ハロウィン長文全文
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問題文
(はろうぃんのぱーてぃがおわったあと、)
ハロウィンのパーティが終わった後、
(へやのすみにいっぴきだけのこったのはしろいぬのをかぶったちいさなもんすたー。)
部屋のすみに一匹だけ残ったのは白い布をかぶった小さなモンスター。
(どこのこかしらとつまがちかづくと、たのしそうなわらいごえをのこしてすーっときえた。)
どこの子かしらと妻が近づくと、楽しそうな笑い声を残してすーっと消えた。
(そのひから、このもんすたーはわがやのいべんとにときどきさんかするようになった。)
その日から、このモンスターは我が家のイベントに時々参加するようになった。
(こどものたんじょうび、ばーべきゅー、かぞくのおもいでのなかにいつもいた。)
子供の誕生日、バーベキュー、家族の思い出の中にいつもいた。
(そしてこどもたちがおとなになるともんすたーのすがたもみかけなくなった。)
そして子供達が大人になるとモンスターの姿も見かけなくなった。
(きっとちいさなこどものいるほかのいえにひっこしたのだろう。)
きっと小さな子供のいる他の家に引っ越したのだろう。
(とりっくおあとりーと。)
トリックオアトリート。
(はろうぃんのおまつりでおばけやもんすたーのかそうをしたこどもたちが、)
ハロウィンのお祭りでお化けやモンスターの仮装をした子供達が、
(きんじょのいえいえをたずねてはこのせりふをさけびおかしをもらいます。)
近所の家々を訪ねてはこのセリフを叫びお菓子をもらいます。
(はろうぃんのきげんはけるとじんのしゅうかんからきているようです。)
ハロウィンの起源はケルト人の習慣から来ているようです。
(けるとじんの1ねんのおわりは10がつ31にちですが、)
ケルト人の1年の終わりは10月31日ですが、
(このよるはししゃのれいがやってくるといわれていました。)
この夜は死者の霊がやってくると言われていました。
(けるとじんはそれらのれいからみをまもるためにかめんをかぶり、)
ケルト人はそれらの霊から身を守るために仮面をかぶり、
(まよけのたきびをたいていたことがはじまりといわれています。)
魔よけの焚き火を焚いていたことが始まりと言われています。
(じゃっくおーらんたんのなまえはしらなくても、)
ジャックオーランタンの名前は知らなくても、
(おれんじいろのかぼちゃをくりぬいた)
オレンジ色のカボチャをくり抜いた
(おばけのちょうちんはどこかでみたことがあるのではないでしょうか。)
おばけの提灯はどこかで見たことがあるのではないでしょうか。
(このじゃっくおーらんたんは、)
このジャックオーランタンは、
(はろうぃんのよるにいえのとぐちにおいてわるいれいをおいはらうためにつかわれます。)
ハロウィンの夜に家の戸口において悪い霊を追い払うために使われます。
(もともとよーろっぱではしろいかぶをくりぬいてつくっていたのですが、)
もともとヨーロッパでは白いかぶをくり抜いて作っていたのですが、
(あめりかにいみんしたひとたちがけずりやすいからというりゆうでかぼちゃをつかいはじめ、)
アメリカに移民した人たちが削りやすいからという理由でカボチャを使い始め、
(それがひろくしられるようになったのです。)
それが広く知られるようになったのです。
(はろうぃんのちょうちんをつくるのにぴったりの)
ハロウィンの提灯を作るのにぴったりの
(かぼちゃをさがしにおばあちゃんのはたけにいってきた。)
カボチャを探しにおばあちゃんの畑に行ってきた。
(どのかぼちゃにしようかまよっていると、)
どのカボチャにしようか迷っていると、
(しらないおとこのこがきて、これがいいよとゆびさしてくれた。)
知らない男の子が来て、これがいいよと指差してくれた。
(そのかぼちゃはおれんじいろでおおきくてぴったりだった。)
そのカボチャはオレンジ色で大きくてぴったりだった。
(かぼちゃをもちあげてふりかえるとおとこのこはいなかった。)
カボチャを持ち上げて振り返ると男の子はいなかった。
(いえにかえっておばあちゃんにみせると、)
家に帰っておばあちゃんに見せると、
(おれんじいろのはつくっていないっていうんだ。)
オレンジ色のは作っていないって言うんだ。
(このかぼちゃはどこからきたんだろう。)
このカボチャはどこから来たんだろう。