左手小指と左手薬指の特訓【菜の花畑と鰆】
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問題文
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(まるでふつかよいだわさわらのうたうたいすぎたかしらさくやすねのあざかぞえてたあなたにさ)
まるで二日酔いだわ鰆の歌うたいすぎたかしら昨夜脛のあざ数えてたあなたにさ
(はなしかけられずにいたのさだってあまりにいたそうでふれられなかったさわらみたいに)
話しかけられずにいたのさだってあまりに痛そうで触れられなかった鰆みたいに
(しゃざいはさけにながされあまおとがごまかしてくれたあなたのひとりごとそこまでおぼえてる)
謝罪は酒に流され雨音がごまかしてくれたあなたのひとりごとそこまで覚えてる
(いなぜんぜんわすれてないわさわらがひかってたさかなへんにはるとかいてさわらとよめないあなた)
否全然忘れてないわ鰆が光ってたさかなへんにはると書いて鰆と読めないあなた
(たらがはいったぱっくのうらにしろみざかなとかいてあることがきにいらないのかしらさいしょは)
鱈が入ったパックの裏に白身魚と書いてあることが気に入らないのかしら最初は
(さかなやさんのまえでながいあいだたちどまっていたわたしたちさわらはみてたずっとほおづえしてさ)
魚屋さんの前で長い間立ち止まっていたわたしたち鰆は見てたずっと頬杖してさ
(そんなことかたりだしたなのはなばたけのしゃしんたなのうえからさわらなみのてごわさでさわたしきづいた)
そんな事語り出した菜の花畑の写真棚の上から鰆並みの手ごわさでさ私気付いた
(よわないあなたにつられてすこしゆだんしてたみたいだわさわらがとなりにいたはずなんだが)
酔わないあなたにつられて少し油断してたみたいだわ鰆が隣にいたはずなんだが
(さわらにわさびをこっそりれいぞうこのさけをはんばーぐにじかせいそーすをこっそりたけつるを)
鰆にわさびをこっそり冷蔵庫の酒をハンバーグに自家製ソースをこっそり竹鶴を
(ああたねあかしわたしとしたことがさわらはあせってたべらべらなわたしとふりだしたあめながめ)
ああ種明かし私としたことが鰆は焦ってたべらべらなわたしと降り出した雨眺め
(たしかにたけつるはへってたがてんがいったあなたそっとさわらさわりしずかにしおこうじなじませた)
たしかに竹鶴は減ってた合点がいったあなたそっと鰆触り静かに塩麹なじませた
(ざんねんそうなかおごめんなさいさわらのうたのかしさえでてこないだまってしまったわたしを)
残念そうな顔ごめんなさい鰆の歌の歌詞さえ出てこない黙ってしまったわたしを
(みずににじんだあなたみてるまさかここはあのかつうらのしろなのかあたまゆらぐけしきかすむ)
水ににじんだあなたみてるまさかここはあの勝浦の城なのか頭揺らぐ景色かすむ
(かめのせにのりわたったしまにはおんせんがたくさんわいていてさわらもしらないせかいだった)
カメの背に乗り渡った島には温泉がたくさん湧いていて鰆も知らない世界だった
(ゆけむりかきわけぜんしんはぐれないようにてはなさないでくださいなふあんならさわらのうたを)
湯煙かきわけ前進はぐれないように手はなさないでくださいな不安なら鰆の歌を
(あかさたなさわらはまやらわさわらさしすせそさわらわさびあなたとわたしとさわらこれからもさわら)
あかさたな鰆はまやらわ鰆さしすせそ鰆わさびあなたとわたしと鰆これからも鰆
(たまたまきてたかみさまにでくわしててれたわたしあいさつわすれあなたのうしろにみをかくす)
たまたま来てた神様に出くわして照れたわたし挨拶忘れあなたの後ろに身を隠す
(かみさまをあいてにざつだんをはじめたあなたなんだかふわふわしてきたわたしさんばんをうたいだす)
神様を相手に雑談を始めたあなた何だかふわふわしてきたわたし三番を歌い出す
(どこからやってきたまだらもようさごしがささやくみずのうわさあてにせずさかはしろうぜぜんりょくで)
どこからやって来たまだら模様さごしが囁く水の噂あてにせず坂走ろうぜ全力で
(かぜがうなってたなみがないていたかわぞこははてがないわけではないさかがやきはきよさしょうしょうで)
風が唸ってた波が鳴いていた川底は果てがないわけではないさ輝きは清さ少々で
など
(まばたきといっしょにほしがとんださわらのきらめきにもどったわたしあなたわらってたさわらさわり)
まばたきと一緒に星が飛んだ鰆のきらめきに戻ったわたしあなた笑ってた鰆触り
(あめはすぐやんだらしいまどのそとはたぶんさっきとかわらないせかいさわらになみだおとさないで)
雨はすぐ止んだらしい窓の外は多分さっきと変わらない世界鰆に涙落とさないで
(せーたーのしあわせいろがなのはなばたけとまざりあってあなたはどこだわたしはさがした)
セーターのしあわせ色が菜の花畑と混ざり合ってあなたはどこだわたしは探した
(さわらはここだならばあなたはここだしらふのわたしはあなたのあざかぞえながらねむった)
鰆はここだならばあなたはここだ素面のわたしはあなたのあざ数えながら眠った