石の種明かし
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歌詞(問題文)
(あめふるきおくにかささした)
雨降る記憶に傘差した
(ふきちるつぼみにみをつけた)
吹き散る蕾に実を付けた
(このままかれはてきえゆくまえに)
このまま枯れ果て消えゆく前に
(きづいたこちらをみつめるかげに)
気づいた此方を見つめる翳に
(あやしくかがやくうみのむこう)
妖しく輝く海の向こう
(みつめるかげはしばられるよう)
見つめる翳は縛られるよう
(それでもうみだすいくたのいしは)
それでも 生み出す幾多の石は
(みがけばかがやくあらがねで)
磨けば輝く 鉱で
(みずかきがのびたなら)
水かきが伸びたなら
(およげるのに)
泳げるのに
(はねがのびたなら)
羽が伸びたなら
(とんでゆけるのに)
飛んでゆけるのに
(いしからつくったみをすこしてわたした)
石から作った実を少し 手渡した
(とかいとうかいまかがやいて)
渡海 豆果 今輝いて
(まわるつるにはきづかないで)
回る蔓には気付かないで
(そかいそうかいまみたされた)
素懐 そうか 今満たされた
(きえゆくあしにきづいたけど)
消えゆく足に気付いたけど
(まだかくすとき)
まだ隠すとき
(みがわりのうたとそのこえを)
身代わりの歌とその声を
(きみがきらめいてつながれたよる)
君が煌めいて繋がれた夜
(うまれたおととかげとぼくのために)
生まれた音と 影と 僕の為に
(はやされたものとはやすもの)
囃された者と囃す者
(そめられたおとでうけつがれゆく)
染められた音で 受け継がれ行く
(きょぎのしんこうはげほうさまとなる)
虚偽の信仰は外法様と成る
(さいをもちあわせたら)
才を持ち合わせたら
(つながるのに)
繋がるのに
(ぎをもちあわせたら)
技を持ち合わせたら
(つながれるのに)
繋がれるのに
(ふたりのととうかくをせいし)
二人の徒党 覚を醒し
(こころうたう)
心歌う
(きみのほうがいまかがやいて)
君の方が 今輝いて
(はやるきもちにさげすまされ)
逸る気持ちに蔑まされ
(もういっかい)
もう一回
(そうさてをとりあって)
そうさ 手を取り合って
(ひびかせろよこのことのはを)
響かせろよ 此の言の葉を
(どれだけまえかもわすれたけれど)
どれだけ前かも忘れたけれど
(あおぐこえがきこえたから)
仰ぐ声が聞こえたから
(あなたがすすむそのあしもとは)
あなたが進むその足元は
(まだたどれるはずだ)
まだ辿れるはずだ
(みえなくなったてすべるくち)
見えなくなった手 滑る口
(しめつけるのはだれのせいか?)
締め付けるのは誰の所為か?
(かくれたはなのいたみごと)
隠れた花の痛みごと
(おしてつめこむ)
押して詰め込む
(いしのたねあかし)
石の種明かし
(とかいとうかいまかがやいて)
渡海 豆果 今輝いて
(まわるはぐるまよはまりだせ)
回る歯車よ嵌り出せ
(せかいよさあきけこのこえを)
世界よ さあ聞けこの声を
(きえゆくあしよいまうごきだせ)
消えゆく足よ 今動き出せ
(いまあかすとき)
今 明かすとき