プラシーボ効果とは

(ぷらしーぼとは、ぎやくといういみがあり、ぷらしーぼこうかとはでんぷんを)

プラシーボとは、偽薬という意味があり、プラシーボ効果とはデンプンを

(かためただけのぎやくをほんもののくすりとおもいこみ、ふくようすることでえられるしんりこうかの)

固めただけの偽薬を本物の薬と思い込み、服用することで得られる心理効果の

(ことです。ほんらいはとくべつなこうかのないぎやくなのに、かぜぐすりだよといわれてそう)

ことです。本来は特別な効果のない偽薬なのに、風邪薬だよと言われてそう

(おもいこみ、じっさいにかぜのしょうじょうがかいふくする、といったようなげんしょうです。)

思い込み、実際に風邪の症状が回復する、といったような現象です。

(ぷらしーぼこうかはぷらせぼこうかともよばれ、じっさいにぷらしーぼこうかをもくてき)

プラシーボ効果はプラセボ効果とも呼ばれ、実際にプラシーボ効果を目的

(としたぎやくもはんばいされています。たかいこうかのあることがはんめいしている)

とした偽薬も販売されています。高い効果のあることが判明している

(ぷらしーぼこうかは、わたしたちのふだんのせいかつでよくきくじんくすや、おまじない)

プラシーボ効果は、私たちの普段の生活でよく聞くジンクスや、おまじない

(などにもつうじるものがあるといえそうです。)

などにも通じるものがあると言えそうです。

(そんなぷらしーぼこうかのゆうようせいについてわかるじっけんけっかをしょうかいします。)

そんなプラシーボ効果の有用性についてわかる実験結果を紹介します。

(ぱっけーじがみかくにおよぼすぷらしーぼこうかのじっけんで、なかみはすべておなじ)

パッケージが味覚に及ぼすプラシーボ効果の実験で、中身はすべて同じ

(すいどうすいですが、かたほうにはてんねんすいのらべる、かたほうにはすいどうすいのらべるをはった)

水道水ですが、片方には天然水のラベル、片方には水道水のラベルを貼った

(ぺっとぼとるをよういし、のんでもらいました。けっかは、すいどうすいのらべるを)

ペットボトルを用意し、飲んでもらいました。結果は、水道水のラベルを

(はったみずにたいしてくさみをかんじるひと、てんねんすいのらべるをはったみずにはあまみを)

貼った水に対して臭みを感じる人、天然水のラベルを貼った水には甘みを

(かんじるひとがおおかったそうです。らべるによるあんじこうかがたかいとわかりました。)

感じる人が多かったそうです。ラベルによる暗示効果が高いと分かりました。

(ぷらしーぼこうかは、かがくてきにせつめいがむずかしいちゆげんしょうだといわれています。)

プラシーボ効果は、化学的に説明が難しい治癒現象だといわれています。

(しかし、このようなしんぷるなじっけんでもそのしんりてきこうかのおおきさが)

しかし、このようなシンプルな実験でもその心理的効果の大きさが

(わかります。)

分かります。

(はんたいに、ほんとうにこのくすりはきくのだろうか？とぎねんをいだいたままふくようすると)

反対に、本当にこの薬は効くのだろうか？と疑念を抱いたまま服用すると

(じゅうぶんなこうかがえられないけーすもでてくるそうです。これもぷらしーぼこうかの)

十分な効果が得られないケースも出てくるそうです。これもプラシーボ効果の

(いっしゅで、とくにまいなすにはたらくものはのしーぼこうかとよばれます。のしーぼこうか)

一種で、特にマイナスに働くものはノシーボ効果と呼ばれます。ノシーボ効果