聖母マリアの子供2

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(それから1ねんがたったときおきさきさまはふたたびおとこのこをうみました。)

それから1年が立った時お妃様は再び男の子を産みました。

(そしてよるにせいぼまりあがふたたびおきさきさまのところにきていいました。)

そして夜に聖母マリアが再びお妃様のところに来て言いました。

(「おまえがきんじられたとびらをあけたとこくはくするなら、おまえのこどもをかえし)

「お前が禁じられた扉を開けたと告白するなら、お前の子供を返し

(おまえのしたのしばりをといてやろう。しかしおまえがつみをつづけ、ひていするなら)

お前の下の縛りを解いてやろう。しかしお前が罪を続け、否定するなら

(このあかんぼうもわたしといっしょにつれていきますよ。」おきさきさまはふたたび)

この赤ん坊も私と一緒に連れて行きますよ。」お妃様は再び

(「わたしはきんじられたとびらをあけませんでした。」といいました。するとせいぼは)

「私は禁じられた扉を開けませんでした。」と言いました。すると聖母は

(おきさきさまのうでからあかんぼうをとりあげ、てんごくにいってしまいました。)

お妃様の腕から赤ん坊を取り上げ、天国に行ってしまいました。

(つぎのあさ、このこどももきえてしまったとき、きっとおきさきさまはこどもをむさぼりくって)

次の朝、この子供も消えてしまった時、きっとお妃様は子供を貪り食って

(しまったのだとひとびとはかなりおおごえでいいました。そしておうさまのそうだんやくたちは)

しまったのだと人々はかなり大声で言いました。そして王様の相談役たちは

(おきさきさまをさいばんにかけなくてはいけないとようきゅうしました。ところが)

お妃様を裁判にかけなくてはいけないと要求しました。ところが

(おうさまはおきさきさまをとてもふかくあいしていたのでそれをしんじようとはしませんでした。)

王様はお妃様をとても深く愛していたのでそれを信じようとはしませんでした。

(そしてそうだんやくたちにそれについてもうなにもいうな、いえばくびをはねるぞ、)

そして相談役たちにそれについてもう何もいうな、言えばくびをはねるぞ、

(とめいじました。)

と命じました。

(つぎのとし、おきさきさまはうつくしいむすめをうみました。そしてふたたびせいぼまりあはよるに)

次の年、お妃様は美しい娘を産みました。そして再び聖母マリアは夜に

(おきさきさまのところにきて「わたしについてきなさい。」といい、おきさきさまのてをとり、)

お妃様のところに来て「私についてきなさい。」と言い、お妃様の手を取り、

(てんごくへみちびきました。そしてそこでおきさきさまのうえのふたりのこどもたちをみせました。)

天国へ導きました。そしてそこでお妃様の上の2人の子供たちを見せました。

(こどもたちはおきさきさまにほほえみ、そのせかいのぼーるであそんでいました。)

子供たちはお妃様に微笑み、その世界のボールで遊んでいました。

(それでおきさきさまがよろこんでいると、せいぼまりあはいいました。)

それでお妃様が喜んでいると、聖母マリアは言いました。

(「おまえのこころはまだやわらがないのか?おまえがきんじられたとびらをあけたとみとめれば)

「お前の心はまだ和らがないのか?お前が禁じられた扉を開けたと認めれば

(おまえのふたりのむすこをかえしてやろう。」しかしさんどめもおきさきさまはこたえました。)

お前の2人の息子を返してやろう。」しかし三度目もお妃様は答えました。

など

(「いいえ、わたしはきんじられたとびらをあけませんでした。」)

「いいえ、私は禁じられた扉を開けませんでした。」

(するとせいぼまりあはおきさきさまをちじょうにかえし、まえとおなじように3ばんめのこどもを)

すると聖母マリアはお妃様を地上に返し、前と同じように3番目の子供を

(とってしまいました。)

とってしまいました。

(つぎのあさ、こどもがいなくなったことがひろくつたわると、ひとびとはみなおおごえでさけびました。)

次の朝、子供がいなくなったことが広く伝わると、人々は皆大声で叫びました。

(「おきさきさまはひとくいだ!さいばんにかけなくちゃ!」)

「お妃様は人喰いだ!裁判にかけなくちゃ!」

(そしておうさまはもうそうだんやくたちをおさえておけなくなりました。さいばんがおこなわれ、)

そして王様はもう相談役たちを抑えておけなくなりました。裁判が行われ、

(おきさきさまはじぶんをべんごして、こたえることができなかったのでひあぶりのけいが)

お妃様は自分を弁護して、答えることができなかったので火炙りの軽が

(せんこくされました。)

宣告されました。

(きがあつめられ、くいにしっかりしばられ、ひがまわりでもえはじめたとき)

木が集められ、杭にしっかり縛られ、火が周りで燃え始めた時

(おきさきさまのほこりのかたいこおりがとけました。こうかいのきもちでいっぱいで)

お妃様の誇りの硬い氷が溶けました。後悔の気持ちでいっぱいで

(おきさきさまはおもいました。)

お妃様は思いました。

(「しぬまえにとびらをあけたとこくはくできさえすればよいのに・・・」)

「死ぬ前に扉を開けたと告白できさえすれば良いのに…」

(するとこえがもどってきて、おおごえでいいました。)

すると声が戻ってきて、大声で言いました。

(「はい、まりあさま、とびらをあけました。」とたんにあめがそらからふりそそぎ、)

「はい、マリア様、扉を開けました。」途端に雨が空から降り注ぎ、

(ひをけしました。ひとすじのひかりがおきさきさまのうえにふりそそぎ、せいぼまりあが)

火を消しました。一筋の光がお妃様の上に降り注ぎ、聖母マリアが

(そばにふたりのむすこをしたがえ、あかんぼうをうでにだいておりてくると、)

そばに2人の息子を従え、赤ん坊を腕に抱いて降りてくると、

(やさしくかたりかけていいました。)

優しく語りかけて言いました。

(「つみをくいあらためみとめるものはゆるされます。」)

「罪を悔い改め認めるものは許されます。」

(それから3にんのこどもたちをわたし、したのしばりをとき)

それから3人の子供たちを渡し、舌の縛りを解き

(おきさきさまがいっしょうしあわせにくらしていけるようにやくそくしました。)

お妃様が一生幸せに暮らしていけるように約束しました。

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