美しい星空を守る美星町光害防止条例
前史時代、かつて存在していた岡山県という中規模集落。
そこに住んでいた人々の間で信じられていた「空」という概念。
人々はその「空」を懸命に信仰し、熟達した信徒には光って見えるのだそう。
それはとても小さな光の集まりだとも言われ、時には1つ1つが強く輝き、また時にはお互いが集まって模様を描き、一斉に隊列を組んで移動することもあったという。
ちょっと今では考えられないような事も昔は当たり前だった、そんな時代の法律の、ちょっと興味深い一文を紹介したいと思います。
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | YUNICO | 8741 | 爛々と昼の星見え茸生え | 9.0 | 96.5% | 240.0 | 2175 | 77 | 35 | 2024/11/05 |
2 | たまご | 8641 | 爛々と昼の星見え茸生え | 8.8 | 97.3% | 240.0 | 2132 | 58 | 35 | 2024/11/20 |
3 | えのきち | 8037 | 爛々と昼の星見え茸生え | 8.3 | 96.6% | 240.0 | 1999 | 70 | 32 | 2024/11/04 |
4 | berry | 7041 | 爛々と昼の星見え茸生え | 7.2 | 97.0% | 240.0 | 1743 | 53 | 28 | 2024/11/07 |
5 | tamaki | 6408 | 君とはに宇宙の涯や夏の星 | 6.5 | 97.3% | 240.0 | 1581 | 43 | 25 | 2024/11/05 |
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問題文
(びせいちょうには、ながれぼしのでんせつと、そのなにふさわしいうつくしいほしぞらがある。)
美星町には、流れ星の伝説と、その名にふさわしい美しい星空がある。
(てんきゅうにはせいざがゆうだいなしょうけいもじをえがき、そのなかをあまのがわがながれている。)
天球には星座が雄大な象形文字を描き、その中を天の川が流れている。
(さらに、ちへいせんからあまのがわときそうようにこうどうこうがのび、)
さらに、地平線から天の川と競うように黄道光が伸び、
(ひんぱんにながれぼしがみられる。また、よぞらのほうせきともいえるせいうんやせいだんは、)
頻繁に流れ星がみられる。また、夜空の宝石ともいえる星雲や星団は、
(なんぜんねん、なんまんねんいじょうもかかってそのすがたをちじょうにとどけている。)
何千年、何万年以上もかかってその姿を地上に届けている。
(これらうちゅうのしんぴをかいまみることができるかんきょうは、ちょうみんのみならず)
これら宇宙の神秘をかいま見ることができる環境は、町民のみならず
(ぜんじんるいにとってかけがえのないざいさんとなっている。)
全人類にとってかけがえのない財産となっている。
(しかし、うちゅうはいま、こうがいによってさえぎられ、)
しかし、宇宙は今、光害によってさえぎられ、
(しかいからとおざかっていこうとしている。)
視界から遠ざかって行こうとしている。
(じんこうこうによるこうがいのえいきょうは、はんけい100きろいじょうにもおよび、ひとびとから)
人工光による光害の影響は、半径100キロ以上にも及び、人々から
(ほしぞらのびとしんぴにふれるきかいをうばうだけでなく、かじょうなしょうめいは)
星空の美と神秘に触れる機会を奪うだけでなく、過剰な照明は
(しげんえねるぎーのろうひをともない、そのことがちきゅうをとりまくかんきょうにも)
資源エネルギーの浪費を伴い、そのことが地球をとりまく環境にも
(えいきょうをあたえている。また、かじょうなしょうめいにより、よるのあんぜんをまもるという)
影響を与えている。また、過剰な照明により、夜の安全を守るという
(しょうめいほんらいのもくてきにはんするのみならず、どうしょくぶつのせいたいけいにも)
照明本来の目的に反するのみならず、動植物の生態系にも
(あくえいきょうをあたえることもしてきされている。)
悪影響を与えることも指摘されている。
(きんりんにはしゅようなてんもんだいがせっちされているとおり、まちのしゅうへんは)
近隣には主要な天文台が設置されているとおり、町の周辺は
(てんたいかんそくにもっともてきしたかんきょうにあり、まちはこれまで)
天体観測に最も適した環境にあり、町はこれまで
(「ほしのさとづくり」にとりくんできた。そして、こんごもおおくのひとびとが)
「星の郷づくり」に取り組んできた。そして、今後も多くの人々が
(それぞれにかんどうをもってはるかなるほしぞらにしたしむよう)
それぞれに感動をもって遙かなる星空に親しむよう
(うちゅうたんさくのきかいとこうりゅうのばをていきょうすることが)
宇宙探索の機会と交流の場を提供することが
(まちおよびちょうみんへあたえられたしめいとかんがえる。)
町及び町民へ与えられた使命と考える。
(このため、わがびせいちょうみんは、まちのなにしょうちょうされるうつくしいほしぞらをほこりとして、)
このため、わが美星町民は、町の名に象徴される美しい星空を誇りとして、
(これをまもるけんりをゆうし、ぎむをおうことをここにせんげんし、ぜんこくにさきがけて)
これを守る権利を有し、義務を負うことをここに宣言し、全国に先がけて
(このじょうれいをせいていする。)
この条例を制定する。