古事記上巻・速須佐之男命4

背景
投稿者投稿者あぷこたいいね0お気に入り登録1
プレイ回数368難易度(4.2) 830打 長文 かな
古事記上巻・速須佐之男命の読み下し文

関連タイピング

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示

(ここにあまてらすおほみかみ、あやしとおもほして、あめのいはやとをほそめにひらきて、)

ここに天照大御神、怪しと以為ほして、天の石屋戸を細めに開きて、

(うちよりのりたまひしく、あがこもりますによりて、あめのはらおのづからくらく、)

内より告りたまひしく、吾が隠りますによりて、天の原自ら闇く、

(またあしはらのなかつくにもみなやみとおもふを、なにのゆえにか、あめのうずめはあそびをし、)

また葦原中国も皆闇と以為ふを、何由にか、天宇受売は楽をし、

(またやほよろづのかみももろもろわらへるとのりたまひき。)

また八百万の神も諸咲へるとのりたまひき。

(ここにあめうずめまをししく、いましみことにましてたふときかみいます。)

ここに天宇受売白ししく、汝命に益して貴き神坐す。

(かれ、よろこびわらひあそぶぞとまをしき。)

故、歓喜び咲ひ楽ぶぞとまをしき。

(かくまをすまに、あめのこやねのみこと、ふとたまのみこと、そのかがみをさしいだして、)

かく言す間に、天児屋命、布刀玉命、その鏡を指し出して、

(あまてらすおほみかみにみせまつるとき、あまてらすおほみかみ、いよいよあやしとおもほして、)

天照大御神に示せ奉る時、天照大御神、いよいよ奇しと思ほして、

(ややとよりいでてのぞみますときに、)

稍戸より出でて臨みます時に、

(そのかくりたてりしあめのたぢからをのかみ、そのみてをとりてひきいだす、)

その隠り立てりし天手力男神、その御手を取りて引き出す、

(すなはちふとたまのみこと、しりくめなはをそのみしりへにひきわたしてまをししく、)

即ち布刀玉命、尻くめ縄をその御後方に控き渡して白ししく、

(これよりうちになかえりいりそとまをしき。)

これより内にな還り入りそとまをしき。

(かれ、あまてらすおほみかみいでまししとき、たかまがはらもあしはらのなかつくにも、おのづからてりあかりき。)

故、天照大御神出でましし時、高天原も葦原中国も、自ら照り明りき。

古事記

あぷこたのタイピング

オススメの新着タイピング

タイピング練習講座 ローマ字入力表 アプリケーションの使い方 よくある質問

人気ランキング

注目キーワード