発明の長文全文
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問題文
(ふゆになるとだいかつやくのつかいすてかいろは、)
冬になると大活躍の使い捨てカイロは、
(てつがくうきちゅうのさんそとはんのうするさいにはっせいするさんかねつをりようしています。)
鉄が空気中の酸素と反応する際に発生する酸化熱を利用しています。
(かいろのなかにはてっぷんやかっせいたん、みず、しおなどがはいっています。)
カイロの中には鉄粉や活性炭、水、塩などが入っています。
(そとぶくろをかいふうするとてっぷんがくうきとふれ、さんかがはじまりあたたかくなるのです。)
外袋を開封すると鉄粉が空気と触れ、酸化が始まり暖かくなるのです。
(かっせいたんはさんそをよりおおくとりこみ、しおやみずはさんかのそくどをはやめるはたらきをします。)
活性炭は酸素をより多く取り込み、塩や水は酸化の速度を早める働きをします。
(いだいなはつめいおうといえばえじそん。しょうがいをとおしてかずおおくのとっきょをしゅとくしています。)
偉大な発明王と言えばエジソン。生涯を通して数多くの特許を取得しています。
(すわんがはつめいしたはくねつでんきゅうをかいりょうし、ちょうじかんのてんとうにせいこうしました。)
スワンが発明した白熱電球を改良し、長時間の点灯に成功しました。
(しょうようかしたはくねつでんきゅうをふきゅうさせるため、)
商用化した白熱電球を普及させるため、
(はつでんしょをつくりこうじょうやかていにそうでんするでんりょくきょうきゅうじぎょうをはじめました。)
発電所を作り工場や家庭に送電する電力供給事業をはじめました。
(えじそんはとーすたーやせんぷうき、あいろんなどのでんかせいひんもおおくうみだし、)
エジソンはトースターや扇風機、アイロンなどの電化製品も多く生み出し、
(ひとびとのくらしはおおきくかわりました。)
人々の暮らしは大きく変わりました。
(ひつようははつめいのははということわざがあります。)
必要は発明の母ということわざがあります。
(はつめいはひごろのせいかつのなかでふじゆうだ、ふべんだとかんじたり、)
発明は日ごろの生活の中で不自由だ、不便だと感じたり、
(ひつようにせまられたりするところからうまれることがおおいようです。)
必要に迫られたりするところから生まれることが多いようです。
(ひらめいたあいであがしょうひんかされだいひっととなれば、)
ひらめいたアイデアが商品化され大ヒットとなれば、
(うりあげやとっきょりょうなどでばくだいなりえきをえることができ、ついにわたしもおくまんちょうじゃです。)
売上や特許料などで莫大な利益を得ることができ、ついに私も億万長者です。
(これをことわざでは、とらぬたぬきのかわざんようといいます。)
これをことわざでは、とらぬ狸の皮算用といいます。
(こだいぎりしゃのすうがくしゃあるきめですは、)
古代ギリシャの数学者アルキメデスは、
(かっしゃとろーぷでにもつをひきあげるそうちをこうあんしました。)
滑車とロープで荷物を引き上げる装置を考案しました。
(これがえれべーたのげんけいだといわれています。)
これがエレベータの原型だといわれています。
(ろーぷがきれてらっかするじこもおおく、おもににもつのうんぱんにつかわれ、)
ロープが切れて落下する事故も多く、主に荷物の運搬に使われ、
(ながいあいだひとがのるえれべーたはふきゅうしませんでした。)
長い間人が乗るエレベータは普及しませんでした。
(あめりかのおーちすがらっかぼうしそうちをはつめいし、)
アメリカのオーチスが落下防止装置を発明し、
(ひとがあんしんしてのることができるようになりました。)
人が安心して乗ることができるようになりました。
(じんるいにとってさいこのとけいはたいようのかげをつかったひどけいでした。)
人類にとって最古の時計は太陽の影を使った日時計でした。
(やがてあめやよるでもつかえるみずどけいやすなどけいなどもこうあんされました。)
やがて雨や夜でも使える水時計や砂時計なども考案されました。
(ちゅうせいよーろっぱではおもりをどうりょくにしたきかいどけいがとうじょうし、)
中世ヨーロッパではおもりを動力にした機械時計が登場し、
(いのりのじかんをしらせるためつかわれたのです。)
祈りの時間を知らせるため使われたのです。
(そのごぜんまいのはつめいでとけいのこがたかがかのうになりました。)
その後ゼンマイの発明で時計の小型化が可能になりました。
(また、ほいへんすがふりこのとうじせいをとけいにおうようし、)
また、ホイヘンスが振り子の等時性を時計に応用し、
(とけいのせいどはいちじるしくこうじょうしました。)
時計の精度は著しく向上しました。
(せかいさいこのじどうはんばいきはこだいえじぷとのせいすいはんばいきだといわれています。)
世界最古の自動販売機は古代エジプトの聖水販売機だといわれています。
(しんでんまえにおかれたこのきかいは、てこのげんりをりようしたものでした。)
神殿前に置かれたこの機械は、てこの原理を利用したものでした。
(こいんをいれるとおもみでうけざらがかたむき、なかのべんがれんどうしてひらきみずがでるのです。)
コインを入れると重みで受け皿が傾き、中の弁が連動して開き水が出るのです。
(かがくしゃへろんがちょしょのなかでしくみをくわしくかいせつしていますが、)
科学者へロンが著書の中で仕組みを詳しく解説していますが、
(このきかいがかれじしんのはつめいによるものなのかはわかっていません。)
この機械が彼自身の発明によるものなのかは分かっていません。
(いんすたんとらーめん、)
インスタントラーメン、
(れとるとかれーとともにせんごのしょくひんさんだいはつめいといわれるかにふうみかまぼこ。)
レトルトカレーとともに戦後の食品三大発明といわれるカニ風味かまぼこ。
(かにとなまえはついていますが、)
カニと名前はついていますが、
(ほとんどのかにかまにはかにはまったくつかわれていません。)
ほとんどのカニかまにはカニは全く使われていません。
(かにかまのおもなざいりょうはすけとうだらなどのさかなのすりみです。)
カニかまの主な材料はスケトウダラなどの魚のすり身です。
(そのためこうたんぱくていかろりーで、)
そのため高タンパク低カロリーで、
(いろどりもよくさらだやおつまみなどいろいろなりょうりにつかえるとにんきです。)
彩りもよくサラダやおつまみなど色々な料理に使えると人気です。
(たいしょうじだいにはつめいされたわぶんたいぷらいたーは)
大正時代に発明された和文タイプライターは
(たいりょうのかんじのなかからつかうかんじのかつじをいちもじずつさがすため、)
大量の漢字の中から使う漢字の活字を一文字ずつ探すため、
(そうさにはじゅくれんされたぎのうがひつようでした。)
操作には熟練された技能が必要でした。
(とうしばがかいはつしたせかいはつのにほんごわーぷろせんようきでは、)
東芝が開発した世界初の日本語ワープロ専用機では、
(かんじのよみをにゅうりょくしへんかんするほうほうがはじめてさいようされました。)
漢字のよみを入力し変換する方法が初めて採用されました。
(いまでは、ぱそこんやすまーとふぉんなどおおくのききで)
今では、パソコンやスマートフォンなど多くの機器で
(このかなかんじへんかんほうしきがつかわれています。)
このかな漢字変換方式が使われています。
(のーべるがはつめいしただいなまいとはさいくつやこうじなどにさかんにつかわれ、)
ノーベルが発明したダイナマイトは採掘や工事などにさかんに使われ、
(これによりかれはきょがくのとみをえました。)
これにより彼は巨額の富を得ました。
(しかしそのはかいりょくからへいきとしてもつかわれるようになり、)
しかしその破壊力から兵器としても使われるようになり、
(おおくのいのちがぎせいとなったのです。しのしょうにんとよばれたのーべる。)
多くの命が犠牲となったのです。死の商人とよばれたノーベル。
(かれのゆいごんでばくだいないさんをもとにのーべるざいだんがつくられ、)
彼の遺言で莫大な遺産を元にノーベル財団が作られ、
(じんるいにさいだいのこうけんをしたじんぶつにあたえられるのーべるしょうがはじまりました。)
人類に最大の貢献をした人物に与えられるノーベル賞が始まりました。
(さいごのばんさんやもな・りざでゆうめいながかのれおなるど・だ・びんち。)
最後の晩餐やモナ・リザで有名な画家のレオナルド・ダ・ビンチ。
(ばんのうのてんさいとよばれたかれはへりこぷたーやせんしゃ、せんすいふく、じどうえんそうたいこなど)
万能の天才と呼ばれた彼はヘリコプターや戦車、潜水服、自動演奏太鼓など
(おおくのはつめいのすけっちとそのかいせつをのこしています。)
多くの発明のスケッチとその解説を残しています。
(とうじのぎじゅつではせいさくがこんなんなものもおおく、)
当時の技術では制作が困難なものも多く、
(じっさいにしようされたものはあまりなかったようですが、)
実際に使用されたものはあまりなかったようですが、
(そのげんりはこうせいにおおきなえいきょうをあたえたといわれています。)
その原理は後世に大きな影響を与えたといわれています。