根無し花
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歌詞(問題文)
(ぼやけたろじうらのじべたにさく)
ぼやけた路地裏の 地べたに咲く
(なのないきれいなはな)
名の無い きれいな花
(かおりにさそわれていづる)
香りに誘われて 出づる
(なるはらのむし)
鳴る 腹の虫
(くつのおとがむなしくひびく)
靴の音が 虚しく響く
(なぐまちをたゆたう)
凪ぐ街を 揺蕩う
(あおいそらこどくなたびしがくのと)
青い空 孤独な旅 志学の徒
(えがくみらいにきゅうさいを)
描く未来に 救済を
(みのがしたかこにはせいさいを)
見逃した過去には 制裁を
(ゆらぐそのおくばをかみしめた)
揺らぐ その奥歯を 噛みしめた
(はなはまつろをしるのでした)
花は 末路を 知るのでした
(すきまよりのぞいたそれは)
隙間より覗いたそれは
(かわらない、でもかくじつに)
変わらない、でも確実に
(きえたかつてのおもかげは)
消えたかつての面影は
(あたたかくやさしいものでした。)
暖かく優しいものでした。
(「ほんをよむならいいかもね」)
「・・・・・・本を読むならいいかもね」
(いきをのむ、むらさき、ねなしばな)
息を飲む、紫、根無し花
(まどろみからさめずさまよいゆく)
微睡みから覚めず 彷徨い行く
(てにひきずられおきる)
手に引きすられ 起きる
(ゆめならばよかったとおもい)
夢ならば良かったと 思い
(かぶりをふった)
頭(かぶり)を振った
(ほそいからだをかきだいた)
細い体を かき抱いた
(きおくからけしていた)
記憶から 消していた
(あかいまちさびたにおい)
朱い街 サビた匂い
(さばくむしたちのばんさんを)
■■■虫たちの 晩餐を
(すきまよりのぞいたそれは)
隙間より 覗いたそれは
(かわらない、でもかくじつに)
変わらない、でも確実に
(きえたかつてのおもかげは)
消えた かつての面影は
(あたたかくやさしいものでした。)
暖かく優しいものでした。
(たがえたことばのいさかいと)
違えた 言葉の諍いと
(かけたあのひのにちじょうと)
欠けた あの日の日常と
(すくいなきちょうちょのはねに)
掬い無き 蝶々の羽に
(やがてくずれおちたねなしはな)
やがて 崩れ落ちた 根無し花
(おひさまもねむりについて)
お日様も 眠りについて
(さがりくるやみよのとばり)
下がり来る 闇夜の帳
(ぬけたおくばのちをなめた)
抜けた 奥歯の血を 舐めた
(いつまでもやまぬいたみのなみ)
いつまでも 止まぬ 痛みの波
(かれたうたいちめんのはね)
枯れたウタ いちめんのはね
(もどりくるひえるろじうら)
戻り来る 冷える路地裏
(すりきれたひざをかかえた)
擦り切れた 膝を抱えた
(すずをぬうしおれたねなしばな)
すずをぬう 萎れた 根無し花