大脱走

(ひるはさながらでぃすとぴあ)

昼はさながらディストピア

(だれのゆめにつかえているんだちていじん)

誰の夢に仕えているんだ地底人

(いのることもつみらしい)

祈ることも罪らしい

(ほざけばかばか)

ほざけ馬鹿馬鹿

(ゆくあてはないという)

ゆくあては無いと云う

(それもじじつひとごとごとのしじつ)

それも事実他人事の史実

(むさぼるくちにおめかし)

貪る口に御粧し

(おまえのばんだばんだ)

お前の番だ番だ

(そのふところはひんそう)

その懐は貧相

(されどはらへるのうはむじんぞう)

されど腹減る脳は無尽蔵

(はしたかねがにあいのしゅじんこう)

はした金が似合いの主人公

(ひにやけていこうぜ)

日に焼けて行こうぜ

(まくあけろぶらいんど)

幕開けろブラインド

(どれもおまえのふゅーちゃー)

どれもお前のフューチャー

(いかりひかりあうぷらいど)

怒り光り合うプライド

(どれがおまえのしょうたい)

どれがお前の正体

(きけよそのむねはばくばくとふるえている)

聞けよその胸はバクバクと震えている

(くらがりにあきかけている)

暗がりに飽きかけている

(なあいまよりましさ)

なあ　今よりマシさ

(どこにいこうが)

何処に行こうが

(どこにいこうが)

何処に行こうが

(すなあらしのでぃざすたーしょう)

砂嵐のディザスターショウ

(これでくえるめしがあってたまるか)

これで食える飯が在ってたまるか

(あさむかえてもせいばいげーむ)

朝迎えても成敗ゲーム

(ねるよばかばか)

寝るよ馬鹿馬鹿

(こたえはながいといのはて)

答えは永い問いの果て

(つづるきじょうこころにげきじょう)

綴る机上心に劇場

(かりものじゃばれちゃうんだぜ)

借り物じゃバレちゃうんだぜ

(おまえのばんだばんだ)

お前の番だ番だ

(こどくなるあじてーたー)

孤独なるアジテーター

(ことばのむくろとおどるせいじゃ)

言葉の骸と踊る生者

(きのうまでのことはきいていない)

昨日までのことは聞いていない

(これからはどうしたい)

これからはどうしたい

(さらけだせぶらいんど)

曝け出せブラインド

(どれもおまえのふゅーちゃー)

どれもお前のフューチャー

(ゆらぎおぼろげなぶれいヴ)

揺らぎ朧げなブレイヴ

(いきているならばけっこう)

生きているならば結構

(ひかげあびすぎてがちがちにひえたたましい)

日陰浴び過ぎてガチガチに冷えた魂

(くるいざこうとはせたひびへ)

狂い咲こうと馳せた日々へ

(なあいまからどうだい)

なあ今からどうだい

(てをのばせるかい)

手を伸ばせるかい

(だれのためにこさえてきたからだ)

誰のためにこさえてきた身体

(いしのろうにきざんだひび)

石の牢に刻んだ日々

(それはくだらないほど)

それはくだらない程

(かがやきをますものがたりだ)

輝きを増す物語だ

(まくあけろぶらいんど)

幕開けろブラインド

(どれもおまえのふゅーちゃー)

どれもお前のフューチャー

(いかりひかりあうぷらいど)

怒り光り合うプライド

(どれがおまえのしょうたい)

どれがお前の正体

(きけよそのむねはばくばくとふるえている)

聞けよその胸はバクバクと震えている

(くらがりにあきかけている)

暗がりに飽きかけている

(なあいまよりましさ)

なあ今よりマシさ

(かたりつくせぬまいんど)

語り尽くせぬマインド

(どれもおまえらしいや)

どれもお前らしいや

(いけよひかれあうぶれいヴ)

行けよ惹かれ合うブレイヴ

(はるかでまたあおうぜ)

遥かでまた逢おうぜ

(きけよそのむねはばくばくとふるえている)

聞けよその胸はバクバクと震えている

(まぶしさをおぼえている)

眩しさを覚えている

(なあいまよりましさ)

なあ今よりマシさ

(どこにいこうか)

何処に行こうか

(どこにいこうか)

何処に行こうか