クリスマス長文全文
10月の「ハロウィン長文」を練習してた時はこの量でも「多いな」と感じていたけれど。
今回はアンドロイドアプリでプレイした時にあまりおかしな日本語になりすぎないような部分で区切ってあります。
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問題文
(なぜなんどもさんたへのおねがいがかわるのか、)
なぜ何度もサンタへのお願いが替わるのか、
(あとすうじつでいぶがくるというのに)
あと数日でイブが来るというのに
(げんかんさきにかざられたつりーにぶらさがっているくつしたのなかにいれられたてがみのないようが)
玄関先に飾られたツリーにぶらさがっている靴下の中に入れられた手紙の内容が
(いまになってなんどもかわっている。)
今になって何度も替わっている。
(けっきょくどれなのかぱぱにはわからなくなってきた。)
結局どれなのかパパにはわからなくなってきた。
(ままはわらっているがこれはだいじなことなのだ。)
ママは笑っているがこれは大事なことなのだ。
(にんきしょうひんはこのじきてにはいらなくなるからだ。)
人気商品はこの時期手に入らなくなるからだ。
(てがみのないようとちがうものしかてにはいらなかったらとかんがえただけでむねがくるしくなる。)
手紙の内容と違うものしか手に入らなかったらと考えただけで胸が苦しくなる。
(これこそさんたくろうすだ。)
これこそサンタ苦労すだ。
(こどものころ、)
子供のころ、
(くりすますぷれぜんとのおねがいのてがみをさんたくろーすにかくときに、)
クリスマスプレゼントのお願いの手紙をサンタクロースに書くときに、
(いつもきょうだいでなやんだのはにほんごのてがみでだいじょうぶなのだろうかということだった。)
いつも兄弟で悩んだのは日本語の手紙で大丈夫なのだろうかということだった。
(さんたくろーすはにほんじんじゃないようだけど、)
サンタクロースは日本人じゃないようだけど、
(にほんごのてがみをよんでくれるのか。)
日本語の手紙を読んでくれるのか。
(それともつうやくのひとがいるのだろうか。)
それとも通訳の人がいるのだろうか。
(こどもながらにしんけんになやんだ。)
子供ながらに真剣に悩んだ。
(さいごにはあにがかたかなでかけばいいとわけのわからないことをいいだし、)
最後には兄がカタカナで書けばいいと訳のわからないことを言い出し、
(かたかなだけのてがみをかいたのだった。)
カタカナだけの手紙を書いたのだった。
(そしてよくあさ、)
そして翌朝、
(あにがただしいことはしょうめいされた。)
兄が正しいことは証明された。
(また、たなかさんちのきせつがきた。)
また、田中さんちの季節が来た。
(くりすますしーずんになるとたなかさんちはすごいことになる。)
クリスマスシーズンになると田中さんちはすごいことになる。
(にわさきにはひかるとなかいとてんしがおかれ、)
庭先には光るトナカイと天使が置かれ、
(まどをかこむようにくるくるまわるらいと、)
窓を囲むようにくるくる回るライト、
(かべぜんたいにひかりのかーてん、)
壁全体に光のカーテン、
(そしてやねにはそりにのったさんたくろーすがかがやいている。)
そして屋根にはそりに乗ったサンタクロースが輝いている。
(まいとしばーじょんあっぷをかさね、)
毎年バージョンアップを重ね、
(けーぶるてれびのしゅざいがくるようになるとさらにはげしくなっていき、)
ケーブルテレビの取材が来るようになるとさらに激しくなっていき、
(いまではたなかるみなりえとよばれている。)
今では田中ルミナリエと呼ばれている。
(でも12がつのでんきだいは20まんえんをこえるらしいので、)
でも12月の電気代は20万円を超えるらしいので、
(べつにうらやましくないし、)
別にうらやましくないし、
(まねしたくもない。)
真似したくもない。
(100えんしょっぷのこうざいはにせさんたのたいりょうせいさんである。)
100円ショップの功罪は偽サンタの大量生産である。
(とうきゅうはんずで5000えんくらいしていたさんたのこすちゅーむが)
東急ハンズで5000円くらいしていたサンタのコスチュームが
(100えんしょっぷでは)
100円ショップでは
(ぼうし100えんうわぎ100えんずぼん100えんひげせっと100えんで)
帽子100円上着100円ズボン100円ひげセット100円で
(うられているのだ。)
売られているのだ。
(ここまでやすくなると、)
ここまで安くなると、
(そこらじゅうのおみせのてんいんがさんたになる。)
そこらじゅうのお店の店員がサンタになる。
(てんいんさんだけでなくおちょうしものもさんたになる。)
店員さんだけでなくお調子者もサンタになる。
(よるのまちはさんただらけだ。でも、)
夜の街はサンタだらけだ。でも、
(さんたがふえたことでめだたなくなってしごとがしやすいと)
サンタが増えたことで目立たなくなって仕事がしやすいと
(ほんもののさんたくろーすはよろこんでいることはあまりしられていない。)
本物のサンタクロースは喜んでいることはあまり知られていない。
(えんとつがない。さんたがこれない。)
煙突がない。サンタが来れない。
(こどものころのわたしにはおおきなもんだいだった。)
子供のころのわたしには大きな問題だった。
(あのぶあついこーとをきて、おもちゃのはいったふくろをせおったろうじんが)
あの分厚いコートを着て、おもちゃの入った袋を背負った老人が
(えんとつからはいってくるのもふしぎなはなしだったが、)
煙突から入ってくるのも不思議な話だったが、
(そこにぎもんをかんじるよりもじぶんのいえにえんとつがないことにききをかんじたのだった。)
そこに疑問を感じるよりも自分の家に煙突がないことに危機を感じたのだった。
(えんとつがないいえにはさんたはこない、うちにはえんとつがない。)
煙突がない家にはサンタは来ない、うちには煙突がない。
(そこでしんぶんしとだんぼーるでえんとつをつくり、まどにとりつけてあんしんしてねむった。)
そこで新聞紙とダンボールで煙突を作り、窓に取り付けて安心して眠った。
(よくあさ、まくらもとにぷれぜんとがあったのはとうぜんのけっかだ。)
翌朝、枕もとにプレゼントがあったのは当然の結果だ。