依頼 -2

cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | berry | 7499 | 光 | 7.6 | 97.9% | 433.1 | 3316 | 68 | 74 | 2025/04/01 |
2 | はく | 7071 | 王 | 7.4 | 95.4% | 454.5 | 3376 | 162 | 74 | 2025/03/19 |
3 | Jyo | 4812 | B | 4.9 | 97.2% | 670.4 | 3320 | 94 | 74 | 2025/04/03 |
4 | じゅん | 3982 | D++ | 4.1 | 95.2% | 795.0 | 3334 | 168 | 74 | 2025/04/01 |
関連タイピング
-
Mrs.GREEN APPLEの青と夏です!
プレイ回数8万歌詞1030打 -
タイピング練習に関する長文です
プレイ回数9.3万長文1159打 -
10秒以内に打てたら指が神ってる!(?)
プレイ回数6785154打 -
Mrs.グリンアップルのライラックのサビ曲タイピングです
プレイ回数8448歌詞かな173打 -
プレイ回数348歌詞かな300秒
-
毎月このシリーズを出します。
プレイ回数899長文492打 -
長文を練習するためのタイピングです。
プレイ回数377長文931打 -
プレイ回数346歌詞かな263打
問題文
(さんかい?なんのみせがはいっていたかおもいだそうとする。)
三階?何の店が入っていたか思い出そうとする。
(が、びるのがいかんのなかでもほとんどいんしょうにのこっていない。)
が、ビルの外観の中でもほとんど印象に残っていない。
(かいだんをあがりきるとししょうがどあのまえでまっていた。)
階段を上りきると師匠がドアの前で待っていた。
(おやゆびをたててそのどあにかかれているもじをさししめしている。)
親指を立ててそのドアに書かれている文字を指し示している。
(「おがわちょうさじむしょ」)
「小川調査事務所」
(そうよめた。ひかえめなじたいと、おおきさだった。)
そう読めた。控え目な字体と、大きさだった。
(「こんちわー」)
「こんちわー」
(ししょうはのっくのあと、のぶをひねってどあをひらけはなった。)
師匠はノックのあと、ノブを捻ってドアを開け放った。
(しゅんかん、こーひーのにおいがびこうにただよう。)
瞬間、コーヒーの匂いが鼻腔に漂う。
(さっぷうけいなしつないはですくがいくつかと、いろとりどりのふぁいるが)
殺風景な室内はデスクがいくつかと、色とりどりのファイルが
(おしこまれてるすちーるだながおくにみえた。)
押し込まれてるスチール棚が奥に見えた。
(それからいりぐちやですくのそばにはちうえのかんようしょくぶつ。)
それから入口やデスクのそばに鉢植えの観葉植物。
(いちばんおくのですくにくんだあしをのせてしょるいをめくっていただんせいが)
一番奥のデスクに組んだ足を乗せて書類をめくっていた男性が
(「おお」とこえをあげる。)
「おお」と声を上げる。
(ここにいるのはそのひとだけのようだ。)
ここにいるのはその人だけのようだ。
(「いらいにんは?」)
「依頼人は?」
(ししょうがちかづいていく。)
師匠が近づいていく。
(「まだだ。さいきんかおをみせなかったな」)
「まだだ。最近顔を見せなかったな」
(だんせいはしょるいをですくにほうりなげ、いすからたちあがる。)
男性は書類をデスクに放り投げ、椅子から立ち上がる。
(「しごともないのに、こんなところにくるかよ」)
「仕事もないのに、こんなところに来るかよ」
(「つめたいな、そういうなよ。・・・・・こーひーのむか」)
「冷たいな、そう言うなよ。・・・・・コーヒー飲むか」
(こーひーめーかーのそばにむかいながら、だんせいはぼくのほうをみた。)
コーヒーメーカーのそばに向かいながら、男性は僕の方を見た。
(「きみはだれ?」)
「キミは誰?」
(というか、あなたがだれですか。)
というか、あなたが誰ですか。
(ここはもしかしてこうしんじょというやつだろうか。よくわからないてんかいだ。)
ここはもしかして興信所というやつだろうか。よく分からない展開だ。
(「じょしゅだ。じゃまはしない」とししょう。)
「助手だ。邪魔はしない」と師匠。
(「へえ。こんびをかえたのか、なつおから」)
「へえ。コンビを変えたのか、夏雄から」
(だんせいはこーひーをぼくのまえにさしだす。)
男性はコーヒーを僕の前に差しだす。
(「きみも、みえるわけか」)
「キミも、見えるわけか」
(めがねのおくのめが、ねぶみするようにほそめられた。)
眼鏡の奥の目が、値踏みするように細められた。
(「みえるよ。それはほしょうする」)
「見えるよ。それは保証する」
(かってにししょうにほしょうされてもこまるが、どうやられいかんのことを)
勝手に師匠に保証されても困るが、どうやら霊感のことを
(いってるらしいのはわかった。)
言ってるらしいのはわかった。
(それぞれがてにもったこーひーのかっぷがからになるあいだ、)
それぞれが手に持ったコーヒーのカップが空になる間、
(ぼくはいちおうのせつめいをうけた。めのまえのだんせいはおがわちょうさじむしょのしょちょう、)
僕は一応の説明を受けた。目の前の男性は小川調査事務所の所長、
(おがわさん。たったひとりのしょいんでもある。)
小川さん。たった一人の所員でもある。
(「みてのとおりのれいさいこうしんじょだ。)
「見ての通りの零細興信所だ。
(したうけのしたうけみたいなしごとばかりまわってくるかいしゃのごみだめ」)
下請けの下請けみたいな仕事ばかり回ってくる会社のゴミ溜め」
(とはおがわさんほんにんのだん。)
とは小川さん本人の談。
(このおがわさんはししょうとあさからぬかんけいにあるとすいそくされるくろたにという)
この小川さんは師匠と浅からぬ関係にあると推測される黒谷という
(ぼくとおなじだいがくのせんぱいとしんせきかんけいにあるらしい。)
僕と同じ大学の先輩と親戚関係にあるらしい。
(そのくろたにが、おがわちょうさじむしょにもちこまれたしごとのなかでも)
その黒谷が、小川調査事務所に持ち込まれた仕事の中でも
(あらごとかんけいのものをときどきてつだわされていたらしいのだが、あるときから)
荒事関係のものを時々手伝わされていたらしいのだが、ある時から
(くろたににしょうかいされたししょうがそのばいとにくわわるようになったのだそうだ。)
黒谷に紹介された師匠がそのバイトに加わるようになったのだそうだ。
(「あらごとに?」)
「荒事に?」
(そうきくと、ふたりともわらっていた。)
そう訊くと、二人とも笑っていた。
(「おばけだよ」)
「オバケだよ」
(おがわさんがかっぷをちかくのですくにおいてはんかちでくちのまわりをふいた。)
小川さんがカップを近くのデスクに置いてハンカチで口の周りを拭いた。
(こうしんじょのしごとは、おもにしんようちょうさ。ほうじんのざいさんやうんえいじったいをしらべたり、)
興信所の仕事は、おもに信用調査。法人の財産や運営実態を調べたり、
(こじんのそこうちょうさやうわきちょうさ。)
個人の素行調査や浮気調査。
(それからけいさつにはみつけられないひとさがし。)
それから警察には見つけられない人捜し。
(ぼくのひんこんないめーじでは、けっこんあいてやそのしんるいのことを)
僕の貧困なイメージでは、結婚相手やその親類のことを
(きんじょにききこんでまわるこーとすがたのだんせいがいちばんにうかんでくる。)
近所に聞き込んで回るコート姿の男性が一番に浮かんでくる。
(さまざまなないようのいらいが、なかばだめもとでもちこまれてくるなかで、)
様々な内容の依頼が、半ばダメもとで持ち込まれてくる中で、
(とうぜんはんざいにからむことはうけられないし(ねんのためききなおすと、)
当然犯罪に絡むことは受けられないし(念のため聞き直すと、
(めんどくさそうに「うん、けいもだめだ」とおがわさんはいった。)
めんどくさそうに「うん、軽も駄目だ」と小川さんは言った。
(このへんがれいさいのひあいなのかもしれない)、それからしゃしんをみせて)
この辺が零細の悲哀なのかも知れない)、それから写真を見せて
(「このねこがうちのかだんをあらすからこらしてめてくれ」といった、)
「この猫がうちの花壇を荒らすから凝らしてめてくれ」といった、
(しようもないしごともきほんてきにはうけない。)
しようもない仕事も基本的には受けない。
(こうしんじょをしんようせず、さいていげんのじょうほうさえくれないいらいにんもおおい。)
興信所を信用せず、最低限の情報さえくれない依頼人も多い。
(なかにはれんらくさきさえおしえてくれないいらいにんもいたそうだ。)
中には連絡先さえ教えてくれない依頼人もいたそうだ。
(「ひつようがあればこちらかられんらくをとる」といって。)
「必要があればこちらから連絡をとる」と言って。
(そういうときはていちょうにおかえりいただくしかない。)
そういうときは丁重にお帰りいただくしかない。
(「それから、いらいないようがふかかいなけーす」)
「それから、依頼内容が不可解なケース」
(おがわさんは「おてあげ」というようにおどけたぽーずをとり、)
小川さんは「お手上げ」というようにおどけたポーズを取り、
(むねのぽけっとをさぐる。)
胸のポケットを探る。
(「ごねんまえにしんだはずのちちが、せいぜんちかしかったゆうじんたちのまえにすがたをみせて)
「五年前に死んだはずの父が、生前親しかった友人たちの前に姿を見せて
(おかねのむしんをしてまわったらしいけれど、どうしてむすめのわたしのところへ)
お金の無心をして回ったらしいけれど、どうして娘の私のところへ
(きてくれないのか?ちちにもういちどあいたい。さがしてほしい。)
来てくれないのか?父にもう一度会いたい。捜してほしい。
(・・・・・なんて、しるかよ!こせきとうほんとって、「たしかにしんでますから、)
・・・・・なんて、知るかよ!戸籍謄本取って、「確かに死んでますから、
(ごきぼうにはそわないけっかになってもうしわけありません」っていって)
ご希望には沿わない結果になって申し訳ありません」って言って
(きほんりょうきんだけもらってぎょうむかんりょうだよ。いちにちもかからないしごとだ。)
基本料金だけ貰って業務完了だよ。一日も掛からない仕事だ。
(らくだけどわりにあわないね」)
楽だけど割に合わないね」
(たばこにひをつけて、ふかくいきをはく。)
煙草に火をつけて、深く息を吐く。