりのつよさであり、)
何故ならその弱さを持っている事こそが君の何よりの強さであり、
(じゃくてんこそがさいだいのぶきだからだ。)
弱点こそが最大の武器だからだ。
(そのしょうめいをもうかこのきみがしている。)
その証明をもう過去の君がしている。
(きみがだれかへむけたあどばいすたちがそれをしょうめいしている。)
君が誰かへ向けたアドバイス達がそれを証明している。
(きみはきみじしんのよわさで、だれかをたすけることができる。)
君は君自身の弱さで、誰かを助ける事が出来る。
(それこそがきみがつよいというなによりのしょうこであり、)
それこそが君が強いという何よりの証拠であり、
(わたしがわたしじしんをすくうための)
私が私自身を救うための
(ひーろーでありつづけたいなによりのりゆうなのだ。)
ヒーローであり続けたい何よりの理由なのだ。