天罰有れかしと願う

(きぼうひぼうちゅうしょう)

希望　誹謗中傷

(そしょうさしょうひがいしゃ)

訴訟　詐称　被害者

(だいちゅうしょうすくいもないひけんしゃかんしゅうまえ)

大中小　救いもない被験者　観衆前

(ねがうほどみらいなどないみらいなどないんだ)

願うほど未来などない　未来などないんだ

(きぼうと２つ３つかないやしないりそうをそうぞうして)

希望と2つ3つ叶いやしない理想を想像して

(りょうてをあわせていのっている)

両手を合わせて祈っている

(だれかのえがいただれかのつごういいぞうけい)

誰かの描いた　誰かの都合いい造形

(あなたのなまえはなに)

貴方の名前は何

(こわしてしまえ)

壊してしまえ

(ゆめのみまちがいにみらいなどないのだ)

夢の見間違いに未来などないのだ

(こわしてしまえ)

壊してしまえ

(あいのかけちがいにすがってしまうというなら)

愛のかけ違いに縋ってしまうというなら

(てんばつを)

天罰を

(このみにあまるくらいはてしないばつを)

この身に余るくらい果てしない罰を

(くだしてよなあぼくをしかってくれ)

下してよ　なあ僕を叱ってくれ

(じゅんばんまちのひとなみをかたでおしのけて)

順番待ちの人波を肩で押しのけて

(きょうもあすゆきのさいしゅうびんにぼくはのった)

今日も明日行きの最終便に僕は乗った

(もしもこのぼくがかみさまだったら)

もしもこの僕が神様だったら

(すべてふりおとしひきずりまわすだろう)

全て振り落とし　引きずりまわすだろう

(こわしてしまえ)

壊してしまえ

(このできそこないはこたえやしないのだ)

この出来損ないは答えやしないのだ

(こわしてしまえ)

壊してしまえ

(ひとがなりかわったひとあらざるすべてに)

人が成り代わった人非ざる全てに

(てんばつを)

天罰を

(このみにあまるくらいはてしないばつを)

この身に余るくらい果てしない罰を

(くだしてよそこにいるなら)

下してよ　其処にいるなら

(こわしてしまえ)

壊してしまえ

(あすのいきちがいにみらいなどないのだ)

明日の行き違いに未来などないのだ

(こわしてしまえ)

壊してしまえ

(あいのかけちがいにすがってしまうというなら)

愛のかけ違いに縋ってしまうというなら

(てんばつを)

天罰を

(このみにあまるくらいはてしないばつを)

この身に余るくらい果てしない罰を

(くだしてよなあぼくをしかってくれ)

下してよ　なあ僕を叱ってくれ

(もういいだろなあぼくをしかってくれ)

もういいだろ　なあ僕を叱ってくれ