依頼 -5-(完)
師匠シリーズ
以前cicciさんが更新してくださっていましたが、更新が止まってしまってしまったので、続きを代わりにアップさせていただきます。
cicciさんのアカウント
https://typing.twi1.me/profile/userId/130158
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| 順位 | 名前 | スコア | 称号 | 打鍵/秒 | 正誤率 | 時間(秒) | 打鍵数 | ミス | 問題 | 日付 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | だったかもしれな | 7005 | 王 | 7.2 | 97.1% | 209.4 | 1511 | 44 | 36 | 2026/02/16 |
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問題文
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(おがわさんはじっとししょうのよこがおをみつめたあと、「わかった」といった。)
小川さんはじっと師匠の横顔を見つめた後、「わかった」と言った。
(「あとはまかせろ」)
「あとはまかせろ」
(おがわさんはいらいらとあしをうごかしながらいすにすわっているいらいにんのもとへ)
小川さんはイライラと足を動かしながら椅子に座っている依頼人の元へ
(ひとりでもどっていった。)
一人で戻って行った。
(いらいにんがわめきながらさっていったあと、)
依頼人が喚きながら去って行った後、
(ようやくしずかになったじむしょでぼくらはいきをついた。)
ようやく静かになった事務所で僕らは息をついた。
(「けいさつへは?」)
「警察へは?」
(ししょうがですくにこしをのっける。)
師匠がデスクに腰を乗っける。
(「あとで、とくめいでじょうほうていきょうしておく」)
「あとで、匿名で情報提供しておく」
(おがわさんがつかれたようなこえをだした。)
小川さんが疲れたような声を出した。
(そしてたばこにひをつけながらだれにともなくきく。)
そして煙草に火をつけながら誰にともなく訊く。
(「あかんぼうは?まだいるのか」)
「赤ん坊は?まだいるのか」
(ししょうがしせんをぼくにうかいさせる。)
師匠が視線を僕に迂回させる。
(「ついて、でていきました。いっしゅんだったけど、たぶん」)
「ついて、出ていきました。一瞬だったけど、多分」
(ふぅ、とけむりをはきだしておがわさんはむねのまえでじゅうじをきるまねをする。)
ふぅ、と煙を吐き出して小川さんは胸の前で十字を切る真似をする。
(いらいにんにここにしょうかいしたたかやそうごうりさーちというこうしんじょは、)
依頼人にここに紹介したタカヤ総合リサーチという興信所は、
(もともとおがわさんがしょぞくしていたことがあるらしく、よくこんなしごとを)
元々小川さんが所属していたことがあるらしく、よくこんな仕事を
(まわしてくれるのだそうだ。)
回してくれるのだそうだ。
(そのたかやそうごうりさーちからでんわがはいった。)
そのタカヤ総合リサーチから電話が入った。
(おがわさんがあかるいこえでやりとりをしたあと、じゅわきをおく。)
小川さんが明るい声でやりとりをしたあと、受話器を置く。
など
(「おばけっぽくないけーすだったけど、いちはらじょしのだいろっかんがはたらいたんだと」)
「オバケっぽくないケースだったけど、市原女子の第六感が働いたんだと」
(いちはらさんというめいぶつじむいんがいるそうだ。)
市原さんという名物事務員がいるそうだ。
(きいたところによるとせわすきなおばさんといういんしょう。)
聞いたところによると世話好きなオバサンという印象。
(「いちはらさん、ふぁいんぷれーだったな」)
「市原さん、ファインプレーだったな」
(ししょうがおかしげにいった。)
師匠がおかしげに言った。
(おがわさんがさいふをとりだしてせんえんさつをなんまいかししょうのむなもとにちかづける。)
小川さんが財布を取り出して千円札を何枚か師匠の胸元に近づける。
(「きょうはわるかったな。あしだいだ。けっしょくがわるいぞ。ちゃんとくえ」)
「今日は悪かったな。足代だ。血色が悪いぞ。ちゃんと食え」
(「ありがとう」)
「ありがとう」
(ししょうはむぞうさにそれをしまう。)
師匠は無造作にそれを仕舞う。
(「ばいとするきがあるなら、めいしをつくっといてあげるよ」)
「バイトする気があるなら、名刺を作っといてあげるよ」
(おもいきりふていきだけど。)
おもいきり不定期だけど。
(そういっておがわさんはあんがいまじめなかおであくしゅをもとめてきた。)
そう言って小川さんは案外真面目な顔で握手を求めてきた。
(ぼくはそのてをにぎる。)
僕はその手を握る。
(「したうけのしたうけのばいとのじょしゅだ」)
「下請けの下請けのバイトの助手だ」
(そのよこでししょうがてをたたいてそんなことをいいながら)
その横で師匠が手を叩いてそんなことを言いながら
(やけにはしゃいでたのをよくおぼえている。)
やけにはしゃいでたのをよく覚えている。