毎日タイピング練習-長文編51

(あざやかなはながらのゆかたが、みぎへひだりへかけていく。)

鮮やかな花柄の浴衣が、右へ左へ駆けていく。

(ほんのすうひゃくめーとるが、ゆうわくだらけのだいぼうけん。)

ほんの数百メートルが、誘惑だらけの大冒険。

(にんきのきゃらくたーのかおがずらりとならんでいる。)

人気のキャラクターの顔がズラリと並んでいる。

(あつあつのたこやきは、おいしいけれどすこしきけんだ。)

熱々のたこ焼きは、美味しいけれど少し危険だ。

(すぐにたちどまるものだから、なかなかまえにすすめない。)

すぐに立ち止まるものだから、なかなか前に進めない。

(みずふうせんをゆらすたび、ぱちゃぱちゃとすずしいおとがきこえる。)

水風船を揺らす度、ぱちゃぱちゃと涼しい音が聞こえる。

(りんごあめをじょうずにたべきるのは、しなんのわざだ。)

りんご飴を上手に食べきるのは、至難の業だ。

(きんぎょすくいならぬ、めだかすくいというやたいもあるらしい。)

金魚すくいならぬ、メダカすくいという屋台もあるらしい。

(まいごのおとこのこをみつけたので、いっしょにおやをさがしてあげた。)

迷子の男の子を見つけたので、一緒に親を探してあげた。

(まっかなしたとまっさおなしたをみせあって、くすくすわらった。)

真っ赤な舌と真っ青な舌を見せ合って、くすくす笑った。

(ふだんはおしゃれなとおりが、そーすのにおいとけむりでいっぱい。)

普段はお洒落な通りが、ソースの匂いと煙でいっぱい。

(さいきんのちょこばななは、めにいたいほどからふるだ。)

最近のチョコバナナは、目に痛いほどカラフルだ。

(きんきんにひえたらむねをいっぽん、きょうだいでわけあう。)

キンキンに冷えたラムネを一本、兄弟で分け合う。

(はじめてみるやたいのまえでは、さいふのひももゆるくなる。)

初めて見る屋台の前では、財布の紐も緩くなる。

(いせいのいいかけごえをひきつれて、りっぱなみこしがとおりすぎていった。)

威勢のいい掛け声を引き連れて、立派な神輿が通り過ぎていった。

(むかしのどうきゅうせいとさいかいできて、まるでどうそうかいのようなきぶんだ。)

昔の同級生と再会できて、まるで同窓会のような気分だ。

(すまほのかめらではなびをきれいにとるには、ちょっとこつがいる。)

スマホのカメラで花火を綺麗に撮るには、ちょっとコツがいる。

(６００えんのおこのみやきか、４００えんのやきそばか。)

600円のお好み焼きか、400円の焼きそばか。

(「おまけだよ」といって、たこやきをひとつ ふやしてくれた。)

「おまけだよ」と言って、たこ焼きを一つ 増やしてくれた。

(やきとうもろこしをかれしのまえでたべるのは、すこしはずかしい。)

焼きトウモロコシを彼氏の前で食べるのは、少し恥ずかしい。