【2ch洒落怖】『リンフォン』2

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プレイ回数814難易度(3.7) 3463打 長文 長文モードのみ
色々な動物に変形する玩具「リンフォン」で遊んでいると…
【2006年5月13日に投稿された体験談】

●リンフォン
・正二十面体
・動く仕掛けがほどこされており、色々な動物に変形する
・rinfoneを並び替えると、inferno(地獄)になる

●アナグラム
・つづり字の位置を変えて、別の語句をつくること

前回→https://typing.twi1.me/game/351573
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順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 tetsumi 5118 B+ 5.3 96.3% 668.0 3553 134 99 2024/10/02

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問題文

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(りんふぉんをかったつぎのひはげつようびだったので、)

リンフォンを買った次の日は月曜日だったので、

(いっしょにれすとらんでばんめしをたべると、すぐきたくした。)

一緒にレストランで晩飯を食べると、すぐ帰宅した。

(「げつようび」)

「月曜日」

(しごとがおわっていえにかえりついたら、)

仕事が終わって家に帰り着いたら、

(かのじょからでんわがあった。)

彼女から電話があった。

(「ゆうくん、あれすごいよ。)

「ユウくん、あれ凄いよ。

(りんふぉんってほんとぱずるってかんじで、)

リンフォンってほんとパズルって感じで、

(どうぶつのかたちになっていくの。)

動物の形になっていくの。

(しごとちゅうもそればっかりあたまにあって、てにつかないの。)

仕事中もそればっかり頭にあって、手につかないの。

(まじで、へたなてれびげーむよりおもしろい」と、)

マジで、下手なテレビゲームより面白い」と、

(いっぽうてきにこうふんしながらかのじょはしゃべっていた。)

一方的に興奮しながら彼女はしゃべっていた。

(でんわをきったあと、がぞうつきのめーるがきた。)

電話を切ったあと、画像付きのメールが来た。

(りんふぉんをにぎっているかのじょのりょうてがうつっており、)

リンフォンを握っている彼女の両手が写っており、

(りんふぉんからはくまのとうぶのようなものと、)

リンフォンからは熊の頭部のような物と、

(あしがにほんみえていた。)

足が二本見えていた。

(おれは「よくできてるなあ」とかんしんし、)

俺は「良く出来てるなあ」と感心し、

(そんなかんそうをめーるでおくり、やがてそのひはねた。)

そんな感想をメールで送り、やがてその日は寝た。

(「かようび」)

「火曜日」

(しごとのかえりみちをくるまでいどうしていると、)

仕事の帰り道を車で移動していると、

(かのじょからめーるがきた。「まじでおもしろい。)

彼女からメールがきた。「マジで面白い。

など

(きのうてつやでりんふぉんをいじってたら、)

きのう徹夜でリンフォンをいじってたら、

(とうとうくまができた。みにきてよ」)

とうとう熊が出来た。見に来てよ」

(というようなないようだった。おれはくしょうしながらも、)

というような内容だった。俺は苦笑しながらも、

(くるまのしんろをかのじょのいえへとむけた。)

車の進路を彼女の家へと向けた。

(「なあ、てつやしたっていってたけど、)

「なあ、徹夜したって言ってたけど、

(しごとにはいったのか」つくなりおれがそうきくと、)

仕事には行ったのか」着くなり俺がそう聞くと、

(「いったいった。でも、おかげでこーひーのみすぎて)

「行った行った。でも、おかげでコーヒー飲み過ぎて

(きもちわるくなったけど」と、かのじょがこたえた。)

気持ち悪くなったけど」と、彼女が答えた。

(てーぶるのうえには、よんほんあしですこしくびをあげた、)

テーブルの上には、四本足で少し首を上げた、

(くまのかたちになったりんふぉんがあった。)

熊の形になったリンフォンがあった。

(「おお、まじですごいな、これ。)

「おお、マジで凄いな、コレ。

(しくみはどうやってできてんだろ」)

仕組みはどうやって出来てんだろ」

(「すごいでしょう。ほんとはまるよ、これ。)

「凄いでしょう。ほんとハマるよ、コレ。

(つぎはこのくまからたかになるはずなんだよね。)

次はこの熊から鷹になるはずなんだよね。

(さっそくやろうかなとおもって」)

早速やろうかなと思って」

(「おいおい、さすがにきょうはてつやとかするなよ。)

「おいおい、流石に今日は徹夜とかするなよ。

(あしたでいいじゃん」)

明日でいいじゃん」

(「それもそうだね」とかのじょはいい、)

「それもそうだね」と彼女は言い、

(かんたんなてりょうりをふたりでたべて、そのひはかえった。)

簡単な手料理を二人で食べて、その日は帰った。

(ちなみに、いいわすれたが、)

ちなみに、言い忘れたが、

(りんふぉんはだいたいそふとぼーるくらいのおおきさだ。)

リンフォンは大体ソフトボールくらいの大きさだ。

(「すいようび」)

「水曜日」

(つうきんがえりに、こんどはおれからめーるした。)

通勤帰りに、今度は俺からメールした。

(ちゃんとねたのか、そのたもろもろのことについて)

ちゃんと寝たのか、その他もろもろのことについて

(めーるすると、「きのうはちゃんとねたよ。)

メールすると、「昨日はちゃんと寝たよ。

(いまからかえって、つづきをするんだ」とへんしんがきた。)

今から帰って、続きをするんだ」と返信がきた。

(そしてよるのじゅういちじくらいだったか。)

そして夜の十一時くらいだったか。

(おれがげーむにむちゅうになっていると、)

俺がゲームに夢中になっていると、

(またがぞうつきのめーるがきた。)

また画像付きのメールが来た。

(「たかができたよー。ほんとうにりある。)

「鷹が出来たよー。本当にリアル。

(これつくったひと、まじてんさいじゃない」)

これ作った人、マジ天才じゃない」

(めーるをひらくと、つばさをひろげたたかのかたちをした)

メールを開くと、翼を広げた鷹の形をした

(りんふぉんがうつっていた。)

リンフォンが写っていた。

(しろうとのおれからみても、せいこうなつくりだった。)

素人の俺から見ても、精巧なつくりだった。

(いまにもはばたきそうなたかが、そこにいた。)

今にも羽ばたきそうな鷹が、そこにいた。

(もちろんがんぐだし、あるていどはでこぼこしているが。)

もちろん玩具だし、ある程度はデコボコしているが。

(それでもよくできていた。)

それでも良く出来ていた。

(「すげー。あとはさかなのみじゃん。)

「スゲー。あとは魚のみじゃん。

(でもむちゅうになりすぎずに、ゆっくりつくれよなー」)

でも夢中になり過ぎずに、ゆっくりつくれよなー」

(とへんしんし、やがてねむった。)

と返信し、やがて眠った。

(「もくようび」)

「木曜日」

(よるにおれがふろからあがると、けいたいがなった。)

夜に俺が風呂から上がると、携帯が鳴った。

(かのじょから、さっきでんわしたのかときかれた。)

彼女から、さっき電話したのかと聞かれた。

(「いいや、してないけど。どうかしたのか」)

「いいや、してないけど。どうかしたのか」

(「ごふんほどまえから、さんじゅうびょうかんかくくらいで)

「五分ほど前から、三十秒感覚くらいで

(ちゃくしんがくるの。つうわをおしても、)

着信が来るの。通話を押しても、

(なんかまちのざっとうのざわざわみたいな、)

なんか街の雑踏のザワザワみたいな、

(おおぜいのはなしごえみたいなのがきこえて、すぐきれるの。)

大勢の話し声みたいなのが聞こえて、すぐ切れるの。

(それでちゃくしんをみたら、ふつうならあいてのばんごうだったり、)

それで着信を見たら、普通なら相手の番号だったり、

(ひつうちなのかとか、こうしゅうでんわとかがでるよね。)

非通知なのかとか、公衆電話とかが出るよね。

(でもそのちゃくしんをみたら「かなた」ってでるの。)

でもその着信を見たら「彼方」って出るの。

(こんなのとうろくもしていないのに。きもちわるくて」)

こんなの登録もしていないのに。気持ち悪くて」

(「そうか。そっちにいったほうがいいか」)

「そうか。そっちに行ったほうがいいか」

(「いや、いいよ。きょうはでんげんをきってねるから」)

「いや、いいよ。今日は電源を切って寝るから」

(「そっか。まあ、なんかのこんせんじゃないかなあ。)

「そっか。まあ、なんかの混線じゃないかなあ。

(ところで、りんふぉんはさかなになったのか」)

ところで、リンフォンは魚になったのか」

(「ああ、あれもうすぐできるよ。)

「ああ、アレもうすぐ出来るよ。

(おわったら、ゆうくんにもかしてあげようか」)

終わったら、ユウくんにも貸してあげようか」

(「うん、たのしみにしてるよ」)

「うん、楽しみにしてるよ」

(「きんようび」)

「金曜日」

(きみょうなでんわのこともきになったおれは、)

奇妙な電話のことも気になった俺は、

(かのじょにでんわして、いえへいくことになった。)

彼女に電話して、家へ行くことになった。

(りんふぉんはほぼさかなのかたちをしており、)

リンフォンはほぼ魚の形をしており、

(あとはせびれやおびれをつけたすと、)

あとは背ビレや尾ビレを付け足すと、

(かんせいというふうにみえた。)

完成というふうに見えた。

(「ひるに、またへんなでんわがあったんだって」)

「昼に、また変な電話があったんだって」

(「うん。ひるやすみにぱんをたべていたら)

「うん。昼休みにパンを食べていたら

(けいたいがなって、こんどはひつうちだったからでたの。)

携帯が鳴って、今度は非通知だったから出たの。

(つうわをおしてみると、「だして」って)

通話を押してみると、「出して」って

(おおぜいのだんじょのこえがきこえて、そこできれた」)

大勢の男女の声が聞こえて、そこで切れた」

(「やっぱり、こんせんかいたずらかなあ。)

「やっぱり、混線かイタズラかなあ。

(あした、けいたいがいしゃにいっしょにいってみるか」)

明日、携帯会社に一緒に行ってみるか」

(「そうだね。そうしようか」)

「そうだね。そうしようか」

(そのあとは、「りんふぉんってほんとうに)

そのあとは、「リンフォンって本当に

(すごいがんぐだよな」ってはなしをしながら、)

凄い玩具だよな」って話をしながら、

(さかなをかんせいさせるためにいろいろいじくっていたが、)

魚を完成させるために色々いじくっていたが、

(なかなかおびれとせびれのだしかたがわからない。)

なかなか尾ビレと背ビレの出し方が分からない。

(「やっぱりさいごのさいごだからむずかしくしてんのかなあ」)

「やっぱり最後の最後だから難しくしてんのかなあ」

(とかいいあいながら、しくはっくしていた。)

とか言い合いながら、四苦八苦していた。

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