怖い話 ホストクラブ1
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ヨーメイ | 6453 | S | 6.6 | 96.7% | 262.2 | 1751 | 59 | 29 | 2024/10/06 |
2 | じゅん | 4450 | C+ | 4.6 | 95.5% | 371.4 | 1733 | 80 | 29 | 2024/10/07 |
3 | daifuku | 3830 | D++ | 4.0 | 94.9% | 434.9 | 1760 | 94 | 29 | 2024/10/16 |
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問題文
(いまからじゅうねんほどまえわたしがほすとくらぶではたらいていたときのはなしです)
今から十年ほど前私がホストクラブで働いていた時の話です
(わたしはじょうきょうしてまもなかったのでしばらくのあいだほーむれすどうぜんの)
私は上京して間もなかったのでしばらくの間ホームレス同然の
(くらしをしていましたとうじわたしがはたらきはじめたみせのなんばー2だったsせんぱいが)
暮らしをしていました。当時私が働き始めた店のナンバー2だったS先輩が
(わたしのきゅうじょうをききsせんぱいのへやをかぐかでんつきでかしてくれるといってくれました)
私の窮状を聞きS先輩の部屋を家具家電付きで貸してくれると言ってくれました
(さすがはいちりゅうてんでなんばー2までなりあがったsせんぱいらしく)
さすがは一流店でナンバー2まで成り上がったS先輩らしく
(かぐかでんすべてこうかそうなものばかりでしたへやをかりるさいのゆいいつのじょうけんは)
家具家電すべて高価そうな物ばかりでした。部屋を借りる際の唯一の条件は
(べらんだがわのかーてんはぜったいにあけないことでした)
ベランダ側のカーテンは絶対に開けないことでした
(それいがいはなにをつかってもよいとのことでした。そしてさんしゅうかんほどけいかしたあるひ)
それ以外は何を使っても良いとのことでした。そして三週間ほど経過したある日
(べっどからはいだしてきのうのふかざけのせんれいとたたかいながらせんめんじょまで)
ベッドから這い出して昨日の深酒の洗礼と戦いながら洗面所まで
(いこうとしたときですあいようのこうきゅうすりっぱをはくとぐちゃっというおとがして)
行こうとした時です。愛用の高級スリッパを履くとグチャッと言う音がして
(みずがあふれでてきましたなんじゃこりゃ!けさまでのきおくがほとんどなかったので)
水が溢れ出てきましたなんじゃこりゃ!今朝までの記憶がほとんどなかったので
(よってかえってじぶんでぬらしたのだろうとおもいました)
酔って帰って自分で濡らしたのだろうと思いました
(しかしじつはそれいがいにもじぶんのきおくにはない)
しかし実はそれ以外にも自分の記憶にはない
(みょうなげんしょうがたびたびおこっていましたつかったこともないまないたにほうちょうが)
妙な現象が度々起こっていました。使ったこともないまな板に包丁が
(つきささっていたりくつばこのなかのくつがぜんぶさかさまにそろえてあったり)
突き刺さっていたり、靴箱の中の靴が全部逆さまに揃えてあったり
(ないしょでとまりにきたかのじょのはぶらしがまっぷたつにおれて)
内緒で泊まりにきた彼女の歯ブラシが真っ二つに折れて
(せんめんじょにころがっていたりほぼまいにちかぞえあげればきりがないほどでした)
洗面所に転がっていたりほぼ毎日数え上げればキリがないほどでした
(びしょびしょのすりっぱをつまんでべらんだまでもっていき)
ビショビショのスリッパをつまんでベランダまで持って行き
(てでしぼってほそうとおもったとき)
手で絞って干そうと思った時
(べらんだのかーてんをあけてしまったことにきづきました)
ベランダのカーテンを開けてしまった事に気付きました
(まあばれないだろうとおもいながらさえぎるものがなにもないちじょうさんじゅっかいからみおろし)
まあバレないだろうと思いながら遮るものが何もない地上30階から見下ろし
(べらんだでおおきくしんこきゅうしたそのしゅんかん)
ベランダで大きく深呼吸したその瞬間
(なんだかぞくっとするさむけにおそわれました)
何だかゾクッとする寒気に襲われました
(いやなけはいはどうやらべらんだのましたからわきあがってくる)
嫌な気配はどうやらベランダの真下から湧き上がってくる
(ようにかんじましたおそるおそるしたをのぞいてみるといっけんのあかいやねのあぱーとが)
ように感じました。恐る恐る下を覗いてみると一軒の赤い屋根のアパートが
(めにはいりましたさらにめをこらしてみるとそのあぱーとのまどから)
目に入りました。更に目を凝らしてみるとそのアパートの窓から
(まちがいなくじょせいのかおがじっとこちらをにらみかえしてくるのがみえました)
間違いなく女性の顔がじっとこちらを睨み返してくるのが見えました
(ひゃくめーとるはなれたこのばしょからみてもかみはぼさぼさで)
100メートル離れたこの場所から見ても髪はボサボサで
(じんじょうではないふんいきがひしひしとつたわってきました)
尋常ではない雰囲気がヒシヒシと伝わってきました