ダカールの日の演説

(ひろげることができると、なぜしんじられないのか？)

広げることが出来ると、なぜ信じられないのか？

(われわれはちきゅうをひとのてでよごすなといっている。)

我々は地球を人の手で汚すなと言っている。

(てぃたーんずはちきゅうにたましいをひかれたひとびとのあつまりで、)

ティターンズは地球に魂を引かれた人々の集まりで、

(ちきゅうをくいつぶそうとしているのだ。)

地球を食いつぶそうとしているのだ。

(ひとはながいあいだ、ちきゅうというゆりかごのなかでたわむれてきた。)

人は長い間、地球という揺り籠の中で戯れてきた。

(しかし！ときはすでにじんるいをちきゅうからすだたせるときがきたのだ。)

しかし！時はすでに人類を地球から巣立たせる時が来たのだ。

(そのごにいたってはなぜじんるいどうしがたたかい、)

その後に至ってはなぜ人類同士が戦い、

(ちきゅうをおせんしなければならないのだ。)

地球を汚染しなければならないのだ。

(ちきゅうをしぜんのゆりかごのなかにもどし、 にんげんはそらでじりつしなければ、)

地球を自然の揺り籠の中に戻し、 人間は宇宙(そら)で自立しなければ、

(ちきゅうはみずのわくせいではなくなるのだ。)

地球は水の惑星では無くなるのだ。

(このだかーるさえさばくにのみこまれようとしている。)

このダカールさえ砂漠に飲み込まれようとしている。

(それほどちきゅうはつかれきっている。)

それほど地球は疲れきっている。

(いま、だれもがこのうつくしいちきゅうをのこしたいとかんがえている。)

今、誰もがこの美しい地球を残したいと考えている。

(ならばじぶんのよっきゅうをはたすためだけに、 ちきゅうにきせいちゅうのようにへばりついて、)

ならば自分の欲求を果たす為だけに、 地球に寄生虫のようにへばりついて、

(よいわけがない。)

良い訳がない。

(げんにてぃたーんずはこのようなときにせんとうをしかけてくる。)

現にティターンズはこのような時に戦闘を仕掛けてくる。

(みるがいい、このぼうきょなこういを。)

見るがいい、この暴挙な行為を。

(かれらはかつてのちきゅうれんぽうからふくれあがり、 さからうものはすべてあくとしょうしているが)

彼らはかつての地球連邦から膨れ上がり、 逆らうものは全て悪と称しているが

(それこそあくであり、じんるいをすいたいさせているといいきれる。)

それこそ悪であり、人類を衰退させていると言い切れる。

(てれびをごらんのかたがたはおわかりになるはずだ。)

テレビをご覧の方々はお分かりになる筈だ。

(これがてぃたーんずのやりかたなのです。)

これがティターンズのやり方なのです。

(われわれがぎかいをぶりょくでせいあつしたのもわるいのです。)

我々が議会を武力で制圧したのも悪いのです。

(しかし、てぃたーんずはこのぎかいにじぶんたちのみかたとなる)

しかし、ティターンズはこの議会に自分たちの味方となる

(ぎいんがいるにもかかわらずはかいしようとしている。)

議員がいるにも関わらず破壊しようとしている。