formula

(きょうしんするせいろん)

狂信する正論

(たんまつからいんようするようしゅってんのりそう)

端末から引用する要出典の理想

(こうしんされてんの)

更新されてんの？

(はんけいすうめーとるみまんのせかいでさ)

半径数メートル未満の世界でさ

(ただわからされただけでさ)

ただ、理解らされただけでさ

(ただしさもただじゃなくてさ)

正しさも無料(タダ)じゃなくてさ

(あなたならばあるいは)

あなたならば、或いは

(またからまわりしたんだった)

また、空回りしたんだった

(ぎょうかんからあふれだしてるだいたいの)

行間から溢れ出してる大体の

(いっさいがどっかいされないまま)

一切が読解されないまま

(つながらないおもいだけつのってつまんないな)

繋がらない思いだけ募ってつまんないな

(せいかいふせいかいいがいだらけのぼくを)

正解不正解以外だらけの僕を

(こうていしないだけのまじょりてぃ)

肯定しないだけのマジョリティ

(ひょうりいったいなことばかりじゃないの)

表裏一体なことばかりじゃないの？

(しょうたいふめいなままでもいい)

正体不明なままでもいい

(あからさまなことばで)

あからさまな言葉で

(ぞうけいしただけのりありてぃ)

造形しただけのリアリティ

(どうしたってすれちがうすれちがう)

どうしたって擦れ違う、擦れ違う

(じたきょうかいすらしんしょくするせいとうせいと)

自他境界すら侵食する正当性と！

(すいぎんのようにただよう)

水銀のように漂う

(またくりかえすことをおそれて)

(また繰り返すことを恐れて)

(ふかしかされるきょうそうをへて)

(不可視化される狂騒を経て)

(たしかなことばかりだ)

確かなことばかりだ

(またわからされておわった)

また、理解らされて終わった

(ただふりかざされたばかりだ)

ただ、振りかざされたばかりだ

(あなたならばあるいは)

あなたならば、或いは

(またからまわりしたみたいだった)

また、空回りしたみたいだった

(えきじょうかするかんじょうが)

液状化する感情が

(ながれおちるそのさきにまた)

流れ落ちるその先にまた

(ひろがるのはていたいするていねんのうみ)

広がるのは停滞する諦念の海

(しずんでったみたいだ)

沈んでったみたいだ

(ぎょうかんからあふれだしてるだいたいの)

行間から溢れ出してる大体の

(いっさいがどっかいされなくたって)

一切が読解されなくたって

(つながらないおもいばかりじゃないだろう)

繋がらない思いばかりじゃないだろう

(それだけじゃないだろう)

それだけじゃないだろう

(せいかいふせいかいいがいだらけのぼくを)

正解不正解以外だらけの僕を

(こうていしないだけのまじょりてぃ)

肯定しないだけのマジョリティ

(ひょうりいったいなことばかりじゃないの)

表裏一体なことばかりじゃないの

(しょうたいふめいなままでもいい)

正体不明なままでもいい

(あからさまなことばじゃ)

あからさまな言葉じゃ

(つたえきれないぼくのりありてぃ)

伝え切れない僕のリアリティ

(ひょうりいったいなみうつこえだけ)

表裏一体、波打つ声だけ

(ただそこにひびきわたっていた)

ただ、そこに響き渡っていた

(せいかいふせいかいいがいだらけのぼくを)

正解不正解以外だらけの僕を

(こうていしたいそれだけがしたい)

肯定したい、それだけがしたい

(どうしたってほしいのさほしいのさ)

どうしたって欲しいのさ、欲しいのさ

(ただきょうしんするきょうめいするしゅんかんずっと)

ただ共振する共鳴する瞬間、ずっと