ピノッキオの冒険 48
| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | だだんどん | 6423 | S | 6.9 | 93.4% | 356.8 | 2466 | 174 | 54 | 2025/09/20 |
| 2 | やまちゃん | 4751 | B | 4.8 | 97.9% | 502.4 | 2439 | 52 | 54 | 2025/10/12 |
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問題文
(ぴのっきおとじぇぺっとじいさんは、まぐろにさよならをいえなかったことを)
ピノッキオとジェペット爺さんは、マグロにさよならを言えなかったことを
(ざんねんがりながら、あてもないまま、あしのむいたほうへあるきだしました。)
残念がりながら、あてもないまま、足の向いた方へ歩き出しました。
(しばらくいくと、つかれがいっぺんにでたものか、)
しばらく行くと、疲れがいっぺんにでたものか、
(じぇぺっとじいさんがよろよろとしはじめました。)
ジェペット爺さんがよろよろとし始めました。
(ぴのっきおはいそいで、じぇぺっとじいさんのからだをささえました。)
ピノッキオは急いで、ジェペット爺さんの体を支えました。
(「さあ、おじいさん、ぼくのかたにつかまって。)
「さあ、お爺さん、僕の肩につかまって。
(やすみやすみ、のんびりといくことにしましょうよ」)
休み休み、のんびりと行くことにしましょうよ」
(「ありがとうよ、ぴのっきお」)
「ありがとうよ、ピノッキオ」
(じぇぺっとじいさんは、かなしそうにためいきをつきました。)
ジェペット爺さんは、悲しそうにため息をつきました。
(「それにしても、どこへいったらいいものやら。)
「それにしても、どこへ行ったらいい物やら。
(もとのいえには、もうだれかがすみついているにちがいないしなあ」)
元の家には、もう誰かが住み着いているに違いないしなあ」
(「なあに、まかせといてくださいな。すむところくらいは)
「なあに、任せといてくださいな。住むところくらいは
(ぼくがみつけてみせますから」)
僕が見つけてみせますから」
(そのときぴのっきおは、だれかがじぶんのなまえをよんでいることにきがつきました。)
その時ピノッキオは、誰かが自分の名前を呼んでいることに気がつきました。
(みると、みちばたでねこときつねがしきりにてをふっています。)
見ると、道端で猫と狐がしきりに手を振っています。
(「ぴのっきおさん、ぴのっきおさん、ぼくたちですよ。)
「ピノッキオさん、ピノッキオさん、僕たちですよ。
(あなたをふしぎがはらへごあんないした、ねこときつねですよ」)
あなたを不思議ヶ原へご案内した、猫と狐ですよ」
(「なあんだ、きみたちだったのか。しばらくみないまに)
「なあんだ、君たちだったのか。しばらく見ないまに
(ふたりとも、ずいぶんびんぼうたらしくなってしまったねえ」)
二人とも、ずいぶん貧乏たらしくなってしまったねえ」
(ふたりともがりがりにやせおとろえ、けもはんぶんくらいぬけおちて)
二人ともがりがりにやせ衰え、毛も半分くらい抜け落ちて
(みるからにみじめなようすをしていました。)
見るからに惨めな様子をしていました。
(きつねなどは、おかねにこまってうりとばしでもしたものか)
狐などは、お金に困って売り飛ばしでもしたものか
(しっぽがねもとからちょんぎれているありさまです。)
しっぽが根元からちょん切れているありさまです。
(「ぴのっきおさん、きんかをぬすんだことはあやまります。)
「ピノッキオさん、金貨を盗んだことは謝ります。
(どうかどうか、おなさけをおかけください。)
どうかどうか、お情けをおかけください。
(あわれなねこときつねめに、おかねをめぐんでやってください」)
哀れな猫と狐めに、お金を恵んでやってください」
(ねこときつねはあわれなこえでなきつきました。)
猫と狐は哀れな声で泣きつきました。
(「でもきみたち、おいはぎのことはどうなんだい?)
「でも君たち、追いはぎのことはどうなんだい?
(あれも、きみたちのしわざなんだろう?」)
あれも、君たちのしわざなんだろう?」
(「そうです、そうです。おいはぎのこともあやまります。)
「そうです、そうです。追いはぎのことも謝ります。
(くびをつるしたりして、ごめんなさい。ほんとうにぼくたちはわるものでした。)
首を吊るしたりして、ごめんなさい。本当に僕たちは悪者でした。
(でも、どうかどうかかわいそうなぼくたちをみすてないでください」)
でも、どうかどうか可哀想な僕たちを見捨てないでください」
(ぴのっきおもいまでは、ふたりのことがきのどくでたまらなくなりました。)
ピノッキオも今では、二人のことが気の毒でたまらなくなりました。
(でも、いくらかわいそうでも、ぴのっきおにはどうすることもできません。)
でも、いくら可哀想でも、ピノッキオにはどうすることもできません。
(「ねこくんにきつねくん、ぼく、あいにくおかねをいちえんももっていないんだ。)
「猫くんに狐くん、僕、あいにくお金を一円も持っていないんだ。
(すむところも、これからさがさなければならないんだ。)
住むところも、これから探さなければならないんだ。
(わるいけど、ぼくたちはこれでいくよ」)
悪いけど、僕たちはこれで行くよ」
(「ぴのっきおさん、おねがいです、おねがいです」)
「ピノッキオさん、お願いです、お願いです」
(「さようなら、ふたりともげんきでね」)
「さようなら、二人とも元気でね」
(「ああ、ぴのっきおさん」ねこときつねはわあわあとなきだしました。)
「ああ、ピノッキオさん」猫と狐はわあわあと泣きだしました。
(そのなきごえをあとにききながら、ぴのっきおはじぇぺっとじいさんをたすけたすけ)
その泣き声をあとに聞きながら、ピノッキオはジェペット爺さんを助け助け
(また、みちをすすみはじめました。)
また、道を進み始めました。
(やがてみちのりょうがわに、はたけがみえはじめました。)
やがて道の両側に、畑が見え始めました。
(それからまた、しばらくいくうち、ぴのっきおとじぇぺっとじいさんは、)
それからまた、しばらく行くうち、ピノッキオとジェペット爺さんは、
(いっけんのいえのそばをとおりかかりました。)
一軒の家のそばを通りかかりました。
(「おお、これはまた、すみごこちのよさそうないえじゃ。)
「おお、これはまた、住み心地のよさそうな家じゃ。
(わしらもせめて、これくらいのいえにすめたらなあ」)
わしらもせめて、これくらいの家に住めたらなあ」
(じぇぺっとじいさんがつぶやきました。)
ジェペット爺さんがつぶやきました。
(「おじいさん、ちょっとこえをかけてみましょうよ。)
「お爺さん、ちょっと声をかけてみましょうよ。
(ひとばんくらいなら、とめてくれるかもしれませんから」)
一晩くらいなら、泊めてくれるかもしれませんから」
(ぴのっきおは、そっとどあをたたきました。)
ピノッキオは、そっとドアをたたきました。
(「だれですね?」「たびのものですけど、なかでひとやすみさせてもらえないでしょうか。)
「誰ですね?」「旅の者ですけど、中でひと休みさせてもらえないでしょうか。
(ぼくたち、すっかりくたくたなんです」)
僕たち、すっかりくたくたなんです」
(「はいっておいで。かぎはかかっていませんよ」)
「入っておいで。鍵はかかっていませんよ」