季節の行事長文全文
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問題文
(ばれんたいんでーはにほんでは)
バレンタインデーは日本では
(じょせいがだんせいにちょこれーとをおくりあいのこくはくをするひですが、)
女性が男性にチョコレートを贈り愛の告白をする日ですが、
(くにによってはだんせいからじょせいにおくりものをしたり、)
国によっては男性から女性に贈り物をしたり、
(こいびとどうしがかーどをこうかんしたりなどさまざまなしゅうかんがあるようです。)
恋人同士がカードを交換したりなど様々な習慣があるようです。
(さいきんではじょせいがともだちどうしでちょこをおくりあうともちょこや、)
最近では女性が友達同士でチョコを送り合う友チョコや、
(だんせいからじょせいにおくるぎゃくちょこ、)
男性から女性に送る逆チョコ、
(じぶんへのごほうびとしてかうじぶんちょこなど)
自分へのご褒美として買う自分チョコなど
(ばれんたいんもたようかしてきています。)
バレンタインも多様化してきています。
(ごがついつかはたんごのせっく。)
五月五日は端午の節句。
(おとこのこのすこやかなせいちょうをねがうひです。)
男の子の健やかな成長を願う日です。
(ふるくからきゅうちゅうではたんごのひにはしょうぶをのきにつるし、)
古くから宮中では端午の日には菖蒲を軒につるし、
(しょうぶゆにはいりじゃきをはらっていました。)
菖蒲湯に入り邪気をはらっていました。
(えどじだいにはおとこのこのせっくとしてよろい、)
江戸時代には男の子の節句として鎧、
(かぶとやこいのぼりをかざっていわうようになりました。)
兜や鯉のぼりを飾って祝うようになりました。
(げんざいではこどものひとしてこくみんのしゅくじつにさだめられ、)
現在ではこどもの日として国民の祝日に定められ、
(こどものじんかくをおもんじこどものこうふくをはかるとともに、)
こどもの人格を重んじこどもの幸福をはかるとともに、
(ははにかんしゃするひとなっています。)
母に感謝する日となっています。
(とうじはいちねんのなかでひるがもっともみじかくよるがもっともながくなるひです。)
冬至は一年の中で昼が最も短く夜が最も長くなる日です。
(とうじにかぼちゃをたべたりゆずゆにはいったりすると)
冬至にカボチャを食べたり柚子湯に入ったりすると
(かぜをひかないといわれています。)
風邪をひかないといわれています。
(かぼちゃにはかろてんやびたみんがほうふにふくまれています。)
カボチャにはカロテンやビタミンが豊富に含まれています。
(またゆずゆにはけっこうをそくしんしからだをしんからあたため、)
また柚子湯には血行を促進し体を芯から温め、
(ひえしょうやしんけいつうにもこうかがあります。)
冷え性や神経痛にも効果があります。
(きびしいふゆをのりきるためのせんじんのちえといえるでしょう。)
厳しい冬を乗り切るための先人の知恵と言えるでしょう。
(きゅうれきのはちがつじゅうごにちはじゅうごやです。)
旧暦の八月十五日は十五夜です。
(このよるのつきはちゅうしゅうのめいげつといわれすすきやつきみだんごなどをかざりつきみをします。)
この夜の月は中秋の名月といわれススキや月見団子などを飾り月見をします。
(さといもなどのいもるいをそなえるちほうもおおくいもめいげつともよばれ、)
里芋などの芋類を供える地方も多く芋名月とも呼ばれ、
(あきのしゅうかくをかんしゃするといういみもこめられています。)
秋の収穫を感謝するという意味も込められています。
(あきはいちねんのなかでもくうきがすみ、つきがもっともうつくしくみえ、)
秋は一年の中でも空気が澄み、月が最も美しく見え、
(つきのたかさもみあげるのにちょうどよいたかさでつきみにはさいてきなじきといえます。)
月の高さも見上げるのにちょうどよい高さで月見には最適な時期といえます。
(しょうがつのあいだそなえていたかがみもちをさげ、)
正月の間供えていた鏡餅を下げ、
(いちねんのむびょうそくさいをねがいぞうにやおしるこにしてたべるのがかがみびらきです。)
一年の無病息災を願い雑煮やお汁粉にして食べるのが鏡開きです。
(そなえたかがみもちにはとしがみさまがやどっているためほうちょうをつかうのはたぶーで、)
供えた鏡餅には年神様が宿っているため包丁を使うのはタブーで、
(きづちなどでたたいてわるのがならわしです。さいきんではかがみもちのかたちのようきに)
木槌などで叩いて割るのが習わしです。最近では鏡餅の形の容器に
(こべつほうそうされたもちをいれたかがみもちもうられるようになり、)
個別包装された餅を入れた鏡餅も売られるようになり、
(かがみびらきもぱっくをひらくだけでかんたんにできるようになりました。)
鏡開きもパックを開くだけで簡単にできるようになりました。
(せつぶんといえばまめまきですが、)
節分と言えば豆まきですが、
(きせつのかわりめにはじゃきがはいるとかんがえられており)
季節の変わり目には邪気が入ると考えられており
(じゃきをはらうためにおこなわれたのがはじまりだといわれています。)
邪気をはらうために行われたのが始まりだといわれています。
(おおきなじんじゃやじいんではげいのうじんやすぽーつせんしゅなどが)
大きな神社や寺院では芸能人やスポーツ選手などが
(まめまきをするすがたをにゅーすでよくみかけます。)
豆まきをする姿をニュースでよく見かけます。
(さいきんではかんさいちほうではじまったえほうまきのしゅうかんがぜんこくにひろがり、)
最近では関西地方で始まった恵方巻きの習慣が全国に広がり、
(おおくのすーぱーなどでえほうまきがうられるようになりました。)
多くのスーパーなどで恵方巻きが売られるようになりました。
(どようのうしにうなぎをたべるようになったのは、)
土用の丑に鰻を食べるようになったのは、
(えどじだいにきんじょのうなぎやのしゅじんに)
江戸時代に近所の鰻屋の主人に
(うなぎのうれゆきがわるいことをそうだんされたひらがげんないが、)
鰻の売れ行きが悪いことを相談された平賀源内が、
(ほんじつどようのうしうなぎのひというはりがみをだしたところ)
本日土用の丑鰻の日という張り紙を出したところ
(うなぎがとぶようにうれたのがはじまりだといわれています。)
鰻が飛ぶように売れたのが始まりだといわれています。
(うなぎにはたんぱくしつ、びたみん、てつぶんなどがほうふにふくまれており、)
鰻にはタンパク質、ビタミン、鉄分などが豊富に含まれており、
(ひろうかいふくやじようきょうそうにさいてきなたべものといえます。)
疲労回復や滋養強壮に最適な食べ物といえます。
(おおみそかにとしこしそばをたべるしゅうかんはえどじだいからはじまりました。)
大晦日に年越しそばを食べる習慣は江戸時代から始まりました。
(そばのようにほそくながくいきられるようにとのねがいがこめられています。)
そばのように細く長く生きられるようにとの願いがこめられています。
(ぶっきょうのじいんではじょやのかねをつきあたらしいとしをむかえます。)
仏教の寺院では除夜の鐘をつき新しい年をむかえます。
(かねをひとつつくごとにひとつずつぼんのうがきえ、)
鐘を一つつくごとに一つずつ煩悩が消え、
(きよらかなこころでしょうがつをむかえることができるのです。)
清らかな心で正月を迎えることができるのです。
(さいきんではかくちでしゅこうをこらしたとしこしのいべんともおこなわれるようになりました。)
最近では各地で趣向を凝らした年越しのイベントも行われるようになりました。
(さんがつみっかはひなまつり。)
三月三日はひな祭り。
(ひなにんぎょうをかざりおんなのこのすこやかなせいちょうとしあわせをいのります。)
ひな人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを祈ります。
(ひなまつりのいわいりょうりといえばちらしずしやはまぐりのすいものがていばんです。)
ひな祭りの祝い料理といえばちらし寿司やハマグリの吸い物が定番です。
(ひなにんぎょうにかざるひなあられはちいきによりあじやかたちがさまざまで、)
ひな人形に飾るひなあられは地域により味や形が様々で、
(かんとうではこめをはぜてつくったぽんがしをあまくあじつけしたものですが、)
関東では米をはぜて作ったポン菓子を甘く味付けしたものですが、
(かんさいではまるいこつぶのあられでしょうゆやしおであじつけされています。)
関西では丸い小粒のあられで醤油や塩で味付けされています。
(いちがつなのかのあさには、)
一月七日の朝には、
(はるのななくさをいれたななくさがゆをたべていちねんのむびょうそくさいとほうさくをねがいます。)
春の七草を入れた七草粥を食べて一年の無病息災と豊作を願います。
(はるのななくさは、)
春の七草は、
(むかしはみぢかなのやまにはえていましたが、)
昔は身近な野山に生えていましたが、
(いまではななくさをせっとしたしょうひんがすーぱーなどでうられています。)
今では七草をセットした商品がスーパーなどで売られています。
(ななくさがゆはねんまつのぼうねんかいやおしょうがつのごちそうでよわったいちょうをやすめ、)
七草粥は年末の忘年会やお正月のご馳走で弱った胃腸を休め、
(このじきにふそくしがちなびたみんやみねらるなどをおぎなうのに)
この時期に不足しがちなビタミンやミネラルなどを補うのに
(さいてきなたべものといえます。)
最適な食べ物といえます。