第Ⅲ部 近世・近代概観
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問題文
(16せいきはせかいのいったいかのはじまりのじだいといわれる)
16世紀は「世界の一体化の始まり」の時代といわれる
(あめりかたいりくがせかいてきこうえきもうにくみいれられこうりゅうのはんいがちきゅうのだいぶぶんにかくだい)
アメリカ大陸が世界的交易網に組み入れられ、交流の範囲が地球の大部分に拡大
(じょうりゅうかいそうのみならずいっぱんしょみんのせいかつもせかいけいざいとかかわりをふかめていった)
上流階層のみならず一般庶民の生活も、世界経済とかかわりを深めていった
(16せいきにはじまったせかいだいのむすびつきはこんにちのぐろーばるかへとつながっている)
16世紀に始まった世界大の結びつきは、今日のグローバル化へと繋がっている
(よーろっぱしょうにんとげんちのせいけんやしょうにんはきょうりょくすればこうそうもするふくざつなかんけいだった)
ヨーロッパ商人と現地の政権や商人は、協力すれば抗争もする複雑な関係だった
(16せいきいこうのかっぱつなちょうきょりこうえきをささえたのはぎんのぞうさんであった)
16世紀以降の活発な長距離交易を支えたのは、銀の増産であった。
(ひなわじゅうやたいほうなどよーろっぱのしんかきがあじあかくちのしんこうせいけんのせいりつをささえた)
火縄銃や大砲などヨーロッパの新火器が、アジア各地の新興政権の成立を支えた
(せかいのこうえきのしゅやくはおおきくへんかしそれがしょちいきかんのちからかんけいをおおきくかえる)
世界の交易の主役は大きく変化し、それが諸地域間の力関係を大きく変える
(せかいのいったいかのじだいはどうじにこうえきのりえきをめぐるはげしいきょうそうのじだいであった)
世界の一体化の時代は、同時に交易の利益をめぐる激しい競争の時代であった
(こっかないぶのまとまりがしだいにつよまりたいがいてきたいこういしきもたかまってくるじだいである)
国家内部のまとまりが次第に強まり、対外的対抗意識も高まってくる時代である
(16せいきいこうちゅうおうしゅうけんてきなこっかのけいせいやそれらのたいりつこうそうがおおきなもんだいとなる)
16世紀以降、中央集権的な国家の形成やそれらの対立抗争が大きな問題となる