僕たちに似合う世界

(まちのひにめをそむけたかえりみち)

街の灯に　目を背けた帰り道

(あのひとおなじきょうがゆっくりとおわってく)

あの日と同じ今日がゆっくりと終わってく

(しんじたくないまま)

信じたくないまま

(だいすきなきょくをかけてみみをふさぐ)

大好きな曲をかけて耳を塞ぐ

(それでもきえやしないさんざんなことばたちを)

それでも消えやしない　散々な言葉たちを

(ひきつれてかえったんだ)

引き連れて帰ったんだ

(いまさらどこにいてなにをかんがえても)

いまさらどこにいて　何を考えても

(きせつだけかわってくぼくだけのこして)

季節だけ変わってく　僕だけ残して

(ひとりのへやで)

一人の部屋で

(きみがくれたおおくのことばが)

君がくれた多くの言葉が

(かかえきれないままあふれてる)

抱えきれないまま溢れてる

(かなわないにちじょうをくりかえしてる)

叶わない日常を繰り返してる

(だれにもなれずにひとごみのなかへ)

誰にもなれずに人混みの中へ

(まるでうみのそこにいるようで)

まるで海の底にいるようで

(まだいきができないぼくにであう)

まだ息ができない僕に出会う

(それぞれのかがやけるあしたがあるよきっと)

それぞれの輝ける明日があるよ　きっと

(あすのじぶんにつたえて)

明日の自分に伝えて

(だいすきなきょくをかけてこころおどる)

大好きな曲をかけて心躍る

(いつもよりもきれいなほしぞらがさそってる)

いつもよりも綺麗な星空が誘ってる

(ここではないどこかへ)

ここではないどこかへ

(きのうみたせかいよりきょうのこのせかいは)

昨日見た世界より　今日のこの世界は

(うつくしくいろをなすもしかしてぼくらみえるかな)

美しく色をなす　もしかして僕ら見えるかな

(おわりのないたびじのむこうに)

終わりのない旅路の向こうに

(おわりのないしあわせがあると)

終わりのない幸せがあると

(ほんとうのきもちだけつたえていくよ)

本当の気持ちだけ伝えていくよ

(ゆがんだせかいできみにであえたな)

歪んだ世界で君に出会えたな

(きのうのかなしみとくやしさと)

昨日の悲しみと悔しさと

(しあわせとかわらぬにちじょうを)

幸せと変わらぬ日常を

(それぞれにかがやけるあしたにもっていくよ)

それぞれに輝ける明日に持っていくよ

(あすのぼくらにあいたい)

明日の僕らに会いたい

(きみがくれたおおくのことばが)

君がくれた多くの言葉が

(たおれそうだったぼくのことを)

倒れそうだった僕のことを

(なんどでもなんどでもささえてくれた)

何度でも何度でも支えてくれた

(わすれられないよほんとうにありがとう)

忘れられないよ　本当にありがとう

(いましかうたえないうたをうたい)

今しか歌えない歌を歌い

(いましかきけないこえがききたい)

今しか聞けない声が聞きたい

(それぞれにかがやけるあしたがあるよきっと)

それぞれに輝ける明日があるよ　きっと

(あすのぼくらにつたえよう)

明日の僕らに伝えよう

(もっとあすのぼくらにつたえよう)

もっと明日の僕らに伝えよう

(ぼくたちがにあうせかいへ)

僕たちが似合う世界へ