【2ch洒落怖】『くねくね』第3者ver
●「くねくね」
・田んぼの向こう側におり、白くてクネクネ動く
・正体を知ると、精神に異常をきたすとされている
・2010年に映画化された(『クネクネ』)
↓『くねくね』本人?ver
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問題文
(わたしのおとうとからきいたほんとうのはなしです。)
私の弟から聞いた本当の話です。
(おとうとのともだちの、ａくんのじったいけんだそうです。)
弟の友達の、a君の実体験だそうです。
(ａくんがこどものころ、ａくんのおにいさんといっしょに、)
a君が子供の頃、a君のお兄さんと一緒に、
(おかあさんのいなかへあそびにいきました。)
お母さんの田舎へ遊びに行きました。
(そとははれていて、たんぼがみどりにおいしげっていました。)
外は晴れていて、田んぼが緑に生い茂っていました。
(せっかくのいいてんきなのに、なぜかふたりはそとであそぶきが)
せっかくのいい天気なのに、なぜか二人は外で遊ぶ気が
(しなくて、いえのなかであそんでいました。)
しなくて、家の中で遊んでいました。
(ふと、おにいさんがたちあがり、まどのところへいきました。)
ふと、お兄さんが立ち上がり、窓の所へ行きました。
(ａくんもつづいて、まどへすすみました。)
a君も続いて、窓へ進みました。
(おにいさんのしせんのほうこうをおいかけてみると、)
お兄さんの視線の方向を追いかけてみると、
(ひとがみえました。まっしろなふくをきたひとで、)
人が見えました。真っ白な服を着た人で、
(おとこなのかおんななのか、そのきょりではよくわからない)
男なのか女なのか、その距離ではよく分からない
(ひとがたっています。あんなところで、なにをしているのかな)
人が立っています。あんな所で、何をしているのかな
(とおもいながらみてみると、そのしろいふくのひとは、)
と思いながら見てみると、その白い服の人は、
(くねくねとうごきはじめました。)
クネクネと動き始めました。
(おどりかなと、そうおもったしゅんかん、)
踊りかなと、そう思った瞬間、
(そのしろいひとはふしぜんなほうこうにからだをまげたのです。)
その白い人は不自然な方向に体を曲げたのです。
(とても、にんげんとはおもえないかんせつのまげかたです。)
とても、人間とは思えない間接の曲げ方です。
(くねくねくねくねと、からだをまげています。)
クネクネクネクネと、体を曲げています。
(ａくんはきみがわるくなり、おにいさんにはなしかけました。)
a君は気味が悪くなり、お兄さんに話しかけました。
(「ねえ、あれなんだろう。おにいちゃん、みえるよね」)
「ねえ、あれ何だろう。お兄ちゃん、見えるよね」
(すると、おにいさんも「わからない」とこたえました。)
すると、お兄さんも「分からない」と答えました。
(ですがこたえたちょくご、おにいさんは)
ですが答えた直後、お兄さんは
(あのしろいひとがなんなのか、わかったようです。)
あの白い人が何なのか、分かったようです。
(「おにいちゃんには、わかったんでしょ。おしえて」と)
「お兄ちゃんには、分かったんでしょ。教えて」と
(ａくんがきいたのですが、おにいさんは「わかった。)
a君が聞いたのですが、お兄さんは「分かった。
(でも、わからないほうがいい」といって、)
でも、分からない方がいい」と言って、
(おしえてくれませんでした。)
教えてくれませんでした。
(あれは、いったいなんだったのでしょうか。)
あれは、一体なんだったのでしょうか。
(いまでも、ａくんにはわからないそうです。)
今でも、a君には分からないそうです。
(「おにいさんに、もういちどきけばいいじゃないか」と、)
「お兄さんに、もう一度聞けばいいじゃないか」と、
(わたしはおとうとにいってみました。)
私は弟に言ってみました。
(これだけでは、わたしもなんだかしょうかふりょうですから。)
これだけでは、私も何だか消化不良ですから。
(すると、おとうとがこういったんです。)
すると、弟がこう言ったんです。
(「ａくんのおにいさん、いま、ちてきしょうがいに)
「a君のお兄さん、今、知的障害に
(なっちゃってるんだよ」と。)
なっちゃってるんだよ」と。