枕草子

背景
投稿者投稿者侑紀いいね7お気に入り登録
プレイ回数742難易度(3.2) 653打 長文 かな
表示は古文にしてありますが、読みは、現代仮名遣いなので気を付けてください。また、表示に句読点や読点は入れておりますが、打つときは抜いてあります。

関連タイピング

  • 竹取物語3

    竹取物語3

    竹取物語の現代語訳です。長文です!

    プレイ回数1278
    長文2685打
  • 枕草子

    枕草子

    清少納言 「枕草子」 第一段

    プレイ回数3659
    かな655打
  • 枕草子「春はあけぼの」タイピング

    枕草子「春はあけぼの」タイピング

    枕草子を口ずさみながら、タイピングを楽しみましょう。

    プレイ回数1663
    かな94打
  • 春はあけぼの

    春はあけぼの

    枕草子 ~春はあけぼの 第一段~ 随筆/清少納言

    プレイ回数6956
    長文かな655打
  • 竹取物語19

    竹取物語19

    竹取物語の現代語訳です。長文です!

    プレイ回数753
    長文2215打
  • 竹取物語21

    竹取物語21

    竹取物語の現代語訳です。長文です!

    プレイ回数856
    長文1898打
  • 竹取物語23

    竹取物語23

    竹取物語の現代語訳です。長文です!

    プレイ回数791
    長文2047打
  • いろはタイピング

    いろはタイピング

    いろはで五十音をタイピング!

    プレイ回数413
    短文かな87打

問題文

ふりがな非表示 ふりがな表示

(はるはあけぼの)

春はあけぼの。

(ようようしろくなりゆくやまぎわ)

やうやう白くなりゆく山ぎは、

(すこしあかりてむらさきだちたるくものほそくたなびきたる)

すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。

(なつはよる)

夏は夜。

(つきのころはさらなりやみもなおほたるのおおくとびちがいたる)

月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがひたる

(またただひとつふたつなどほのかにうちひかりていくもおかし)

また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。

(あめなどふるもおかし)

雨など降るもをかし。

(あきはゆうぐれ)

秋は夕暮れ。

(ゆうひのさしてやまのはいとちこうなりたるに)

夕日のさして山の端いと近うなりたるに、

(からすのねどころへいくとてみつよつふたつみつなど)

烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、

(とびいそぐさえあわれなり)

飛びいそぐさへあはれなり。

(まいてかりなどのつらねたるがいとちいさくみゆるはいとおかし)

まいて雁などのつらねたるが、いと小さく見ゆるはいとをかし。

(ひいりはててかぜのおとむしのねなどはたいうべきにあらず)

日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。

(ふゆはつとめて)

冬はつとめて。

(ゆきのふりたるはいうべきにもあらずしものいとしろきも)

雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、

(またさらでもいとさむきにひなどいそぎおこしてすみもてわたるもいとつきづきし)

またさらでもいと寒きに、火などいそぎおこして、炭もて渡るもいとつきづきし

(ひるになりてぬるくゆるびもていけばひおけのひもしろきはいがちになりてわろし)

昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も白き灰がちになりてわろし。