【2ch洒落怖】『首なし地蔵』1

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プレイ回数711難易度(4.3) 2856打 長文 長文モードのみ
【2010年2月18日に投稿された体験談】

●首なし地蔵
・あるサラリーマンに蹴り壊されて、首がなくなった
・首なし地蔵は計5体
・地蔵の前を通ると、「首を寄越せ」という不気味な声が聞こえる

●ケイドロ&氷オニ
・鬼ごっこの一種
・ケイドロ→警察と泥棒に分かれ、警察に捕まると牢屋に入る
 氷オニ→鬼に捕まると、その場所から動けない
・いずれも、逃走中の仲間に触れられると、再び逃走できる

●缶蹴り
・かくれんぼに、缶を蹴る動作が加わったもの
・缶の周りに○を書き、隠れる者の一人が缶を蹴って、
 鬼がそれを元に戻す間に隠れる。鬼に捕まると○に入り、
 仲間が缶を蹴ると、捕まっていた全員は再び隠れることができる

次回→https://typing.twi1.me/game/364445
順位 名前 スコア 称号 打鍵/秒 正誤率 時間(秒) 打鍵数 ミス 問題 日付
1 berry 8085 8.1 98.8% 342.7 2805 34 73 2024/03/18
2 おっ 8049 8.3 96.5% 337.8 2820 101 73 2024/03/19
3 蛍☆ 7973 8.5 93.7% 330.6 2825 189 73 2024/03/19
4 HAKU 7757 8.0 96.9% 355.9 2850 89 73 2024/04/21
5 subaru 7312 7.6 95.2% 366.2 2818 140 73 2024/04/23

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問題文

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(しょうがくせいのころ、きんじょのこうえんで)

小学生の頃、近所の公園で

(まいにちあそんでくれたおにいさんがいた。)

毎日遊んでくれたお兄さんがいた。

(そのひとは、みんなから「せみのにいさん」)

その人は、みんなから「セミの兄さん」

(とよばれていて、いっしょにさっかーをしたり)

と呼ばれていて、一緒にサッカーをしたり

(むしとりをしたり、どんなあそびにも)

虫取りをしたり、どんな遊びにも

(つきあってくれた。)

付き合ってくれた。

(じぶんはそのころ、とかいからてんこうしてきてまもなく、)

自分はその頃、都会から転校して来て間もなく、

(そのおにいさんのことをほとんどしらなかったのだが、)

そのお兄さんのことをほとんど知らなかったのだが、

(あそべばあそぶほどにふしぎなふんいきをもつひとだとおもった。)

遊べば遊ぶほどに不思議な雰囲気を持つ人だと思った。

(「すごくものしりだなー」とおもうときもあれば、)

「すごく物知りだなー」と思う時もあれば、

(「え、こんなこともしらないの」とおどろくこともあった。)

「え、こんなことも知らないの」と驚くこともあった。

(あるとしのなつやすみに、せみとりようにかいぞうした)

ある年の夏休みに、セミ採り用に改造した

(さんぼんがさねのむしとりもうをつかって、)

三本重ねの虫取り網を使って、

(そこらじゅうでじーじーないていたせみを)

そこら中でジージー鳴いていたセミを

(あっというまにすべてつかまえて、)

あっという間に全て捕まえて、

(せみのなきごえでうるさかったばしょを)

セミの鳴き声でうるさかった場所を

(うそのようにちんもくさせてしまったというぶゆうでんをきき、)

嘘のように沈黙させてしまったという武勇伝を聞き、

(それがかれのあだなのゆらいだとしった。)

それが彼のあだ名の由来だと知った。

(しょうがくせいにとっては、いつでもあそんでくれる)

小学生にとっては、いつでも遊んでくれる

(たのしいあそびあいてだったが、おとなたちには)

楽しい遊び相手だったが、大人達には

など

(「いいとししてしごともせず、だいじょうぶなのかしら」)

「いい歳して仕事もせず、大丈夫なのかしら」

(などと、しろいめでみられていたので、)

などと、白い目で見られていたので、

(すこしふくざつなきぶんになることもあった。)

少し複雑な気分になることもあった。

(あるひ、いつものこうえんにあそびにいくと、)

ある日、いつもの公園に遊びに行くと、

(せみのにいさんのまわりにたくさんのこどもたちがあつまっていた。)

セミの兄さんの周りに沢山の子供たちが集まっていた。

(けいどろやかんけり、こおりおになどのあそびをするときは、)

ケイドロや缶蹴り、氷オニなどの遊びをする時は、

(じゅうにんいじょうのおおにんずうになることもあるが、)

十人以上の大人数になることもあるが、

(せみのにいさんのまわりにはあきらかににじゅうにんちかくはおり、)

セミの兄さんの周りには明らかに二十人近くはおり、

(そのなかのはんぶんはきんじょのともだちで、)

その中の半分は近所の友達で、

(もうはんぶんはみしらぬかおだった。)

もう半分は見知らぬ顔だった。

(どうやらとなりまちのだんちにある、)

どうやら隣町の団地にある、

(やまのもりにあそびにいくらしく、)

山の森に遊びに行くらしく、

(せみのにいさんがとなりまちのしょうがくせいもあつめて、)

セミの兄さんが隣町の小学生も集めて、

(みんなでいこうということになったようだ。)

みんなで行こうということになったようだ。

(そのとうじは、がっくがいへのいどうについては)

その当時は、学区外への移動については

(がっこうであまりちゅういをうけておらず、)

学校であまり注意を受けておらず、

(じてんしゃさえあればじゅっkmていどのいどうは)

自転車さえあれば十km程度の移動は

(さほどもんだいではなかった。)

さほど問題ではなかった。

(そのばにいただいぶぶんのめんばーがいくことになり、)

その場にいた大部分のメンバーが行くことになり、

(せみのにいさんをせんとうに、となりまちのだんちへしゅっぱつした。)

セミの兄さんを先頭に、隣町の団地へ出発した。

(このとき、せみのにいさんのじてんしゃをこぐすぴーどが)

この時、セミの兄さんの自転車をこぐスピードが

(めちゃくちゃはやくて、おれらはいきをきらしながら)

めちゃくちゃ速くて、俺らは息を切らしながら

(「やべーよ、なんであんなにはえーんだよ」)

「やべーよ、何であんなにはえーんだよ」

(などといいながら、なんとかついていった。)

などと言いながら、なんとか付いて行った。

(おれらがもくてきちにとうちゃくしたのは、およそにじゅっぷんごで、)

俺らが目的地に到着したのは、およそ二十分後で、

(さらにごふんほどまつと、ぜんいんがとうちゃくした。)

更に五分ほど待つと、全員が到着した。

(せみのにいさんは、みんなにむかっておおごえでいった。)

セミの兄さんは、みんなに向かって大声で言った。

(「これからもりにはいるけど、ここはやばいばしょだから)

「これから森に入るけど、ここはヤバい場所だから

(ぜったいにひとりでこうどうしちゃだめだからな」)

絶対に一人で行動しちゃダメだからな」

(せみのにいさんについてきたれんちゅうのほとんどは、)

セミの兄さんに付いて来た連中のほとんどは、

(このだんちにあるやまの「ゆうめいなうわさ」をしっていた。)

この団地にある山の「有名な噂」を知っていた。

(うっそうとしたもりのなかのみちをすすむと、)

鬱蒼とした森の中の道を進むと、

(「くびなしじぞう」とよばれるじぞうがある。)

「首なし地蔵」と呼ばれる地蔵がある。

(よっぱらったさらりーまんがじぞうのくびをけりこわし、)

酔っ払ったサラリーマンが地蔵の首を蹴り壊し、

(そののろいでさらりーまんのいっかは)

その呪いでサラリーマンの一家は

(かじでぜんいんしんでしまったのだが、)

火事で全員死んでしまったのだが、

(いまでもそのじぞうのまえをとおると、)

今でもその地蔵の前を通ると、

(「くびをよこせ、くびをよこせ、くびをよこせ」)

「首を寄越せ、首を寄越せ、首を寄越せ」

(というぶきみなこえがきこえるらしい。)

という不気味な声が聞こえるらしい。

(となりまちにあるおれらのしょうがっこうにも、)

隣町にある俺らの小学校にも、

(そのうわさはながれてきており、)

その噂は流れてきており、

(おもしろはんぶんにじょしにはなすとおおげさにこわがられ、)

面白半分に女子に話すと大げさに怖がられ、

(がっこうのせんせいやおやたちも、このうわさをしっていた。)

学校の先生や親たちも、この噂を知っていた。

(「ここ、まいにちがっこうにいくときにとおってるけど、)

「ここ、毎日学校に行く時に通ってるけど、

(そんなこえ、いままでいっかいもきこえたことないぜ」)

そんな声、今まで一回も聞こえたことないぜ」

(となりまちのkというだんしがそういったものの、)

隣町のkという男子がそう言ったものの、

(やはりぜんいんきょうみがあるらしく、)

やはり全員興味があるらしく、

(かくいうじぶんも「くびなしじぞう」が)

かくいう自分も「首なし地蔵」が

(ほんとうにあるのかどうかを、)

本当にあるのかどうかを、

(じぶんのめでみてたしかめたいとつよくおもっていた。)

自分の目で見て確かめたいと強く思っていた。

(いまにしてみると、それがまちがいだった。)

今にしてみると、それが間違いだった。

(せみのにいさんをせんとうに、じゅうにんいじょうのおおにんずうで)

セミの兄さんを先頭に、十人以上の大人数で

(くびなしじぞうをめざしてもりのなかをすすんでいった。)

首なし地蔵を目指して森の中を進んで行った。

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