夢野久作 押絵の奇蹟⑭/⑲

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(はつのたいやく「ことぜめ」なかむらはんじろうじょうだん)

初の大役「琴責め」  中村半次郎丈談

(ありがとうぞんじます。おかげでねつもでなくなりましたし、ばあいがばあいですから)

ありがとう存じます。おかげで熱も出なくなりましたし、場合が場合ですから

(いのちがけでべんきょうしております。このあこやのことぜめというのは、とうけのろくだいまえの)

命がけで勉強しております。この阿古屋の琴責めというのは、当家の六代前の

(せんぞでしらいはんのすけというのからつたわっておりますので、ちちのだいになってから)

先祖で白井半之助というのから伝わっておりますので、父の代になってから

(ほうぼうでえんじて、いつもあたりをとったものだともうします。きつけはそのだいだいのこのみに)

方々で演じて、いつも当りを取ったものだと申します。着付はその代々の好みに

(なっているのですが、ちちのだいになりましてからはぼたんにちょうちょうということに)

なっているのですが、父の代になりましてからは牡丹に蝶々ということに

(きめてしまいました。おびはくろじにきんぎんのからくさもようで、きまっていないのは)

定(き)めてしまいました。帯は黒字に金銀の唐草模様で、きまっていないのは

(えりだけですが、ちちのようにくろとかきとかいうようなこったしぶごのみのものは)

襟だけですが、父のように黒とか黄とかいうような凝った渋好みのものは

(ぼくみたいにみじゅくなものにはとてもつかえませんから、もっとほかのこだいむらさきか)

僕みたいに未熟な者には迚(とて)も使えませんから、もっとほかの古代紫か

(みずいろかなにかにしようとおもっています。ちちおやのついぜんですからしろえりにしようかとも)

水色か何かにしようと思っています。父親の追善ですから白襟にしようかとも

(おもっていますが、どうもぼくのちからでは、そんなきぶんがだせそうにもありません)

思っていますが、どうも僕の力では、そんな気分が出せそうにもありません

(ので、どうしようかとかんがえているところです。じゅうさんかんめのいしょうのゆらい)

ので、どうしようかと考えているところです。十三貫目の衣裳の由来

(ですか・・・それはくわしいことはしりませんが、なんでもぼくがうまれましたとしの)

ですか・・・それは詳しい事は知りませんが、何でも僕が生れました年の

(しょうがつ(めいじにじゅうよねん)からちちはかんさいちほうのこうぎょうにでかけまして、ながさきからはかたを)

正月(明治二十四年)から父は関西地方の興行に出かけまして、長崎から博多を

(うちどめにして、さんがつのおしばいにまにあうようにかえってきたそうです。そのときに)

打ち止めにして、三月のお芝居に間に合うように帰って来たそうです。その時に

(どこかでなにかをみてかんじたのでしょう。こんどのりょこうのおみやげだといって、こんな)

どこかで何かを見て感じたのでしょう。今度の旅行のお土産だといって、こんな

(いしょうをくふうしだしますと、これがいちばんいいというのでいちだいあらためなかったので)

衣裳を工夫しだしますと、これが一番いいというので一代改めなかったので

(そうです。しかしごしょうちのとおりちちはとてもこりしょうでしたので、さしずがなかなか)

そうです。しかし御承知の通り父はとても凝り性でしたので、指し図がなかなか

(やかましくてしょくにんはめんくらいどおしだったそうです。かたのほうもとくにこの)

八釜(やかま)しくて職人は面喰い通しだったそうです。型の方も特にこの

(いしょうのためにあらためたかしょがありますくらいで、はじめ「あずまや」ともうしましてぼうけの)

衣裳のために改めた箇所があります位で、初め「あずまや」と申しまして某家の

など

(ごひぞうひんをもしたからおりごのみのくさいろのうちかけをきてでてくるのですが)

御秘蔵品を模した唐織好みの 草色の裲襠(うちかけ)を着て出て来るのですが

(ことにかかるまえにうしろむきになって、そのうちかけをぬいで、しょうめんになおるまでに)

琴にかかる前にうしろ向きになって、その裲襠を脱いで、正面に直るまでに

(いしょうのぜんたいをみなさまにおめにかけるようになっております。ところで、そのぼたんの)

衣裳の全体を皆様にお眼にかけるようになっております。ところで、その牡丹の

(はなのなかでひらいているいつつと、そのうえにとんでいるみっつのちょうちょうは、つくりもので)

花の中で開いている五ツと、その上に飛んでいる三ツの蝶々は、造り物で

(うかしてありまして、しぐさのたんびにゆらゆらとうごくようにしてあります)

浮かしてありまして、シグサのたんびにユラユラと動くようにしてあります

(ので、いしょうにだいざをつくっておいて、うちかけをぬぐときにいちいちてばやくとめさせるという)

ので、衣裳に台座を作っておいて、裲襠を脱ぐ時に一々手早く止めさせるという

(こりようです。そのほか、すみずみまでぶたいばえばかりをしゅがんにしてありまして、)

凝りようです。そのほか、隅々まで舞台栄えばかりを主眼にしてありまして、

(ききどころききどころにはむやみとはりがねやくじらひげやなまりなんぞをつかってあるの)

利き処利き処には無闇と針金や鯨鬚や 鉛玉(なまり)なんぞを使ってあるの

(ですが、それでいてすっきりと、しなやかにというちゅうもんですからしょくにんもよっぽど)

ですが、それでいてスッキリと、しなやかにという注文ですから職人もよっぽど

(へこたれたことでしょう。ちちのほうもがんらいがこりしょうなのに、このいしょう)

屁古(へこ)垂れたことでしょう。父の方も元来が凝り性なのに、この衣裳

(ばかりはまたとくべつで、うわごとにまでいうくらいだったそうで、すっかりきにいる)

ばかりは又特別で、うわごとにまで云う位だったそうで、スッカリ気に入る

(までにはこいちねんもかかりまして、ぼくがうまれるとまもないよくとしのはるきょうげんに)

までには小一年もかかりまして、僕が生れると間もない翌年の春狂言に

(やっとまにあったくらいだそうです。そのまえにちちはにどばかりどこか(たぶんかんさい)

やっと間に合った位だそうです。その前に父は二度ばかりどこか(多分関西

(でしょう)へいきまして、このいしょうのおてほんをみてきていろいろこまかいさしずを)

でしょう)へ行きまして、この衣裳のお手本を見て来ていろいろ細かい指図を

(しなおしましたし、はるしばいのまぎわになってから、きつけとからだのきまりぐあいをいまいちど)

し直しましたし、春芝居の間際になってから、着付けと身体の極り工合を今一度

(みにでかけたとのちになってぼくにはなしておりましたが、しかし、そのおてほんの)

見に出かけたと後になって僕に話しておりましたが、しかし、そのお手本の

(しょうたいがにしきえだったかおしえだったか。また、それがどこにあったものやら、)

正体が錦絵だったか押絵だったか。又、それがどこに在ったものやら、

(そんなことはいちどもはなしたことがありませんので、ぼくもいまだにふしぎにおもって)

そんな事は一度も話した事がありませんので、僕も今だに不思議に思って

(おります。それにみなさまもごしょうちかぞんじませぬが、ちちはよくおんなにばけてりょこうする)

おります。それに皆様も御承知か存じませぬが、父はよく女に化けて旅行する

(くせがありましたそうで、じみなじっとくをきて、おこそずきんをかぶって、)

癖がありましたそうで、ジミな十徳を着て、お高祖(こそ)頭巾を冠って、

(ようじょうめがねをかけますとちょっとしたおかねもちのごけさんくらいにみえましたそうで、)

養生眼鏡をかけますとチョットしたお金持ちの後家さん位に見えましたそうで、

(こうぎょうちゅうでもなにかきにいらぬことがありますと、そんなふうにしてすがたをかくして、)

興行中でも何か気に入らぬ事がありますと、そんな風にして姿を隠して、

(たゆうもとがこまっているのをすぐそばからみていておもしろがったりしたそうです。)

太夫元が困っているのをすぐ傍から見ていて面白がったりしたそうです。

(ですからそのときのりょこうもきっとそんなすがたできしゃにのっていったのでしょう。)

ですからその時の旅行もキットそんな姿で汽車に乗って行ったのでしょう。

(ちちのすがたをみかけたものはひとりもなかったので、このいしょうのおてほんのしょうたい)

父の姿を見かけたものは一人もなかったので、この衣裳のお手本の正体

(ばかりは、とうとうどこにあるのかわからずじまいになってしまいました。)

ばかりは、とうとうどこにあるのかわからず仕舞いになってしまいました。

(そのうちに、そのはるこうぎょうのぜんごからちちはめにみえてけんこうをそこねてきましたので、)

そのうちに、その春興行の前後から父は眼に見えて健康を損ねて来ましたので、

(したてやなぞはいしょうのたたりなぞとかげぐちをいっていたそうですが、もともとひよわな)

仕立屋なぞは衣裳の祟りなぞと陰口を云っていたそうですが、もともとひ弱な

(たいしつなのにむりなりょこうなぞをしたせいでしょう。そんなひみつのりょこうもふっつりと)

体質なのに無理な旅行なぞをしたせいでしょう。そんな秘密の旅行もフッツリと

(やめてしまいまして、ぶたいにたつときのほかはせいようばかりしながらやっとさくねんの)

止めてしまいまして、舞台に立つ時のほかは静養ばかりしながらやっと昨年の

(はるまでもちこたえてきたのです。いっぽうにぼくもまたおやゆずりのびょうしんもので、おまけに)

春まで持ちこたえて来たのです。一方に僕もまた親ゆずりの病身者で、おまけに

(はやくからははにわかれたぎゅうにゅうそだちのよわむしだったもんですから、ちちからつたえられました)

早くから母に別れた牛乳育ちの弱虫だったもんですから、父から伝えられました

(ことはたいていくでんばかりといっていいのでした。ほんとうのしこみは)

事は大抵口伝(くでん)ばかりと云っていいのでした。本当の仕込みは

(おじさん(しえんじょう)とつきじのおししょうさん(ふじたかんじゅうろうし)の)

伯父さん(芝猿丈(しえんじょう))と築地のお師匠さん(藤田勘十郎氏)の

(おかげなのですが、それとても、からだがよわいためにほんとうのべんきょうができておりません)

お蔭なのですが、それとても、身体が弱いために本当の勉強が出来ておりません

(でしたので、とてもおはずかしいわけなのです。そんなところへこんどのおしばいは)

でしたので、トテモお恥かしい訳なのです。そんなところへ今度のお芝居は

(ちちのついぜんのためというので、みなさまのひとかたならぬおひきたてをうけまして、ぶたいに)

父の追善のためというので、皆様の一方ならぬお引立てを受けまして、舞台に

(たたせていただきますばかりか、ゆめにもおもいがけなかったたいやくのごちゅうもんがでて)

立たせて頂きますばかりか、夢にも思いがけなかった大役の御注文が出て

(おりますことを、まだねつがでてねておりましたぼくのまくらもとにおじがかけつけてきて)

おりますことを、まだ熱が出て寝ておりました僕の枕元に伯父が駆けつけて来て

(しらせてくれましたときはすっかりきもをつぶしてしまいました。はじめのうちは、)

知らせてくれました時はスッカリ胆を潰してしまいました。初めのうちは、

(いつものおじのくせで、ぼくをからかっているのだとばかりおもって、いいかげんな)

いつもの伯父の癖で、僕をカラカッているのだとばかり思って、いい加減な

(へんじをしながらわらっておりましたが、そのうちにはっちょうぼりのおおだんなさま(おおぬまし))

返事をしながら笑っておりましたが、そのうちに八丁堀の大旦那様(大沼氏)

(やひらかわちょうのせんせい(しこうし)がたがおみえになって、いよいよほんとうだと)

や平川町の先生(紫紅(しこう)氏)方がお見えになって、いよいよ本当だと

(わかりますとぼくはおもわずてばなしでなきだしてしまいました。そうしてこの)

わかりますと僕は思わず手放しで泣き出してしまいました。そうしてこの

(おしばいがすんだら、あとはどうなってもかまわないつもりでけいこをはじめたの)

お芝居が済んだら、あとはどうなっても構わないつもりで稽古を始めたの

(ですが、つごうのいいことにちちもぼくもこころもちひょろながいほうでかたはばからなにからよく)

ですが、都合のいい事に父も僕も心持ちヒョロ長い方で肩幅から何からよく

(あっていますので、いしょうのほうはあまりてをいれずにすみました。しかしなにしろ)

合っていますので、衣裳の方はあまり手を入れずに済みました。しかし何しろ

(このこしらえはそうたいでじゅうさんかんめもありましてしゃぐまだけでもいっかんめ)

この扮装(こしらえ)は総体で十三貫目もありましてシャグマだけでも一貫目

(ちかくあります。それをまだげいもからだもこんまいかのよわむしがきるのですから、)

近くあります。それをまだ芸も身体もコンマ以下の弱虫が着るのですから、

(ふだんだとたちあがるだけでもたいへんなのですが、それでもいのちがけのおんなの)

平生(ふだん)だと立ち上がるだけでも大変なのですが、それでも命がけの女の

(きもちになってぶたいにでてみますと、ふしぎなくらいらくにうごけますので、これは)

気もちになって舞台に出てみますと、不思議なくらい楽に動けますので、これは

(おおかたなくなりましたちちのれいがいしょうにのりうつってかるくしてくれるのだろうと)

大方亡くなりました父の霊が衣裳に乗り移って軽くしてくれるのだろうと

(おもっております。うんぬん。)

思っております。云々。

(わたしはこのとき、このきじのうえにつっぷしまして、どんなにかなきましたことでしょう。)

私はこの時、この記事の上に突伏しまして、どんなにか泣きました事でしょう。

(わたしのおかあさまのおしえをごらんになったあなたさまのおとうさまが、それほどまでにぼたんと)

私のお母様の押絵を御覧になった貴方様のお父様が、それほどまでに牡丹と

(ちょうちょうのきつけをたいせつにかけておもちいになりました、そのおこころのうらをおさっし)

蝶々の着付けを大切にかけてお用いになりました、そのお心のウラをお察し

(しましたときに、わたしはもうたってもいてもいられぬようになりました。)

しました時に、私はもう立っても居てもいられぬようになりました。

(なかむらはんじろうさまとわたしとは、おはなしにきいたことのあるふうふごだったにちがいない。)

中村半次郎様と私とは、お話にきいた事のある夫婦児だったに違いない。

(ひとりはおかあさまににてひとりはおとうさまににたふたごだったにちがいない。)

一人はお母様に似て一人はお父様に似た 双生児(ふたご)だったに違いない。

(そうしておかあさまはわたしたちふたりをおうみになるとまもなく、おとうさまにしれないように)

そうしてお母様は私達二人をお生みになると間もなく、お父様に知れないように

(おとこのこのほうをほんとうのおとうさまのところへおやりになったので、そんなことをなにもかも)

男の子の方を本当のお父様の処へお遣りになったので、そんな事を何もかも

(ひきうけておてつだいをしたのは、あのおせきばあさんだったにちがいない。)

引き受けてお手伝いをしたのは、あのオセキ婆さんだったに違いない。

(そうとかんがえるよりほかにかんがえようがないのをどうしましょう。)

そうと考えるよりほかに考えようがないのをどうしましょう。

(「ああ。なかむらさんぎょくさま・・・あなたはそれほどまでにわたしのおかあさまを・・・そうして)

「ああ。中村珊玉様・・・あなたはそれほどまでに私のお母様を・・・そうして

(またわたしのおかあさまも・・・」とさけびかけてわたしははっとしながら、じぶんのてでじぶんの)

又私のお母様も・・・」と叫びかけて私はハッとしながら、自分の手で自分の

(くちをおさえました。いまからかんがえますとわたしはどうしてこのときにはっきょうしなかったの)

口を押えました。今から考えますと私はどうしてこの時に発狂しなかったの

(でしょうとふしぎにおもわれるくらいでございます。いいえ。わたしはそれからのち)

でしょうと不思議に思われる位で御座います。いいえ。私はそれから後

(しばらくのあいだ、はっきょうしていたのかもしれませぬ。そのよるおそくにおかざわせんせいのところの)

暫くの間、発狂していたのかも知れませぬ。その夜遅くに岡沢先生のところの

(おゆどので、もうにどとみないけっしんをしておりましたかがみのまえにまるいちねんぶりにすわり)

お湯殿で、もう二度と見ない決心をしておりました鏡の前に丸一年ぶりに坐り

(まして、そのなかにすわっておられるおかあさまのかおをみつめながらいつまでも)

まして、その中に坐っておられるお母様の顔を見つめながらいつまでも

(いつまでもなみだをながしておりましたわたしのすがたを、もしおにいさまがごらんになりました)

いつまでも涙を流しておりました私の姿を、もしお兄様が御覧になりました

(ならば、きっときがへんになったものとおおもいになったでしょう。)

ならば、きっと気が変になったものとお思いになったでしょう。

(おにいさま・・・ああ・・・おなつかしいおにいさま・・・。そうもうしあげてはわるい)

お兄様・・・ああ・・・おなつかしいお兄さま・・・。そう申上げてはわるい

(のかもしれませぬけれども、どうぞおゆるしくださいませ。わたしはそのよるからあなたさまを)

のかも知れませぬけれども、どうぞお許し下さいませ。私はその夜から貴方様を

(たったひとりのおにいさまときめてしまっていたのですから。そうしてもしほんとの)

タッタ一人のお兄さまときめてしまっていたのですから。そうしてもしホントの

(おにいさまでおいでにならないのでしたら、そのほんとのおにいさまよりももっと)

お兄さまでおいでにならないのでしたら、そのホントのお兄さまよりももっと

(もっとおなつかしいたいせつのたいせつのひみつのおにいさまとおもってこいこがれながらしんで)

もっとおなつかしい大切の大切の秘密のお兄様と思って恋い焦がれながら死んで

(いきたいと、そればかりをかみさまにおねがいするようになりましたのは、)

行きたいと、そればかりを神様にお願いするようになりましたのは、

(そのよるからのことでございましたから・・・。)

その夜からの事で御座いましたから・・・。

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