【タイピング文庫】新美南吉「あし」
宮沢賢治と比較されることの多い童話作家、新美南吉の作品。
馬が昼寝をしているうちに足がしびれてしまい、それが理解できない馬は誰かが足を持っていってしまったのかもしれないと勘違いしてしまいう。
関連タイピング
-
打ち切れたら天才だ
プレイ回数2.4万 歌詞540打 -
プレイ回数1515 歌詞かな424打
-
テトリスサビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイ回数15万 歌詞かな167打 -
学生の学習の方法について。長文です
プレイ回数2556 長文かな2120打 -
タイピング練習に関する長文です
プレイ回数26万 長文1159打 -
水をたくわえる森林の働き
プレイ回数503 長文1729打 -
タイピングに慣れてきた人におすすめ
プレイ回数113万 長文かな1008打 -
Mrs.GREEN APPLEの青と夏です!
プレイ回数17万 歌詞1030打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(にひきのうまが、まどのところでぐうるぐうるとひるねをしていました。)
二ひきの馬が、まどのところでぐうるぐうるとひるねをしていました。
(すると、すずしいかぜがでてきたので、いっぴきがくしゃめをして)
すると、すずしい風がでてきたので、一ぴきがくしゃめをして
(めをさましました。ところが、あとあしがいっぽんしびれていたので、)
めをさましました。ところが、あとあしがいっぽんしびれていたので、
(よろよろとよろけてしまいました。おやおや。)
よろよろとよろけてしまいました。「おやおや。」
(そのあしにちからをいれようとしても、さっぱりはいりません。)
そのあしに力をいれようとしても、さっぱりはいりません。
(そこでともだちのうまをゆりおこしました。)
そこでともだちの馬をゆりおこしました。
(たいへんだ、あとあしをいっぽん、だれかにぬすまれてしまった。)
「たいへんだ、あとあしをいっぽん、だれかにぬすまれてしまった。」
(だって、ちゃんとついてるじゃないか。)
「だって、ちゃんとついてるじゃないか。」
(いやこれはちがう。だれかのあしだ。どうして。)
「いやこれはちがう。だれかのあしだ。」「どうして。」
(ぼくのおもうままにあるかないもの。ちょっとこのあしをけとばしてくれ。)
「ぼくの思うままに歩かないもの。ちょっとこのあしをけとばしてくれ。」
(そこで、ともだちのうまは、ひづめでそのあしをぽぉんとけとばしました。)
そこで、ともだちの馬は、ひづめでそのあしをぽォんとけとばしました。
(やっぱりこれはぼくのじゃない、いたくないもの。ぼくのあしなら)
「やっぱりこれはぼくのじゃない、いたくないもの。ぼくのあしなら
(いたいはずだ。よし、はやく、ぬすまれたあしをみつけてこよう。)
いたいはずだ。よし、はやく、ぬすまれたあしをみつけてこよう。」
(そこで、そのうまはよろよろとあるいてゆきました。やぁ、いすがある。)
そこで、その馬はよろよろと歩いてゆきました。「やァ、椅子がある。
(いすがぼくのあしをぬすんだのかもしれない。よし、けとばしてやろう、)
椅子がぼくのあしをぬすんだのかもしれない。よし、けとばしてやろう、
(ぼくのあしならいたいはずだ。うまはかたあしで、いすのあしを)
ぼくのあしならいたいはずだ。」馬はかたあしで、椅子のあしを
(けとばしました。いすは、いたいとも、なんともいわないで、)
けとばしました。椅子は、いたいとも、なんともいわないで、
(こわれてしまいました。うまは、てーぶるのあしや、べっどのあしを、)
こわれてしまいました。馬は、テーブルのあしや、ベッドのあしを、
(ぽんぽんけってまわりました。けれど、どれもいたいといわなくて、)
ぽんぽんけってまわりました。けれど、どれもいたいといわなくて、
(こわれてしまいました。いくらさがしてもぬすまれたあしはありません。)
こわれてしまいました。いくらさがしてもぬすまれたあしはありません。
など
(ひょっとしたら、あいつがとったのかもしれない。とうまはおもいました。)
「ひょっとしたら、あいつがとったのかもしれない。」と馬は思いました。
(そこで、うまはともだちのうまのところへかえってきました。そして、)
そこで、馬はともだちの馬のところへかえってきました。そして、
(すきをみて、ともだちのあとあしをぽぉんとけとばしました。)
すきをみて、ともだちのあとあしをぽォんとけとばしました。
(するとともだちは、いたいっ。とさけんでとびあがりました。)
するとともだちは、「いたいッ。」とさけんでとびあがりました。
(そぉらみろ、それがぼくのあしだ。きみだろう、ぬすんだのは。)
「そォらみろ、それがぼくのあしだ。きみだろう、ぬすんだのは。」
(このとんまめが。ともだちのうまはちからいっぱいけかえしました。)
「このとんまめが。」ともだちの馬は力いっぱいけかえしました。
(しびれがもうなおっていたので、そのうまも、いたいっ。と、)
しびれがもうなおっていたので、その馬も、「いたいッ。」と、
(とびあがりました。そして、やっとのことで、じぶんのあしは)
とびあがりました。そして、やっとのことで、じぶんのあしは
(ぬすまれたのではなく、しびれていたのだとわかりました。)
ぬすまれたのではなく、しびれていたのだとわかりました。