ペットの話 -2-

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師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
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問題文

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(たなのうえにおれんじしょくのけーじをおいていて、) 棚の上にオレンジ色のケージを置いていて、 (そのなかにごーるでんはむすたーのつがいをかっていた。) その中にゴールデンハムスターのつがいを飼っていた。 (そのころはなかなかこどもをうまないなあとおもっていたのだが、) そのころはなかなか子どもを産まないなあと思っていたのだが、 (のちにわかったところによると、けっかてきにりょうほうおすだったので) 後に分かったところによると、結果的に両方オスだったので (むりからぬことだった。) 無理からぬことだった。 (「かわいいなあ」) 「かわいいなあ」 (よーこはへやのいりぐちのどあのうしろにかくれ、かおをはんぶんだけだしてそういう。) ヨーコは部屋の入り口のドアの後ろに隠れ、顔を半分だけ出してそう言う。 (そんなにはなれていたらよくみえないだろうに。) そんなに離れていたらよく見えないだろうに。 (「どくなんてないよ」) 「毒なんてないよ」 (ひとになれているから、よほどきがたってないかぎり、) 人に慣れているから、よほど気が立ってない限り、 (ゆびをさしだしてもかまれることはなかった。) 指を差し出しても噛まれることはなかった。 (しかし、そういってよんでもよーこはあたまをふる。) しかし、そう言って呼んでもヨーコは頭を振る。 (あとからしったのだが、よーこははむすたーにあれるぎーをもっていて、) 後から知ったのだが、ヨーコはハムスターにアレルギーを持っていて、 (そのぬけげやふけにもはんのうして、せきこんだりはっしんがでたりするからだだった。) その抜け毛やフケにも反応して、咳き込んだり発疹が出たりする身体だった。 (いぜんゆうじんのいえではむすたーにかまれたときにしょっくしょうじょうをおこし、) 以前友人の家でハムスターに噛まれた時にショック症状を起こし、 (きゅうきゅうしゃではこばれることになったのだそうだ。) 救急車で運ばれることになったのだそうだ。 (それでもよほどはむすたーがすきなのか、よーこにはそのあとも、) それでもよほどハムスターが好きなのか、ヨーコにはその後も、 (ときどきしないのひゃっかてんにあるぺっとしょっぷにいくのにつきあわされた。) 時々市内の百貨店にあるペットショップに行くのに付き合わされた。 (そんなときよーこは、はなれたばしょからはむすたーのこーなーを) そんな時ヨーコは、離れた場所からハムスターのコーナーを (じっとみつめていて、そのしょうどうぶつたちがどんなようすかちくいちわたしにきいていた。) じっと見つめていて、その小動物たちがどんな様子か逐一私に訊いていた。
など
(そのたびにわたしはくしょうしながら、えさをたべるようすやちいさなてのうごきなどを) そのたびに私は苦笑しながら、エサを食べる様子や小さな手の動きなどを (みぶりてぶりでせつめいしたものだった。) 身振り手振りで説明したものだった。 (てれくさいというより、しょうじきはずかしかったが、) 照れくさいというより、正直恥ずかしかったが、 (うれしそうなよーこをみていると、そんなおもいもどこかへいってしまった。) 嬉しそうなヨーコを見ていると、そんな思いもどこかへ行ってしまった。 (「こっちがぴーすけだ」) 「こっちがピー助だ」 (わたしはへやのすみにいたきゅうかんちょうのぴーちをとりかごごともちあげて、) 私は部屋の隅にいた九官鳥のピーチを鳥籠ごと持ち上げて、 (どあのほうへむかった。) ドアの方へ向かった。 (よーこがへやのなかにはいってきそうになかったからだ。) ヨーコが部屋の中に入ってきそうになかったからだ。 (「わー、かわいい」) 「わー、かわいい」 (そんなことをいうよーこのわきをすりぬけて、もとにりびんぐにもどる。) そんなことを言うヨーコの脇をすり抜けて、元にリビングに戻る。 (ぴーちはじぶんのきょじょうがうごきだしたことにこうふんして、) ピーチは自分の居城が動き出したことに興奮して、 (あたまをふりながらかんだかいこえでさえずっている。) 頭を振りながら甲高い声でさえずっている。 (せのひくいたんすのうえにとりかごをのせるとぴたりとなきやみ、こんどはここが) 背の低いタンスの上に鳥籠を乗せるとピタリと鳴きやみ、今度はここが (じょうかまちかい、とでもいうようなふてぶてしいかおでしゅういをみわたしたあと、) 城下町かい、とでも言うようなふてぶてしい顔で周囲を見渡した後、 (またぴょろぴょろとなきはじめる。) またピョロピョロと鳴き始める。 (「ぴーすけちゃん」とよーこがよびかけると、ぴーちはすぐにへんじをする。) 「ピースケちゃん」とヨーコが呼びかけると、ピーチはすぐに返事をする。 (「ぴーちゃん、ぴーちゃん」) 「ピーチャン、ピーチャン」 (「おとこのこ?」) 「男の子?」 (「そう」) 「そう」 (「そう、そう、ぴーちゃんいいこ、ぴーちゃんいいこ」) 「ソウ、ソウ、ピーチャンイイコ、ピーチャンイイコ」 (ぴーすはなきながらとりかごのなかをあるきまわる。) ピースは鳴きながら鳥籠の中を歩き回る。 (「ぴーすけ、ももたろうは?」) 「ピー助、ももたろうは?」 (わたしはそういうと、くびをかしげる。) 私はそう言うと、首を傾げる。 (「むかし、むかし、あるところに」) 「むかし、むかし、あるところに」 (どうにゅうぶぶんをくちにすると、やがてまねをするように) 導入部分を口にすると、やがて真似をするように (「むかし、むかし、あるところに・・・・・」とやけにひくいこえではじめる。) 「ムカシ、ムカシ、あるところに・・・・・」とやけに低い声で始める。 (ぴーちはこれがとくいなのだ。) ピーチはこれが得意なのだ。 (「おじーさんと、おばーさんが、すんで、おりました、ぴょろぴょろ・・・」) 「オジーサント、オバーサンガ、スンデ、オリマシタ、ピョロピョロ・・・」 (「すごーい。じょうず」) 「すごーい。上手」 (ぴーちのももたろうは、けっきょくさるをなかまにしたあたりでまたさいしょの) ピーチのももたろうは、結局猿を仲間にしたあたりでまた最初の (むかし、むかしにもどってしまい、おにがしままではとうちゃくしなかった。) ムカシ、ムカシに戻ってしまい、鬼ヶ島までは到着しなかった。 (いぜんちちおやががんばっておしえこんでいたときには、) 以前父親が頑張って教え込んでいた時には、 (おにをやっつけてこきょうにがいせんするところまでとおしていえたのだが、) 鬼をやっつけて故郷に凱旋するところまで通して言えたのだが、 (すこしじかんがあくともうわすれてしまうものらしい。) 少し時間が空くともう忘れてしまうものらしい。 (わたしがぶんせきするに、いぬ、さる、きじをなかまにするかていで、) 私が分析するに、犬、猿、キジを仲間にする過程で、 (やきまわしというか、おなじてんかいがくりかえされるのがいちばんのげんいんではないかとおもう。) 焼き回しというか、同じ展開が繰り返されるのが一番の原因ではないかと思う。 (「おこしにつけた、きびだんご、ひとつ、わたしに、くださいな」) 「オコシニツケタ、キビダンゴ、ヒトツ、ワタシニ、クダサイナ」 (といういんしょうてきなふれーずがあるが、いぬをなかまにしたあと、) という印象的なフレーズがあるが、犬を仲間にしたあと、 (またさるのときにもくりかえされるので、そこでわけがわからなくなるらしい。) また猿の時にも繰り返されるので、そこでわけがわからなくなるらしい。 (それでもよーこはおおよろこびで、えさをやっていいかとせがんできた。) それでもヨーコは大喜びで、餌をやっていいかとせがんできた。
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