ゴーゴリ 狂人日記 - 3
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳
関連タイピング
-
五十音を打ち終わる時間で勝負!あなたは何秒!?
プレイ回数820万 短文かな137打 -
テトリスのサビだけを30秒で打て!!!!!!!!!!
プレイ回数1万 歌詞かな30秒 -
めっちゃいい曲....
プレイ回数6.5万 歌詞かな200打 -
テトリスサビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プレイ回数24万 歌詞かな167打 -
上級者向けタイピングゲームだよ
プレイ回数5.3万 長文かな822打 -
テクノロジー系で作りましたっ!ちょっと難しめです!
プレイ回数2365 長文かな959打 -
打ち切れたら天才だ
プレイ回数7.8万 歌詞540打 -
先入観系です!ちょっと難しめですっ!
プレイ回数1386 長文かな1079打
問題文
ふりがな非表示
ふりがな表示
(これにはまったくおどろいた。)
これには全く驚いた。
(だがじつをいえば、ちかごろおれにはときどき、)
だが実を言えば、近頃おれには時々、
(ひとにはきいたりみたりできないようなことが、)
ひとには聞いたり見たり出来ないようなことが、
(よくみえたりきこえたりするのだ。)
よく見えたり聞えたりするのだ。
(「ようし」とおれははらのなかでうなずいた。)
『ようし』とおれは肚の中でうなずいた。
(「ひとつあとをつけていって、あのいぬころのすじょうをつきとめて、)
『ひとつ後をつけて行って、あの犬ころの素性を突きとめて、
(いったいあいつがどんなことをかんがえていやがるか、しらべあげてくれよう。」)
一体あいつがどんなことを考えていやがるか、調べあげてくれよう。』
(そこでおれはかさをひろげて、ふたりのふじんのあとについてあるきだした。)
そこでおれは傘をひろげて、二人の婦人の後について歩き出した。
(ふたりはごろーほわやがいへとおりぬけると、めしちゃんすかやがいへまがり、)
二人はゴローホワヤ街へ通り抜けると、メシチャンスカヤ街へ曲り、
(そこからすとりゃーるなやがいへでて、こくーしゅきんばしにかかるてまえで、)
そこからストリャールナヤ街へ出て、コクーシュキン橋にかかる手前で、
(やっとおおきないえのまえでたちどまった。)
やっと大きな家の前で立ちどまった。
(「このいえならしってるわい」と、おれはくちのなかでつぶやいた。)
『この家なら知ってるわい』と、おれは口の中で呟やいた。
(「ずヴぇるこふのもちいえだ。」)
『ズヴェルコフの持家だ。』
(まったくすてきもないいえだ!)
まったく素敵もない家だ!
(およそここにすんでいないしゅるいのにんげんはない--)
凡そここに住んでいない種類の人間はない--
(りょうりおんなやおのぼりれんがどのくらいいることか!)
料理女やお上り連がどの位いることか!
(こちとらなかまのかんりにいたっては、)
こちとら仲間の官吏にいたっては、
(まるでいぬころのようにうじゃうじゃとかさなりあって、おしあいへしあいだ。)
まるで犬ころのようにうじゃうじゃと重なり合って、押し合い圧し合いだ。
(おれのともだちがひとりここにすんでいるが、そいつはらっぱのめいじんだ。)
おれの友達が一人ここに住んでいるが、そいつは喇叭の名人だ。
(くだんのふじんれんはごかいへあがっていった。)
件の婦人連は五階へ上がって行った。
など
(「これでよし。」とおれはかんがえた。)
『これでよし。』とおれは考えた。
(「いまははいらなくてもこうしていどころさえつきとめておけば、)
『今は入らなくてもこうして居所さえつきとめておけば、
(いざというときには、ちゃんとやくにたつからなあ。」)
いざという時には、ちゃんと役にたつからなあ。』